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北欧に留学して気づいた日本のいいところ、凄いところ10選

こんにちは。めいげつです。

最近は日本好き外国人を取り上げていたずらに日本を持ち上げる番組が増えてきました。依然と比べて相対的に国力が低下し、様々な問題がメディアで取り上げられ、日本人が自信をなくしているのでしょうか。

しかし、北欧の国フィンランドに留学していた僕には、日本の凄いところや日本の良さを感じる場面が何度もありました。ここでは、日本アゲ番組に辟易しつつも僕が留学中に感じた、日本という国の凄いところや良さを紹介していきます。

ギリシャ語で書かれた本の写真

ダイグロシアとは?バイリンガルとは少し違う言語の棲み分け

こんにちは。めいげつです。

ダイグロシア」。2つの言語や方言が混在する状況を表す際に使われる言葉ですが、単なる2言語併用や2言語共存を指す「バイリンガル」とは似て非なる言葉です。

一見何かの聞きなれない病名のような物々しさをもつ言葉ですが、実はこの「ダイグロシア」、日本人を含む多くの人に関係する言葉です。では、「ダイグロシア」一体何なのでしょう。

日本の写真

母国語と母語の違いとは?混同するのはもう止めませんか

こんにちは。めいげつです。

日本は歴史的に単民族国家と言われますが、もはやそうとも言い切れません。外国籍をもつ人口は350万人に迫る、立派な移民大国になっています。コンビニなどで外国人労働者を見かけない日はないといっても過言ではないでしょう。

今回は、こうして日本が多様化するにあたって僕が非常に気になっていることの一つ、「『母語』を使うべき場面で『母国語』を使うのはやめた方がいいよ」という話です。「母語」と「母国語」の違いにも触れながら深めていきたいと思います。

「母語」と「母国語」は漢字一文字しか違わないのでけっこう混同している人が多いけど、この2つは全く違う言葉ですよ。

ヨーロッパ旅行前に確認!EU、シェンゲン協定、ユーロ圏の違い

こんにちは。めいげつです。

「ヨーロッパの国々では、ユーロという一つの通貨を共通して使っている」とか、「国境を越える時のパスポート審査がない」とかよく聞きますよね。僕もヨーロッパに初めて降り立つまでは、そう思っていたものです。

こういった言説に深く関係しているのが、

  • EU
  • シェンゲン協定
  • ユーロ圏(ユーロ採用国)

という3つの概念。

この3つ、かなり混同されがちですが、最初に言っておくと「EU加盟国=シェンゲン協定加盟国=ユーロ圏(ユーロ採用国)」ではありません。

僕はEUの加盟国と非加盟国、シェンゲン協定加盟国および非加盟国、ユーロ圏&非ユーロ圏の総勢20ヶ国約60都市を旅行しました。

こうした個人的体験も含め、「EU」「シェンゲン協定」「ユーロ圏(ユーロ採用国)」の違いを、旅行者への影響という観点でお話します。

フィンランドが「良い国ランキング」で1位に

このところフィンランドが大躍進中です。2018年に国連の「世界幸福度ランキング(World Happiness Report)」で1位を飾ったフィンランドですが、今回また別のランキングでトップに君臨しました。

それがThe Good Country Index、つまり「良い国ランキング」。1月23日に発表されたこのランキングでフィンランドが1位になったのです。

そもそも良い国ランキングとは何なのか、何がフィンランドがトップを飾った要因なのか、日本はどれくらいなのか見ていきましょう。

【日芬国交100周年】日本とフィンランドの交流が垣間見られる8つの事実

日本がフィンランドの独立を承認したのは1919年の5月23日。令和という新時代を迎えた2019年に、日本とフィンランドは国交樹立から100周年を迎えました。

ヨーロッパの日本とも呼ばれ、日本と似ているとも言われるフィンランド。とはいえ両国は大国ロシアの東と西。時差も7時間あり、文化や言語、社会制度や生活習慣など様々なところに違いがあります。

そんな遠く離れた日本とフィンランドの間にも、歴史の中で、そして現在でも意外なところでつながりがみられます。それでは順を追って見てみましょう。

英語は多様な言語。「ネイティブ発音」の崇拝はやめませんか

「英語は正しい発音で話すべき」とか、「あの人の英語は発音が良い/悪い」とか「あなたの発音は間違っている」とか、誰かが言うの耳にしたことがある人はいませんか。

あと教室で英語の発音を頑張っている人に対して、冷淡な態度をとるクラスメートとか。心当たりがあるんじゃないでしょうか。

社会言語学の授業で「リングアフランカとしての英語(English as a Lingua Franca, ELF)」を少しかじった僕としては、こういった言説や態度には首を傾げざるをえません。

「正しい発音」や「ネイティブの発音」とは、いったい何なのでしょう? これだけ多くの人が英語を話している現在、まだそんなこと言っているんですか?

【海外の日本語教育】日本語学習者が一番増えているのはどの国?(旧版)

※(2020/12/29追記)最新版の記事を公開しました。最新版(2018年調査)のレポートにもとづいた記事は↓をご覧ください※

海外での日本語教育について、こんなレポートを見つけました。

海外での日本語教育の現状を、国際交流基金がまとめたもの。日本語教育を行っている現地機関の数や日本語学習者の数などを、簡潔に見やすく分かりやすく報告しています。

このレポートが結構面白かったので、世界で日本語がどれくらい学ばれているのか、日本語学習者が一番増えたのはどの国かなどの部分をシェアします。

日本語は、海外ではどれくらい人気なのでしょうか。

フィンランドの食品ロスと、学校給食について【簡単なフィンランド語のニュース】

こんにちは。明月です。

美味しいものを腹いっぱい食べたいと願うのは人類共通の願いではないでしょうか。

ですが世界には、満足に食べ物を食べられない人たちがたくさんいます。その一方で、先進国ではまだ食べられるはずの食品が大量に廃棄されています。

そんななか、2018年9月11日の「簡単なフィンランド語のニュース(Yle Uutiset Selkosuomeksi)」には食べ物がテーマのニュースが2つありました。タイトルにある食品ロスについてと、学校の給食についてです。

コペンハーゲン・Nyhavnのチュロス屋さんの入り口にて

『デンマークの光と影』バラ色の国家の見えざる暗い影【読書レビュー】

こんにちは。明月です。

今回の記事はまたテイストの違った内容になってます。その名もブック・レビュー。つまり読書感想文です。

書評っていうほど大層なものではなく、あくまで本を読んで感じたこと、気になったことをさっとまとめておく備忘録のようなものです。読書メモをつけることで読書の有益性がかなり上がるという話をよく聞くので、こんな風に小さなことから始めようと思います。

今回読んだ本は、タイトルにもあげました鈴木優美著『デンマークの光と影』。敬称略。少し前にネットサーフィンしていたらたまたま見つけた本で、それ以来ずっと気になっていたので読んでみました。

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