正しく使っているつもりでも、実は間違っていたり、正確じゃなかったりする。そんな言葉、たくさんありますよね。
言語関連でもそういった言葉はいくつかあります(例:「母国語」「〇ヶ国語」など)。今回のテーマは「アルファベット」です。
正しく使っているつもりでも、実は間違っていたり、正確じゃなかったりする。そんな言葉、たくさんありますよね。
言語関連でもそういった言葉はいくつかあります(例:「母国語」「〇ヶ国語」など)。今回のテーマは「アルファベット」です。
2020年6月、日本と世界との文化交流を促進する団体・国際交流基金(Japan Foundation)が、海外の日本語教育に関するレポートの最新版を発表しました。
このレポートでは、
などといった点を簡潔に見やすく分かりやすく報告しています。前回のレポートについても、当ブログでその一部をシェアしました。2018年度版の速報版についても少しだけ触れました。
今回はそのレポートの最新版の内容を一部シェアします。日本語は、海外ではどれくらい人気なのでしょうか?
こんにちは。めいげつです。
ふだん日本語で生活している私たち。日頃、特に深く考えずに使っている表現ってありますよね。それがたまに、意味をはき違えて使っていることも(例:「母国語」)。
今回取り上げるのは言語の数を数える時によく使う「〇ヶ国語」という数え方。個人的には強烈な違和感を覚えるのに、なんだか特に深く考えずに使っている人が多いような気がしています。ではこの違和感は何なのか、書いていきます。
こんにちは。めいげつです。
日本は歴史的に単民族国家と言われますが、もはやそうとも言い切れません。外国籍をもつ人口は350万人に迫る、立派な移民大国になっています。コンビニなどで外国人労働者を見かけない日はないといっても過言ではないでしょう。
今回は、こうして日本が多様化するにあたって僕が非常に気になっていることの一つ、「『母語』を使うべき場面で『母国語』を使うのはやめた方がいいよ」という話です。「母語」と「母国語」の違いにも触れながら深めていきたいと思います。
「母語」と「母国語」は漢字一文字しか違わないのでけっこう混同している人が多いけど、この2つは全く違う言葉ですよ。
こんにちは。めいげつです。
世の中には、何千もの「言語」があると言われます。かたや何億人もの人が日常的に使う大言語から、かたや話し手が数人程度しかいない絶滅寸前の消滅危機言語まで。
世界には色々な言語がありますが、その中でも非常にまれな特徴を持った言語たちをいくつか、ここで取り上げてみました。
こんにちは。めいげつです。
僕らは日本語を母語として使用する、いわば日本語のネイティブ。
僕らネイティブは、日本語の文法なんかを態々理論的に勉強せずとも、無意識に日本語を使うことができます(まあ頻繁に間違いますが)。
ですが日本語ネイティブではない人にとって、日本語にはあらゆる難しい点があります。数詞がその一つです。
「各語の90%以上を理解しようとする場合、フランス語なら約2000語、英語なら3000語、ドイツ語なら約5000語、日本語なら10000語が必要と言われている」なんて噂を耳にした方は少なくないのではないでしょうか。
「日本語は語彙が多い」とよく聞きますね。日常会話の大半を理解するために必要な単語数が多いとか、そもそも語彙のサイズが大きいとか。
どうして日本語の語彙が多いと言われるのかの理由をいくつか挙げてみました。
こんにちは。めいげつです。
僕はフィンランドのヘルシンキで留学中、大学の日本語の授業でアシスタントをしていました。
それでとある日本語の授業中に、学生の一人から出たのが「普通と普段の違いってなに」という質問。色々考えてその質問にはちゃんと答えられたと思います。
そんなことをふと思い出したので、ここでは「普通」と「普段」の違いについて、ちょっと詳しめに掘り下げていこうと思います。
「普通」と「普段」という単語の違い、「いや当然違う単語だろ」と思うでしょうが、ちゃんと言語化できますでしょうか。
こんにちは。めいげつです。
日本語には英語から入ってきた言葉がたくさんありますよね。なかにはもとの英語の意味からかけはなれた「カタカナ英語」が、英語学習の妨げになるとか何とかで批判されていたり。
ではその逆、日本語から英語に入った英語ってどれくらいあるのでしょう? 意外性のあるもの、僕が個人的に広まっていると感じた単語を中心に紹介します。
言語学には「ミニマルペア」という概念があります。言語の発音に関する概念なのですが、中々聞きなれない言葉。
英語を含めた外国語の発音を学ぶ上で、ミニマルペアは意識しておくと役に立つ概念です。ミニマルペアとは一体何なのでしょう。
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