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チェコ語ってどんな言語?

世界遺産に登録されているプラハの美しい旧市街、スメタナやドヴォルザークなどのクラシック音楽、安くて美味しいビールなど、様々な魅力を持ちファンも多いチェコ。

「ヨーロッパの心臓」のも言える中欧の国ですが、その言語となると意外と知らない方が多いのではないでしょうか。この記事では、チェコ語がどんな言語なのかを見ていきます。

『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか』教育を中心にフィンランド社会を知られる良著

フィンランドが衝撃のPISAランキング1位(読解力の3分野)を果たしてからはや20年。『国際競争力レポート2001』で初の1位を飾ってからは19年。

最近のPISAランキングにおけるフィンランドはその当時に比較すると少し奮わないけど、それでも世界レベルで見れば全きトップクラス。

2000年代前半当時に比べて「フィンランド教育」が話題になることも少なくなってきた印象。それでもフィンランドといえば教育という人は一定数いるのでは。

当方フィンランドに留学していながら、当地の教育事情についてはそこまで詳しく把握していなかったので、フィンランド教育に関する本『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか(岩竹美加子著、新潮社)』を読んでみた。

結論から言うと、この本は明らかにタイトルで損してる。教育というテーマを中心にフィンランドの社会や歴史を俯瞰し、著者の経験も交えて伝えられる興味深い良著だった。

『カレワラ』は途方もなくファンタジック&どうしようもない神話

北欧神話と言えば、トールやロキといった多神教の神々、そしてラグナロクなどの用語になじみのある人も多いと思います。

けど、それはスウェーデンやアイスランドなどゲルマン(ノルド)系の北欧の話。フィンランドは少し違います(まあフィンランドにはスウェーデン語系もいるし、何なら言語の問題じゃないんだけど)。

そう、フィンランドの神話は上記の「北欧神話」ではなく「カレワラ(Kalevala)」と呼ばれ、世界観も登場人物(?)も全く違います。

『古代スラヴ語の世界史』――一様なようで実は多様なスラヴ人の歴史

ヨーロッパの言語を大きく3つに分けるとしたら、おそらくこうなる。ゲルマン、ラテン(イタリックあるいはロマンス語)、そしてスラヴ。

(これは言語の特徴を踏まえた分類(いわゆる「語派」)なんだけれど、もちろんこれ以外にもケルトやバルトなどの語派、そして単一で語派を作るアルバニア語、ギリシャ語、アルメニア語もある。ここでは触れない)

このなかで英語とドイツ語を擁するゲルマンとフランス語やスペイン語、イタリア語というザ・ヨーロッパ的な大言語の属するラテンは、日本人にとってかなりなじみがある気がする(これらの言語をちゃんと学んでいる/話せるかはさておき)。

ただ、問題なのは残りのスラヴだ。

フィンランド語のオンライン辞書3選【すべて無料】

こんにちは。めいげつです。

僕はフィンランド語を数年学習していますが、今まで紙の辞書はほとんど使いませんでした。

というのも辞書は全て無料で使えるオンライン辞書で済ませていたからで、学習にかかる費用を大幅にカットできたかと思います。

ここではそういったネット上で使えるフィンランド語の辞書を紹介。しかも全部無料です。残念ながら日本語でちゃんと使えるものはありませんが、英語がある程度わかれば問題なく使えるかと思います。

インド・ヨーロッパ語族の原郷を巡る壮大な旅への招待--『馬・車輪・言語』

歴史とか考古学が好きな人って多いけど、その理由に「ロマンがあるから」という言う人は案外多いんじゃないかと思う。

一方でその歴史学と考古学っていうのは気の遠くなるような地道な作業で出来ていて、緻密な論理で固められているという面ももちろんあると思う。そしてそれは僕が好きな言語学にもあてはまる。

そのロマンと、それを裏付ける証拠の山と果てしない論理を両方一緒くたに楽しめる本を紹介。筑摩書房の馬・車輪・言語(デイヴィッド・W・アンソニー著、東郷えりか訳)だ。

都市は多層的なパッチワークだけど、そのほとんどは目に見えない。『複数形のプラハ』

「言語や文字というものにはある種のイメージが付きまとう」ってことは、それを頭で理解しているかはともかく、みんなある程度気づいていると思う。

アフリカーンス語にはどうしてもアパルトヘイトのイメージが付きまとったり(BBCの英文記事にそんなことが書いてあった)、キリル文字を共産主義と結びつけてしまう人もいる(残念ながら僕もこれは否定できない)。一部の過激な人は、ハングルを見ただけで嫌悪感を催すようだし。

東京をTokyoと書いたり、「日本の早稲田から、世界のWASEDAへ」という標語があることからも窺えるように、非ラテン文字言語を使う僕らには、ラテン文字を使うという行為には「世界へ開かれる」的なイメージがあるのかも(ほら「『世界の』WASEDAへ」って書いてあるし)。

……と感じたのは『複数形のプラハ』(阿部賢一著、人文書院)の冒頭を読んだから。偶然市の図書館のサイトを見ていたところたまたま目にして、そのタイトルから思わず手に取ってしまった。

ヴァーツラフ・ハヴェル『力なき者たちの力』

乱読メモ第8弾は古典のようなものを読んでみた。

最近日本語訳が出版されたヴァーツラフ・ハヴェルの『力なき者たちの力』。チェコスロバキア最後の大統領、のちにチェコ共和国の初代大統領となったヴァーツラフ・ハヴェルが描いたエッセイ。

【PV報告】2020年5月のまとめ。アプデの影響をもろに受けPV激減

こんにちは。めいげつです。

東アジアや欧州で、新型コロナウィルスの勢いは弱くなったかのように思えます。緊急事態宣言が解除され人々の動きが元に戻っていくにつれ、ウィルスが再び広がることも懸念されています。

しかしいつまでも家に籠ってもいずれは限界が来ますし、かといって感染を拡大させたくもありません。まだしばらくは安心して普段の生活には戻れなさそうです。

では2020年5月のPV報告、はじめます。

【フィンランド式サウナ】löylyの発音は「ロウリュウ」ではない理由

こんにちは。めいげつです。

日本ではフィンランドサウナのブームが来ています。2020年2月の『世界ふしぎ発見!』でもフィンランドとエストニアのサウナが紹介されました。

そんなフィンランドサウナブームの波に乗ってやってきたのが、「サウナ」に次ぐ新たなフィンランド語「ロウリュウ」……ちょっと待てよ、その表記はおかしくないか?

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