こんにちは。めいげつです。

青の都サマルカンドであったり、最近観光ビザが不要になったりと最近よく聞くようになったけれど、ウズベキスタンはまだまだ未知の国。具体的なイメージがわかない……と言う方も多いと思います。

僕は9月下旬に1週間ほどの旅程で中央アジアの未知の国ウズベキスタンを一人で旅行したのですが、この時に現地で気づいたことをシェアします。

これからウズベキスタンに(一人)旅行する方に役立つヒントもあるかもしれません。

【重要】新型コロナウィルスの流行に伴い、各地で入国制限および入国後の隔離等の対策がとられています。詳細は各国大使館等のページを確認していただくとともに、各国の感染症危険状況については、外務省の海外安全ホームページ等をご確認ください。

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ウズベキスタン旅行の前に知っておきたいこと

空気が乾燥している。

ブハラのとある路地裏
ブハラのとある路地裏

ウズベキスタンの町は大抵砂漠のど真ん中にあります。特にオアシス都市であるサマルカンド、ブハラ、ヒヴァなどが顕著です。

砂漠性気候の地域は昼夜夏冬の寒暖差が激しく、夏は気温40度超えるが冬は氷点下にまで下がる……ということもザラです。ただ、僕が行った9月下旬は適度に暖かく過ごしやすかったです。

さらに砂漠なので、空気は非常に乾燥しています。

僕はタシケントで空気の乾燥度合いを強く感じました。不思議なことに、サマルカンドやブハラではそうでもなかったのですが(観光に夢中だったからでしょうか……?)。

一応化粧水程度は持って行ったのですが、町を歩いているとまあ肌が乾燥する。少しですがピリピリしてきます。目の乾燥も激しかったです(涙が止まらない、という程ではなかったですが)。

ですが一方、空気に水分が少ないお陰で、日本では広がりがちだった僕の癖っ毛のワガママっぷりは、ウズベキスタンでは鳴りを潜めていました。

ちなみに天気は、サマルカンド観光をした日以外はすべて晴れでした(サマルカンドでも3日目は快晴でした)!

タクシー運転手のぼったくりに注意

ウズベキスタンのジザフにあるガソリンスタンド
タシケント~サマルカンドの間の町ジザフ(Jizzax)近郊にあるガソリンスタンド

タクシー。ウズベキスタン旅行者にはポピュラーな交通手段です。

タクシー運転手は基本的に空港や駅、主要な観光地(サマルカンドならレギスタン広場)の近くで縄張りを張っています。そこに何も知らない観光客が迷い込むと、押しの強いセールスで彼らを出迎えます

そしてそういう運転手たちは基本的に高めの値段をふっかけてきます。なんせ観光客は金持ちですからね。彼らだって生活のために稼ぎたいわけです。

もしホステルから空港なり駅に行きたい場合は、かならずホステルの人に頼んでタクシーを手配してもらいましょう。こうすればぼったくられることはないため、低い料金でタクシーを利用できます。

しかし昼間に駅でタクシーなんか必要ない時だとたくさん話しかけられるのに、夜ゲストハウスへの帰り道に駅に寄っても一人もいないんですよね。そういう時こそいてほしいんだけどなー。

大量のお札を持ち歩くことになる。そしてカードは使えない

ウズベキスタンの通貨はスム(soʻm/сўм)。ウズベキスタンではかなりのインフレが起こっていて、1スムの価値がかなり低くなっています。

ちなみに2021年1月時点では、1スム=0.0098円。1円=102スム。例えば1万スムが日本円にして100円にしかならない、ということになっているわけです。

そうなると17円のバス料金が1,734スム、300円の食事が30,600スムになってしまうため、多額のスムが必要になります。

さらに悪いことに、ウズベキスタンはごりごりの現金社会。クレジットカードは基本的に使えないため、毎日ものすごい枚数の現金を持ち歩かねばなりません。

スリや盗難でお金をなくすことを防ぐために、1つの財布にはあまり大量に入れず、現金を分散して入れておくようにしましょう。大量のお札でパンパンになった財布なんてスリの格好の的です。

米ドルがいたるところで役に立つ

pasja1000 / Pixabay

1つ前の項目で、大量のスムのお札が必要だということをお話ししました。スムの価値が低いため、スムに対する信用は現状かなり低いです。

なので現地通貨よりも、世界の基軸通貨としての信頼を誇るアメリカドルの方を欲しがる人がいます。

ウズベキスタンを旅していると、このことを度々実感します。スムではなく、アメリカドルでの支払いが求められることがあるから。それはホステルだったり、タクシーの場合もあります。こういう時に米ドルが役に立つのです。

さらにアメリカドルが役に立つのはウズベキスタン入国直後にも。日本円から直接スムへの両替はできないので、日本円を米ドルに両替してからスムに両替する必要があります。

ウズベキスタン旅行では、このように二重の意味でアメリカドルが役に立つのです。たまにユーロで両替できる場合もありますが、ドルの方がよっぽどツブシが利きます。

英語は意外と通じる

僕はウズベキスタンでは英語が通じないと聞いたので、これは少し意外なことでした。近年欧米や日本の観光客が増えてきたのか、英語を話せる、あるいは少し知っているという人が思いの外いました。

ウズベキスタンでは欧米から来たと思われる観光客を大勢見かけたので、そういった需要に合わせて、英語を学んだ人が増えたのかも知れません。

タシケント駅のセキュリティゲート(駅に入るのにもセキュリティチェックがあります)にいた警官に「ここは駅ですか」と英語で聞いてもYesと答えてくれましたし、スーパーの店主にロシア語でビールは売ってるか聞いたところ「50メートル先だ」と英語で返答してくれました。

サマルカンドの地元の人しか行かないような食堂(地図にすら載ってない)でも、Speak Russian?くらいの英語は分かっているようでした。

また、ゲストハウスやホステルのスタッフは、全員英語が問題なく通じます。

おそらく彼らの一般的な英語レベルは、平均して日本人の英語レベルのちょっと下といったところだと思います。知っている単語や文法は多くないけれど、話すことには躊躇しない感じです。

でもロシア語の方が圧倒的に通じる

左がウズベク語、右がロシア語のバイリンガル広告。タシケント
タシケントのとある広告。左がウズベク語、右がロシア語のバイリンガル広告

前の項目で英語が意外に通じるという話をしましたが、しかしロシア語の方が圧倒的に通用します。

旧ソ連の構成国であったウズベキスタンの人にとって、まだまだ外国語といえばロシア語なのでしょう。

ウズベキスタン人は基本的にバイリンガル(またはそれ以上)で、町中の広告もウズベク語とロシア語のバイリンガルだったりします。ロシア語のみの表示もときたまあります。

僕はロシア語を少しだけ勉強していたので、ウズベク語は挨拶とありがとうだけ覚えていきました。とりあえず英語で話してはみるのですが、やはりロシア語が使える人の方が多かったです。サマルカンドの地元の人がい浮くような食堂の店主から、タクシーやバスの運転手まで。

ソ連崩壊から20年以上経ってるのでロシア語の影響力は廃れたかと思いきやまだまだ健在のようすでした。

マクドナルドなどの、おなじみの国際チェーンはほとんどない

Urban Hambergerとアイスティーとポテト。タシケントのハンバーガーチェーンUrban Foodにて
ハンバーガー、アイスティーとポテト。タシケントのバーガーレストランUrban Foodにて

ウズベキスタンでは、日本人に馴染み深い国際的なチェーン店がほとんど見当たりません

旧ソ連だということは特に関係ないと思いますが(バルト三国にはマックもスタバもありますし)、国の政策によるものなのか、マクドナルドやスターバックス、ケンタッキーフライドチキンなどの有名なチェーンもウズベキスタンには1つもありません(KFCだけはタシケントで店舗が鋭意建設中でしたが!)。

なので、基本的にはローカルなお店のお世話になることになります。僕はタシケントのスタバのようなカフェBlack Bear Kofiや、高級バーガーレストランらしきお店のUrban Food等で食事しました。

ウズベク料理には飽きたけれど日本にもあるようなチェーンには行きたくない……という方はぜひご安心ください。そんなものはウズベキスタンにはありませんので。

ホテルで発行される滞在許可証は大事にとっておく

ウズベキスタンは、「スタン系」の国の中でも旅行者にとって面倒な国。

日本人は2018年2月3日から30日間までの滞在ならビザが不要になりましたが、ウズベキスタン滞在中にはまだ1つ厄介なことが。

それが滞在許可証(レギストラーツィヤ)。おそらくは旧ソ連時代の名残で、外国人が国内の指定の宿泊施設に滞在したことを証明する小さな紙きれです。

ウズベキスタンでは、外国人はホステル等の宿泊施設に滞在しなければいけません。その証明として滞在許可証を受け取るのです。ホステルに滞在するときは、基本的にそこのスタッフが発行してくれます。

この滞在許可証、ほとんど使う機会はありません。しかしないとも限りません。郷に入っては郷に従えと言うとおり、いざという時のためにちゃんと保管しておきましょう。

実際にウズキスタンを旅行して気づいたこと

治安は良好。

海外旅行する時に一番心配なのが安全面。おそらくアフガニスタンのイメージで、「~スタン」と名の付く国では全て内戦が起きていると感じ外する人がいますが、この辺りはウズベキスタンはクリアです。

外務省の海外安全ホームページでは、ウズベキスタンのほぼ全域が危険度レベル1、キルギスとタジキスタンとの国境付近がレベル2となっています。

僕の個人的な感想ですが、ウズベキスタンは基本的に南ヨーロッパと同じくらい安全(つまり日本ほどは安全じゃない)だと思います。むしろ、地下鉄に限っていえば、スリで有名なローマやアテネよりも遥かに安全に感じました。駅にはそもそも人が少ないし。

というのも、町にはたくさんの警官が巡邏しているから。特に主要な観光地(レギスタン広場とかです)や、地下鉄や長距離列車の駅や空港の入り口に警官がいて、ときたま荷物チェックをされます(空港や長距離列車の駅には柵が巡らされていて、必ずチェックをされます)。

警官さんは最初のうちはおっかないですが、こちらが日本人と分かると知ってる日本語を嬉しそうに話しかけてきたり、チケットを買う場所を教えてくれたりといい人が多いです。

あ、安全面はクリアと言いましたが最低限の注意はしてくださいね。日本にいるときと同じような気分で旅行してたらスマホはおろか財布3個ぐらい盗まれると思いますので。

僕はポケットにスマホを入れなかったり、カバンを施錠したりしてたので幸い何もなかったです。日本語学習中の現地の大学生を名乗る2人組が話しかけてきたときは、即刻警戒モードに入ったことなんかもありました笑

治安が良いとはいえ警戒するに越したことはありません。

シボレーが多い!

日本の車ってたくさんありますが、日本で広く流通している車というのはある程度絞られてきますよね。また国によっても人気のブランドは違ってきます

ウズベキスタンではどの車が多いのかというと、圧倒的にシボレーです。

僕が利用したタクシーはすべてシボレー。タシケントのチョルスーバザールの近くに路駐してあった7台くらいの車がすべてシボレーだったということもありました。

マクドナルドの等のインターナショナル・チェーンがほとんどないところから、ウズベキスタンでは外国資本(特にアメリカ)の企業があまり参入していないよう。

それでいて、アメリカ資本の自動車がこんなに普及しまくっているのはかなり謎が深いです。

物価が安い。特に外食

タシケントでのランチ
これにシャシリクがついて280円

ヨーロッパ留学中に旅行しまくっていた僕にとって、主な海外旅行といえばヨーロッパ諸国でした。東&東南アジアは台湾しか行ったことがありません。

国によりけりですが、ヨーロッパ諸国は基本的に物価が高いです(東欧なんかは安いところもありますが)。特に外食なんかするとかなり高くつきます。

ヨーロッパに比べて、ウズベキスタンは物価が安いです。特に外食と交通費。町中のチャイハナでそれなりに食べても300円くらいで済んだり、サマルカンドのパブではパイントサイズ(約500ml)のビールが84円で飲めたり。

上の写真はタシケントでの昼食ですが、プロフ、トマトとキュウリのハーブのサラダ、ヴァージンモヒート、これにシャシリクがついて280円です。信じられますか?

交通費も、タシケント市内の公共バスが一回17円だったり、タシケントからサマルカンド(300km離れてます)へタクシーに乗ってぼったくられても1400円。

もちろんスーパーで売っている諸々も安かったのですが、ヨーロッパでは高くなりがちな外食が安いのは非常に大きかったです。

東南アジアはまだ行ったことがないのですがどうなんでしょうか?

ウズベキスタン旅行での出費については、「ウズベキスタン旅行の出費(概算だけど)をまとめてみた」をご覧ください。

滞在許可証の使い道は……?

この記事の少し上の方で、滞在許可証(レギストラーツィヤ)についてお話ししました。

その滞在許可証、僕も宿泊したホステルの分だけもらいました。何かの時に必要だろうととっておいたのですが、結局ウズベキスタンを出るまで一度も使う機会はありませんでした

わざわざこんなもの持たせるくらいなら、空港の入り口かどこかできちんと確認してくれよと言いたくなります。

僕は一度も使いませんでしたが、まあ一応外国人は持っておくべきとされているものなので、なくさないようにしてくださいね!

以上、ウズベキスタン旅行で気づいたことでした!

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