カテゴリー: フィンランド語 Page 1 of 3

公園でサッカーをする子どもたちの写真

英語よりも体系的なフィンランド語の分詞まとめ

こんにちは。めいげつです。

実は英語よりも複雑かつ体系的な、フィンランド語の分詞について解説します。

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2匹の猫の写真

フィンランド語の数字・数量詞まとめ

こんにちは。めいげつです。

ウラル語族に属するフィンランド語は、インド=ヨーロッパ語族である英語やフランス語とは全く違った数詞体系をもっています。

ですが心配なさらず。数字自体はとてもシンプルなので、覚えることは案外少ないかもしれません。

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グラス一杯の牛乳の写真

フィンランド語の基礎的な動詞の活用(現在形と過去形)

フィンランド語の基礎的な動詞の現在形と過去形(+各否定形)を紹介します。

フィンランド語に限らず、基礎的な=会話でよく使う動詞というのは、たくさん使われるだけあって語形変化が例外的な場合が多いです。フランス語の動詞の活用を見て頂ければよく分かるように思います。

現にここで紹介する動詞で「最も大きな変化グループ」である動詞は1つしかなかったりします。

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ハンガリーの街角。ハンガリー語で書かれている

ウラル語族、ウラル語ってどんな言語?

こんにちは。めいげつです。

ヨーロッパの言語って、インド・ヨーロッパ語族だけだと思っていませんか。実は北欧のフィンランド語や東ヨーロッパのハンガリー語などは、ヨーロッパの中にありながらも他とは違う、「ウラル語族」の言語です。

ここではあまり馴染みのない「ウラル語族」の言語がどんな言語なのか、ざっくりと紹介します。

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スノーシューズトレッキングしている人の写真

厳選。すごくフィンランド感満載なフィンランド語の単語5つ

こんにちは。めいげつです。

日本から一番近いヨーロッパの国、フィンランド。人口500万人程度の小さな国ですが、不思議なみろくがたくさん詰まった国でもあります。

ここでは「フィンランドといえば・・・」を体現したフィンランド語の単語たちを紹介しています。サウナ、キートス、モイ、ウニッコだけじゃないフィンランド語の世界を少しのぞいてみましょう。

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書いている人の写真

フィンランド語が学べる場所(教室・講座・ネット)

こんにちは。めいげつです。

フィンランド語って話者人口500万強の非常にマイナーな言語なので、勉強するとなるとまずは独学から、おちった人が多いかもしれません(少なくとも私がそうでした)。

ここでは、日本でフィンランド語を学べる場所(大学、語学教室)を調べて出てきただけまとめました。語学は独学ではムリ、っていう方は参考にしていただければ幸いです。

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フィンランド語のオンライン辞書5選【すべて無料】

こんにちは。めいげつです。

僕はフィンランド語歴4年目ですが、今まで紙の辞書はほとんど使いませんでした。それは全て無料で使えるオンライン辞書で済ませていたからで、学習にかかる費用を大幅にカットできたかと思います。

ここではそういったネット上で使えるフィンランド語の辞書を紹介。しかも全部無料です。残念ながら日本語でちゃんと使えるものはありませんが、英語がある程度わかれば問題なく使えるかと思います。

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渋滞の写真

フィンランド語って格変化あるのに前置詞があるって本当?【ある】

こんにちは。めいげつです。

フィンランド語は格変化の多い言語。英語の前置詞にあたる部分を、名詞の形を変化させることで表します。

……しかしそのフィンランド語にも前置詞がある、なんて聞いたら驚くでしょうか?

ここでは、フィンランド語の前置詞についての大まかな知識と、フィンランド語の前置詞のリストをまとめておきます。

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そろばんの写真

【四則演算】フィンランド語で計算を言う方法【掛け算は何という?】

こんにちは。めいげつです。

英語を含め外国語を学んでいるみなさん、その言語で「6 × 2 = 12」って言えますか?

外国語学習において、計算式の読み方って意外と勉強しないですよね。

フィンランド語で計算はlasku(ラスク)とかlaskutoimitus(ラスクトイミトゥス)というのですが、「足し算」とか「掛け算」を場合は何と言えばよいのでしょうか。

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フィンランド独立100周年記念の旗

スオミ?フィンランド?フィンランドの正式な国名

こんにちは。めいげつです。

日本ではフィンランドという名前がスタンダードで、日本語での正式な名称はフィンランド共和国

ただフィンランド関連の話題で、たまに「スオミ」という言葉を耳にする人もいると思います。この「スオミ」が、「フィンランド」を意味するとかしないとか。

では、「スオミ」とは一体なんなのでしょう? 「フィンランド」は現地語ではどう呼ばれているのでしょうか?

「スオミ」はフィンランドの正式名称

「スオミ」はフィンランドのフィンランド語での正式名称で、Suomiと書きます。最初の文字を小文字にしてsuomiと書くと「フィンランド語」という意味になります(発音は同じです)。

フィンランド語で「フィンランド共和国」はSuomen Tasavalta(スオメン・タサヴァルタ)。単語の最初の音節にアクセントをつけて発音しましょう。SuomiではなくSuomenになっているのはフィンランド語の特性ゆえですが、ここれは触れないでおきます。ちなみに「共和国」の部分は、tasa「等しい」とvalta「力」を合わせた合成語です。

形容詞はsuomalainen(スオマライネン)で、「フィンランド人」という意味になります。スオマライネンさんという苗字もありますね(ヘルシンキにある岩の教会「テンペリアウキオ教会」を造ったのはスオマライネン兄弟です)。

ではSuomiという言葉はどこから来たのでしょうか。無料のオンライン辞書である英語版ウィクショナリー(Wiktionary)の「Suomi」のページでは、3つの説があげられています。

まずはバルト・スラヴ祖語(現在のバルト語派とスラヴ語派の言語の祖先です)で「大地」を意味するźemēから来ている説。ロシア語のземля(ゼムリャ、「大地、地球」)と通じていますね。

2つ目は「人」を表すćomaという言葉から来ている説。この単語が何語かはわかりませんが、インド・ヨーロッパ祖語由来とのこと。

3つめの語源は「湿地」を意味するsuomaa(恐らくスオマー)から来ているとの説。現在のsuo「湿地、湖沼」という単語と同系統ということでしょう。個人的にはこれが一番良く聞く説です。

実際にフィンランドは平坦な土地が多く、「森と湖」と呼ばれるくらい国土が森に覆われ、湖がたくさんある国。森の面積はヨーロッパの国で最大で、湖の数は18万にのぼるといわれています。

ちなみにSuomiという言葉は、本来はトゥルク(Turku)を中心とした南西部の地域を表す言葉でした。これは後で紹介するFinlandと共通していますが、これらの言葉が現在のフィンランド全土を指すようになるのはもっと後の話。

トゥルク周辺の地域は、現在ではVarsinais-Suomi(ヴァルシナイス・スオミ)つまり「正統のフィンランド」と呼ばれます。

トゥルクの周辺地域のみがSuomiと呼ばれていた時代は、フィンランドはいくつかの文化圏に分かれていました。たとえばHäme(ハメ)、Karjala(カレリア)、Savo(サヴォ)、Lappi(ラップランド)といった地域名があり、現在の町の名前(ハメーンリンナ、サヴォンリンナ等)だったり、県の名前(南カルヤラ県、カンタ=ハメ県、ラッピ県等)になっていたりします。

ちなみにこれらの地域名は4つとも全て苗字にもなっています(Hämäläinen, Karjalainen, Savolainen Lappalainen)。

でも実は「フィンランド」も正式名称

では、「フィンランド」は正式な名前ではないのでしょうか?

いえいえ。実はフィンランド(Finland)も正式な名前なのです。Finlandは、スウェーデン語で「フィンランド」を意味するのですが、こちらも正式な国名となっています。ちなみに「フィンランド共和国」はRepubliken Finland(レプブリーケン・フィンランド)。

「???」と思うかも知れませんが、これはフィンランドはフィンランド語とスウェーデン語の両方が公用語だから。フィンランドは北欧唯一の公式なバイリンガル国家(公用語が2つあるという意味で)なのです。

なので、フィンランド語名だけが正式なのではなく、スウェーデン語名もしっかり正式名称なのです。

なぜスウェーデン語もフィンランドの公用語になっているかというと、現在のフィンランドは10世紀~19世紀始め頃までスウェーデンの一部で、スウェーデン語はフィンランドにすっかり定着していたから。そして、その後19世紀から100年余りのロシア帝国領時代を経て独立した後も、フィンランド語と共にスウェーデン語が新生国家フィンランド共和国の公用語として採用されたから。

現在でも、およそ5.4%のフィンランド国民がスウェーデン語を母語としていて、おもに南~南西部のバルト海沿岸地域とオーランド諸島に固まっています(スウェーデン語だけが公用語の地域も極少数ですがあるのです)。

ちなみにフィンランドの語源に関しては、ローマ帝国の歴史家タキトゥスの『ゲルマニア』に登場した「フェンニ」を語源とするのが定説のようですが、まあなにぶん2000年も前のことなので本当の事かは分からないようです。

先ほど「スオミ」の項目で「スオミ」がトゥルク周辺の地域のみを指していたと書きましたが、「フィンランド」も同様でした。フィンランドがスウェーデンの一部だった時代の最初の方は、スウェーデンはトゥルク周辺の沿岸地域しか支配していなかったんですね。その後スウェーデンの支配は現在のフィンランド全土(よりちょっと広いくらい)に広がっていきます。

なので「フィンランド」という言葉も「スオミ」と同様、トゥルク周辺という一部の地域から、フィンランド全土を指す言葉に変わっていったのですね。

ちなみに現在はトゥルク周辺の地域は、スウェーデン語でEgentliga Finland(エイェントリガ・フィンランド)といいます。Varsinais-Suomiと同じく「正統のフィンランド」という意味。

まとめ:フィンランドはバイリンガル国家

以上、今回はフィンランドの正式な国の名前についての話をしました。

北欧唯一のバイリンガル国家であるフィンランド。それゆえ正式名称も公用語である2ヶ国語(フィンランド語とスウェーデン語)のものが採用されています。

日本にも「日本国」と正式名称があり、英語では「Japan」というのが正式とされます。ただ日本では英語が公用語でないので、その辺りの事情がフィンランドとは違ってきますね。

フィンランドの国&自治体レベルの公用語事情についても、詳しく紐解いた記事があります。フィンランド語とスウェーデン語と公用語のフィンランドでも、バイリンガルではない地域があったり……などなど。ご興味があればぜひご覧ください。

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