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賄賂とかお礼とか経済について考える本・『〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン』

今回は海外の情勢とか経済についての本。白水社から出版されている、『〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン(岡奈津子著)』

ツイッターで偶然見かけて、中央アジアという絶妙に面白そうな地域を扱ってる&面白そうなタイトルで衝動的に手に取った。テーマはずばり〈賄賂〉。

一般の人々も拘わる賄賂というものについて、非常に示唆に富む良書だった。以下盛大にネタバレを含むので、まず内容を読みたいという方は注意されたし。

無料で使えるフランス語のオンライン辞書4選

こんにちは。めいげつです。今回のテーマは、フランス語の無料オンライン辞書。

辞書って高くて手が出ないと思っている方は多いはず。でも、インターネット上には無料で使えるフランス語辞書がいくつかあります。

日本語の無料辞書はいいものが全然ないので、英語がある程度分かる人向けになっています。あしからず。

マイナーだけど、日本人に是非おすすめしたいヨーロッパ料理10選+α

ヨーロッパの料理と言えば、イタリアやフランスの料理が非常に有名。パスタやピザはもはや世界中で食べられますし、フランス料理は高級料理の代名詞のようなもの。

ですがヨーロッパの料理はそれだけではありません。いわゆる穴場のようなヨーロッパの東や北の国々にも、美味しい料理はたくさんあります。

ここでは北欧と東欧を中心にヨーロッパ20ヶ国60都市を旅した筆者が、「これは日本人に味覚に合うんじゃないか?」と感じた「ちょっとマイナーな」ヨーロッパ料理を10品紹介いたします。

未知なる世界をちょっとのぞき見する。おすすめ外国語エッセイ5冊+α

「日本は単民族国家」とか、「日本は単一言語の国」といった言説を耳にしたことのある人は多いのではないでしょうか(本当はそんなことないんだけれど)。

確かに、日本で日本語を母語とする日本人として生まれると、あまり外国語を身近に感じる機会は(自分から探さない限り)あまり多くないかも知れません。それだからか、外国語というのは何となくロマンを感じさせるテーマです。

そんな外国語に興味のある方、外国語の世界を少しのぞいてみたい方に、おすすめのエッセイを集めました。

日本人におすすめの外国語は?地理・実用性などの観点からみた選び方

世界に数多ある言語。その数は、数え方によって数千にも登るとか。

世の中にはいろいろな言語がありますが、「何か外国語を学びたい」と思った方、どの言語にするか迷ったことがあるのでは。

ここでは、地理・人口などの観点からみた日本人におすすめな言語をリストアップしていきます。

  • 大学の第二外国語選びに悩んでいる方
  • 役に立つ言語を知りたい方
  • 趣味として新しい言語を学びたい方

……はぜひ参考にどうぞ!

読書好きのための「読書×脳×人類史」のお話『プルーストとイカ』感想

読書好きな人はたくさんいる。短期間に何十冊何百冊も読むのファナティックもいれば、冊数は少ないけれどじっくりゆっくり読む人もいる。何を隠そう僕も本好きのひとりだ。

人が本を読んでいるとき、あるいは文字を読んでいるとき、脳の中では一体何が起こっているのだろう? こうした疑問に答えるのがメアリアン・ウルフ著・小松淳子訳『プルーストとイカ』。

一見支離滅裂なタイトルだけれど、要は「読むことに関する本」だ。

読書という行為について、脳の発達という観点から詳しく見ていける面白い本だったので、感想や引用を交えて紹介したい。

機内持ち込みギリサイズ!44LのバックパックCabin Zero。3年間使った感想

飛行機で旅をする時は、機内持ち込みサイズのリュック一つを持って行くのが何かと便利。というのも、旅行する上でいくつものメリットがあるから。

そして僕は今まで23ヶ国70都市を旅してきた中でよく使っていたのが、イギリス製のCabin Zero(キャビンゼロ)というバックパック。44Lの大容量で超軽量、かつしっかりした作りでファンも多いです。

このCabin Zeroを筆者が3年ほど使った感想とあわせて、機内持ち込みサイズのバックパックを使うメリットを書いていきます。

フィンランドについて知りたい方におすすめな本8冊

スタイリッシュかつ機能的なデザイン、政治の透明性、国民の幸福度などで他の北欧諸国と共に注目されるフィンランド。

フィンランドはまた、飛行機で9時間半ほどで行ける「日本に一番近いヨーロッパの国」でもあります。

今回のテーマは、「フィンランドという国について知りたい方におすすめな本」。フィンランドという国や社会を様々な観点からを知ることができるブックリストです。

ここで紹介するのは、フィンランド社会を「歴史」「観光」「留学」「文化」「政治」「教育」「仕事」「言語」といった観点で知ることができる本たち。

最後の1冊は分厚~い学術書ですが、それ以外の本を通読するだけでもフィンランドという国に対して一通りの知識が身につくと思います(最後の1冊もすごく面白いですよ)。

『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか』教育を中心にフィンランド社会を知られる良著

フィンランドが衝撃のPISAランキング1位(読解力の3分野)を果たしてからはや20年。『国際競争力レポート2001』で初の1位を飾ってからは19年。

最近のPISAランキングにおけるフィンランドはその当時に比較すると少し奮わないけど、それでも世界レベルで見れば全きトップクラス。

2000年代前半当時に比べて「フィンランド教育」が話題になることも少なくなってきた印象。それでもフィンランドといえば教育という人は一定数いるのでは。

当方フィンランドに留学していながら、当地の教育事情についてはそこまで詳しく把握していなかったので、フィンランド教育に関する本『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか(岩竹美加子著、新潮社)』を読んでみた。

結論から言うと、この本は明らかにタイトルで損してる。教育というテーマを中心にフィンランドの社会や歴史を俯瞰し、著者の経験も交えて伝えられる興味深い良著だった。

『カレワラ』は途方もなくファンタジック&どうしようもない神話

北欧神話と言えば、トールやロキといった多神教の神々、そしてラグナロクなどの用語になじみのある人も多いと思います。

けど、それはスウェーデンやアイスランドなどゲルマン(ノルド)系の北欧の話。フィンランドは少し違います(まあフィンランドにはスウェーデン語系もいるし、何なら言語の問題じゃないんだけど)。

そう、フィンランドの神話は上記の「北欧神話」ではなく「カレワラ(Kalevala)」と呼ばれ、世界観も登場人物(?)も全く違います。

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