こんにちは。めいげつです。

フィンランドの首都・ヘルシンキは名所が多いものの、いかんせんコンパクトな町であるため人によっては物足りないと思ってしまうかもしれません。

そんな時に有効なのが日帰りの旅行プラン。「ヘルシンキは大体回ったし、少し町の外に出てみたいな」という方向けに、ヘルシンキから日帰りで行ける町を紹介いたします!

ツアーを使わずご自身で日帰り旅行を敢行される方を想定していますが、ツアーの申し込みを考えている方にも参考にしていただけたらと思います。

※所要時間はあくまで目安です。バス会社や、高速列車か鈍行列車かなどの条件により異なりますのでご注意ください。

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ポルヴォー

ヘルシンキからバスですぐ行ける古都ポルヴォー
高台から眺めたポルヴォー
  • 移動手段:バス
  • 所要時間:約50分~1時間

ヘルシンキからの日帰り旅行先として人気な、フィンランドの古都ポルヴォー(Porvoo)。

14世紀からの歴史があるポルヴォーは、トゥルクやラウマといった町と並ぶ、フィンランドで最も古い町の一つです。

旧市街の中心部には木造の可愛い家々が立ち並び、ポルヴォー川の河畔には赤い色の倉庫が並ぶ姿も印象的です。

ポルヴォーには小さな雑貨屋さんがいくつもあり、またチョコレートを作る工場(Brunbergなど)もあるので、ショッピングだって楽しめます。日帰り観光にはもってこいの観光スポットです。

ポルヴォー川沿いの赤い倉庫群
ポルヴォー川沿いに並ぶ赤い木造の倉庫群

ヌークシオ国立公園

  • 移動手段:バス、電車とバス
  • 所要時間:約1時間~1時間30分

ヌークシオ国立公園(Nuuksion kansallispuisto)は、隣町のエスポー市にある国立公園。ヴァンター市にあるシポーンコルピ国立公園(Sipoonkorven kansallispuisto)と並ぶ、ヘルシンキに最も近い国立公園です。

都心からバスで一時間ほどかけるだけで、手つかずの雄大な自然を感じられます。

散策をしてマイナスイオンに浸るのも良いでしょう。ヌークシオ国立公園はとても広くてさらに高低差があるため、散策コースを一周するだけでもすごくいい運動になります。キャンプだってできちゃいます。

ヌークシオ国立公園の看板

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トゥルク

トゥルク大聖堂の写真
  • 移動手段:バス、電車
  • 所要時間:約2時間20~20分(バス)、約2時間~2時間45分(電車)

フィンランドの京都のような町トゥルク(Turku)。スウェーデン統治時代にはフィンランドの中心地でありました。

中世の時代に建てられたトゥルク城やトゥルク大聖堂など、古都ゆえにフィンランドでも指折りの古い建造物がたくさん。フィンランド共和国の成立以前から続く歴史を感じられます。

歴史と現在が入り混じるトゥルクは、ヘルシンキよりも物価が安く、のどかで過ごしやすそうな町だと個人的に思いました。

余談ですが、トゥルク大聖堂の床には、数百年前の建造時につけられたネコの足跡があるので探してみてください。

タンペレ

タンペレ大聖堂の写真
reijotelaranta ./ Pixabay
  • 移動手段:バス、電車
  • 所要時間:約2時間15~30分(バス)約1時間50分~2時間(電車)

工業都市として栄えるフィンランド第3の都市、タンペレ(Tampere)。ヘルシンキからは少し遠いですが、日帰りで行って帰って来られるくらいの距離にあります。

僕は行っていないので詳細は省きますが、タンペレには日本人に人気のムーミン博物館、フィンランドを代表するテキスタイルブランド・フィンレイソン(Finlayson)の旧工場(現在はカフェやレストランが入っています)などの観光スポットがあります。ムーミンファンや北欧雑貨好きにはたまらないですね。

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ハメーンリンナ

  • 移動手段:バス、電車
  • 所要時間:約1時間20分(バス)、約1時間5~20分(電車)

ハメーンリンナ(Hämeenlinna)はヘルシンキから1時間~1時間半ほどで行ける、フィンランドでは数少ない中世のお城がある町。

赤レンガでつくられた質素ながらどっしりとしたたたずまいのハメ城と、ハメ城に併設された、マニアにはたまらない軍事博物館もあります。

あのフィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスが生まれ、幼少時代を過ごした家も、このハメーンリンナにあります。

ハメーンリンナ自体は小さな町なので、あまり時間をかけずにサクっと観光できます。時間に余裕があれば、近くの森でハイキングするのも良いですね。

ナーンタリ

ナーンタリのムーミンワールドにて
  • 移動手段:バス
  • 所要時間:約2時間50分

ナーンタリ(Naantali)はトゥルクよりも少し先にある小さな町。フィンランドの自然を身近に感じられる、のどかな町です。

そんな小さな町がなぜ日帰り観光にうってつけかというと、日本でも大人気のフィンランドの国民的キャラクターの存在が。

そう、あのムーミンワールド(Muumimaailma)がこのナーンタリにあるのです。園内にはムーミンの家があったり、ムーミンシリーズの作品に登場するキャラクターたちがそこかしこにいたりと、ムーミンの世界に入り込んだような感覚を味わえます。

ムーミンワールド自体は1日あれば十分楽しめるので、ムーミンファンならヘルシンキからの日帰り旅行に欠かせないですね。

ムーミンワールドから眺めたナーンタリの町
ムーミンワールドから眺めた初夏のナーンタリ

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タリン(エストニア)

ヘルシンキから日帰りで行けるエストニアの首都タリンの写真
  • 移動手段:フェリー、飛行機
  • 所要時間:約2時間~2時間30分(フェリー)、約30分(飛行機、直行便の場合)

バルト海を挟んだフィンランドの隣国、エストニアの首都タリン(Tallinn)。バルト三国の中でも一番北に位置していて、フィンランド旅行者に日帰り旅行先として大人気。

タリンには保存状態の良い中世の街並みが残っていて、入り組んだ石造りの街並みが楽しめます。さながらテーマパークのようです。

ヘルシンキからは毎日数本のフェリーが運航していて、所要時間は長くても2時間半ほ。タリンの旧市街はさほど大きくないので、日帰り旅行でも十分楽しめます。

ヘルシンキは19世紀ごろから本格的に建設が始まった新しい町なので、もっと古くからの歴史があるタリンでは、ヘルシンキとは全く異なった雰囲気を楽しむことができるでしょう。

タリンを含めたエストニアはフィンランドよりも物価や税金が安いため、フィンランド人がお酒をよく買いに行くことでも有名。しかしタリン旧市街の中では物価は大して安くないのですが。

エストニアのタリンの旧市街を一望。

マリエハムン(オーランド諸島)

オーランド諸島の主都マリエハムンの写真
  • 移動手段:飛行機
  • 所要時間:約55分(直行便の場合)

オーランド諸島は、フィンランドに属しつつもスウェーデン語のみが公用語になっている特別な場所。オーランド諸島の主都マリエハムン(Mariehamn)も、日帰りで行くことができます。

フェリーで行けばかなり時間がかかりますが、飛行機で行けば1時間ほどで行くことも。

マリエハムンは静かな港町。可愛らしい木造の家々が並ぶ住宅街や、海洋博物館があったり日帰りでも存分楽しめるかと思います。マグロなどのシーフードも美味ですよ。

時間に余裕があるなら、少しマリエハムンの外に出てみて、中世のお城「カステルホルム城」や「ボマルスンド要塞跡」なども観に行ってみてはどうでしょう。

オーランド諸島のボマルスンド要塞
近世に築かれた要塞の残骸ボマルスンド(Bomarsund)。

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ストックホルム(スウェーデン)

ストックホルムの観光名所、ガムラスタンの中心Stortorget
  • 移動手段:飛行機
  • 所要時間:約1時間(直行便の場合)

言わずと知れた北欧最大の町、スウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)。「北欧のヴェニス」とも呼ばれる水の都です。

北欧最大の都市なので本当ならもっと時間を割いてゆっくり観光してほしい所ですが、時間がなければヘルシンキから日帰りで行っても良いでしょう。

フェリーではまず間に合わないので飛行機で行きましょう。所要時間は1時間ほどです。空港に行く時間も考えると少し余裕がなさそうに思えますが、北欧最大都市の雰囲気を大枠でつかむならアリだと思います。

日帰りだとしても、ガムラスタン(Gamla stan)やヴァーサ号博物館(Vasamuseet)などの有名な観光スポットのいくつかはおさえられるかと。

余談ですが、フィンランドからスウェーデンに飛行機で行くと、フィンランドを出発したのと同じ時間にスウェーデンに到着するという奇妙なことが起こります(フィンランドとスウェーデンの時差が1時間のため)。

ストックホルムのとある通り
ストックホルムでは、ヘルシンキでは見られない狭い入り組んだ通りがあちこちに

最後に

以上、ヘルシンキから日帰りで行ける観光地を9つお伝えしました。

フィンランド国内でバスを使うなら、Onnibusが圧倒的に便利です。運賃が格安な上、機内Wi-Fi完備で乗り心地も抜群。諸々が高くつきがちなフィンランド旅行での強い味方です。

電車は基本的にVR一択。フィンランド国営の鉄道会社です。

OnnibusもVRもネットで事前にチケットを買えるので、当日バタバタしたくない人は事前に購入しておきましょう。

ではよいヘルシンキ旅行を。