僕は2018年9月下旬にウズベキスタンを旅行しました。ここでこれからウズベキスタンに行くという人の助けに少しでもなれればと、ウズベキスタン+ソウルで使った旅費をシェアしてておきます。

8日間の予定で、予算は多く見積もって20万円。念のため親に3万だけ借りていきました。さて、いくら残ったのでしょう。

あくまで概算ですし、記録漏れもあったりするので目安程度にとどめておいて頂けたらと思います。

各カテゴリごとに最初に買ったものとその出費を箇条書きのリストで簡潔にまとめ、補足するものはリストの後ろに書いておきます。

【重要】新型コロナウィルスの流行に伴い、各地で入国制限および入国後の隔離等の対策がとられています。詳細は各国大使館等のページを確認していただくとともに、各国の感染症危険状況については、外務省の海外安全ホームページ等をご確認ください。

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ウズベキスタン旅行の旅程

僕が行ったウズベキスタン旅行は8日間の日程で、ウズベキスタン国内で過ごしたのは7日ほど。

その7日間で、主要な観光地であるタシケント、サマルカンド、ブハラを訪れました。

このルートを地図上で表すと↓のようになります。クリックしてご覧ください。

東の方にある首都タシケントから始まって、南部のサマルカンドからブハラへ行き、飛行機でタシケントに戻りました。

ブハラ~タシケントのルートが一直線になっていて何だか不自然ですが、飛行機での移動でしたのでだいたいあってます。

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カテゴリ別・ウズベキスタン旅行の費用

事前の買い物(便利グッズ、航空券など)

旅行に行く前に、旅行で必要になりそうなものをネットで調べて一通り揃えました。これがけっこう高くつきました

商品名などのリンクをクリックするとAmazonのページに飛びます。

  • 南京錠2つとワイヤーのセット……1129円
  • 洗濯セット……1,026円
  • トラベルシーツ……1,899円
  • トラベルタオル2枚セット……2,499円
  • エア洗濯桶……1,480円
  • 海外用延長コード……1,453円
  • S字フック2つとカラビナ……324円
  • 無印の吊るして使える洗面用具ケース……1,590円
  • バックパックの小物入れ……890円
  • 洗剤、歯磨き粉、シャンプー……489円
  • ウェットティッシュ、圧縮袋、シール……432円
  • ワイヤーロック……1,274円
  • シェービングフォーム……1,216円
  • 保険……3,780円
  • Wi-Fi……13,408円
  • ガイドブックとロシア語会話集……3440円
  • 日本からウズベキスタンまでの航空券……12万3290円

計159,619円。

南京錠2つとワイヤーのセット:1129円

普通の南京錠じゃなくて、ちょっと長めのワイヤーがついた南京錠

洗濯セット:1,026円

ユータイム(YOU TIME)の洗濯セットを購入(↑のとは違うブランドだけど、同様のものです)。

ドミトリーの洗濯サービスを利用したのでそんなに使わなかったけど、ワイヤーと洗濯ばさみは便利でした。

なんなら選択セットを買わなくても、粉の洗剤(何か容器に入れて)とヒモ、洗濯ばさみを持って行けばよいかと。

トラベルシーツ:1,899円

Friendly Swedeというブランドの、シルバーのものを購入。

ウズベキスタンのドミトリーは衛生状態が良くて、結局使わずに済みました。

トラベルタオル2枚セット:2,499円

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The Friendly Swede(ザ フレンドリー スウィード)
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こちらもThe Friendly Swedeのものを購入。すでに一枚持っていたのですが念のため。

エア洗濯桶:1,480円

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旅行中に衣服を手洗いする必要があるかと思い、購入。幸い洗濯サービスがあったので使用しませんでした。

海外用延長コード:1,453円

延長コードはドミトリーで使えるので、どうせなら海外用をと。

この延長コードはプラグが色々な形のコンセントに対応できるようになっていて、かつテーブルタップ付き。

なので単純にテーブルタップを買うよりずっと便利です。

S字フック2つとカラビナ:324円

隠れたお役立ちグッズ。

フックがない所でも、たとえばベッドなどに、諸々の物を入れたビニール袋をかけて使えます。

無印の吊るして使える洗面用具ケース:1,590円

お勧めしている記事がいくつかあったから購入してみたけど、正直ビニール袋があれば十分。

バックパックの小物入れ:890円

僕が使っている「CABIN ZERO」というバックパックはやたらに大きいので、中身を整理するために購入。無印のものです。

洗剤、歯磨き粉、シャンプー:489円

家に旅行用のものがなかったもので購入。

洗剤とシャンプーは、試供品サイズのものをいくつかチャック付きの袋に入れておくと良いでしょう。

ウェットティッシュ、圧縮袋、シール:432円

これらも旅行の時には持って行きたいもの。シールは複数あった番号式の南京錠に貼りつけました。

ワイヤーロック:1,274円

普通のよくある自転車用のワイヤー鍵をビックカメラで購入しました。街歩き中はバックパックをドミトリーに置いていくので、ベッドなどに括りつけるために使います。

ドミトリーではみんなマナーが良かったのでロックはなくても平気でしたが、高いものでもないので持って行くのが良いでしょう。

↑こんな感じのやつ。写真をクリックするとアマゾンの商品ページに飛びます。

鍵付きのものではなく番号式のものが良いです。

保険:3,780円

エイチ・エス損保のネット海外旅行保険「たびとも」のP3Hというプランを選びました。

Wi-Fi:13,408円

学業関連で色々とやることがあり安定したネット接続が欲しかったので、念のためポケットWi-Fiも利用しました。

キャンペーンも含めて色々比較してみて、一番安かったのが「イモトのWi-Fi」。3Gの世界周遊プランを使いました。ウズベキスタン用と韓国用で2台持ちです。アクセサリは何もつけていません。

ガイドブックとロシア語会話集:3440円

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ガイドブックはKindle Unlimitedに含まれているロンリープラネットを使いったので無料。その代わりに写真の多い本を購入。

あとはロシア語の会話集ですね。Kindle版を購入しました。

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航空券:12万3290円

アシアナ航空で、仁川空港経由タシケント行き。

スカイスキャナー(Skyscanner)で見つけました。航空券を予約したのは出発1ヶ月前を切ってからでしたが、特に高すぎることもなかった気がします。

宿泊費

3日目のゲストハウスの写真
サマルカンドのゲストハウス、B&B Bahodir

ヨーロッパ旅行に慣れていた僕は、ウズベキスタンでの宿代の安さに驚いたものです。しかもこの値段で朝食がつくなんて。

ちなみに宿泊費はすべてドルで払いました。そしてすべて現地払いです。

  • タシケント(1~2日目)……900円(8ドルくらいだったかと)
    • ドミトリー。
  • サマルカンド(2~4日目)……3,000円(2泊、1泊1,500円)
    • 個人部屋です。二人用の。
  • ブハラ(4~6日目)……2,252円(2泊、1泊1,126円)
    • こちらもドミトリー。
  • タシケント(6~7日目)……1,576円(14ドル)
    • 個人部屋にしました。こちらも二人用でした。

計7,728円。7泊してこれだけで済むのですから驚きです。ヨーロッパのホテルだとこれでは1泊分ですからね。

もっとも、東南アジアなどはもっと安く済むのかもしれませんが。

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交通費

夜のタシケント空港
タシケント(最終日)にて

トラブルがあったり、現地の交通事情をよく知らない故に高くついてしまいました。

特に高くついたのはタクシー代です。現地のタクシー運転手は、基本的に相場よりも圧倒的に高い金額を提示してきます。運賃の交渉もあまり慣れていなかったので、大して安くできずにそのまま乗ってしまうことが多かったのは失敗でしたね。

なおホステルから駅や空港などに向かう場合は、ホステルの人にタクシーを呼んでもらうのが一番安くつきます

あとはブハラからタシケントに移動するのに飛行機を使わざるを得なかったことかな。

  • 航空券
    • ブハラからタシケント……3,280円(234,000スム)
      • ウズベキスタン航空。他の交通手段に比べ、やはりダントツで高いですね。でも同距離の日本国内線に比べれば安い……のかな。
  • バス
    • 東京駅から成田空港まで……900円
    • タシケント市内……68円
      • 4回乗りました。1回の乗車で1回1,200スム(17円)。
    • サマルカンド市内から駅まで……17円(1,200スム)
    • 成田空港から東京駅まで(リムジンバス)……2,800円
      • 行きとはちょっと違うのにしてみたけど、正直高いだけで形成バスと速さもサービスも変わりなし。人が少ない以外のメリットないと思う。
  • メトロ(タシケント市内のみ)……102円(7200)
    • 計6回乗りました。メトロと同じで1回1,200スム(17円)。
  • タクシー
    • タシケント空港からホステルまで……790円(7ドル)
    • タシケント中央駅からホステルまで……70円(5,000スム)
    • タシケントからサマルカンドへの乗り合いタクシー……1,400円(100,000スム)
    • サマルカンドで乗り回し……1,200円(80,000スム)
      • 日本語の話せる運ちゃんに駅まで連れて行ってもらい、電車の券を買う手伝いをしてもらい、ローカルレストランに連れてってもらい、パブまで連れてってもらったあとレギスタン広場に戻ってもらいました。まあサービス考えればいいんじゃないですかね。
    • ブハラ駅からホステルまで……1,579円(14ドル)
      • タシケントまでの航空券買うのに付き合ってもらったりドルを両替してくれたりしたのでお礼もかねてこれだけ払いました。こんなことするから高くつくんですよね。分かってます。
    • ホステルからブハラ空港まで……141円(10,000スム)
      • 安っっ。
    • タシケント空港からホステルまで……451円(4ドル)
    • ホステルからタシケント空港まで……84円(6,000スム)
      • 安っっっっ。
  • 電車
    • サマルカンドからブハラまで……643円(46,000スム)
    • AREX(ソウル空港からソウル駅の直通電車)……1,760円
      • 行きはJCB支払いによる割引もついて760円ほど。
      • 帰りは急いで機械で購入した上記録とっていなかったので、高めに1,000円としておきます。ウォンで記録するの忘れました。

計15,285円

食費

サマルカンドのバザー近くのチャイハナでの昼食
サマルカンドにて

ウズベキスタンではほとんど自炊してません。朝食はホステル代に含まれています。ウズベキスタンは基本的に外食が安いです。観光客向けのお高めなレストランでも、お腹いっぱい食べて日本のファミレスやラーメン屋くらいのものです。

自炊などすればもっと安く抑えられたでしょう。それでも外食がとても安いので、外食オンリーでも全然大丈夫かと思います。

  • 外食費
    • タシケントでの昼食……280円(20,000スム)
    • サマルカンド初日の夕食@ローカルな食堂……490円(35,000スム)
      • 前菜のスープ、メイン、パン、お茶、ビールでこの値段。
    • サマルカンド2日目の昼食@バザール近くのチャイハナ……168円(12,000スム)
      • 同行していたドイツ人男性と合計額を折半……とはならず、彼が「多く食ったから」と言って多めに負担。
    • サマルカンド2日目の夕食@ローカルレストラン……448円(32,000スム)
      • シャシリク、パン、おつまみのナッツ、ビールでこの値段。
    • サマルカンドのパブ(Bochka)でビール……84円(6,000スム)
      • 黒ビールのパイント(大ジョッキ)でこの値段!
    • サマルカンド3日目の昼食@サマルカンド駅……564円(40,000スム)
    • ブハラ初日の夕食@Minzifa……1,056円(75,400スム)
      • 観光客向けのレストラン。高っ。
    • ブハラ2日目の昼食@Bolo Xovuz……281円(20,000スム)
    • ブハラ2日目の夕食@Dolon……1,093円(78,000スム)
      • ここも観光客向けのレストラン。高い。
    •  タシケント(2回目)でハンバーガー……827円(59,000スム)
    • タシケント2日目でカフェ……590円(30,000スム)
      • Black Bear Kofiというスタバ的なカフェです。お洒落できれいでした。
    •  ソウル駅でビビンバ……862円
    • ソウル駅のBeans & Berriesでフローズンヨーグルト(以下略……660円
  • その他……5,611円
    • 細かくなりすぎるのでまとめました。スーパーで買った水とかビールとか、お土産に買った食べ物とか。記録とってなくて100%確実じゃないのも入ってますのでこの値段より少し高いor低いかも知れません。

計13,014円

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入場料

青空の下のレギスタン広場
サマルカンド、レギスタン広場(最終日)。入場料30,000スム(約420円)

ウズベキスタンには、サマルカンドのレギスタン広場などの魅力的な歴史的な建物がたくさんあります。

ですがこういった建物に入って観て回るには、当然入場料を払はねばなりません。値段設定は日本の神社仏閣と同じくらいです。

ウズベキスタンで最も有名な観光地であるサマルカンドは入場料が高め。それに比べブハラはだいぶ安い印象

  • サマルカンド
    • レギスタン広場……420円(30,000スム)
    • ウルグベク・マドラサのミナレット……280円(20,000スム)
    • ビビハニム・モスク……308円(22,000スム)
    • ハズラット・キジルモスク……462円(33,000スム)
      • 写真撮影料がなければもっと安くなりますが……まあ写真は撮るでしょうし。
    • シャヒー・ジンダ廟……252円(18,000スム)
      • ここも写真撮影料がなければもっと安くなります。
    • グリ・アミール廟……308円(22,000スム)
  • ブハラ
    • カランモスク……112円(8,000スム)
    • アルク城……281円(20,000スム)
  • タシケント
    • クカルデシュ・マドラサ……ごめんなさい記録忘れました。おそらく300~400円くらいかと。

計2,423円+クカルデシュ・マドラサの入場料

無料の観光スポット

ちなみに僕がウズベキスタンで無料で入ることのできた観光スポットはというと、

  • 各地のバザール/タキ(タシケントのチョルスー・バザールも含め)
  • バラクハーン・マドラサ(タシケント)
  • 早朝のレギスタン広場(サマルカンド。入場料を徴収する警備員がいませんでした
  • マフゾレイ・ビビハニム(サマルカンド、ビビハニム・モスクの向かいの建物)
  • リャビ・ハウズ(ブハラ)
  • ボロハウズ・モスク(ブハラ)
    • アルク城より歩いて数分、目の前に池がある大きな木造のモスクです。

その他出費

ビールと水と、サワーチェリーのワッフル。タシケント(初日)にて
  • 洗濯サービス@ブハラ……451円(4ドル)
  • 有料トイレ
    • チャイハナ・ボロハウズで……7円(500スム)
    • チョルスー・バザール付近で……10円(700スム)
  • サマルカンド駅で荷物運んでくれた駅員さんに払ったチップ……140円(10,000スム)

計608円

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ウズベキスタンの旅費の合計は?

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出費の合計は19万8677円(+クカルデシュ・マドラサの入場料数百円)でした! これならツアー代金とさほど変わらないぞ!(事前の買い物を引いたらさらに安いぞ!)

エイビーロードなどのツアーも検討していたのですが、お一人様だと別に料金がかかったりするのでやめました。なのでこのくらいの出費で済んで良かったです。

しかしウズベキスタンは初めてだったので、いかんせん高くついてしまいましたね。情報を手に入れることはできても現地で実際に体験することとは違いますからね(特にタクシー事情とか)……。

でも、正直工夫次第で最低でもあと2万円くらいは減らせたと思います(タクシー代と航空券は特に)。もっと旅慣れてバジェット・トラベルを極めたいですね。7日間で20万弱は高い。

ちなみに現地で使ったお金は31,730円でした(一週間分の宿泊費、食費など全て含めて)。日本でドルに両替していった3万円と、街歩き中に現金がなくなって財布の中にあった25ユーロを急遽使いました。若干ドルが余りましたがね。

ウズベキスタン行きたいけど詳細なプランが決まっていないという方には、「タウンライフ旅さがし」が便利です。完全無料で複数の旅行会社からプランの見積もりをすることができます。

↑写真がエストニアのタリンになってるけどちゃんとウズベキスタンもありますよ。

以上。ウズベキスタン旅行の出費まとめでした。ウズベキスタンは疲れるけどいいところです。ここまで読んでくださった皆様にも是非訪れてほしいです。