こんにちは。めいげつです。今回のテーマは、フランス語の無料オンライン辞書。
辞書って高くて手が出ないと思っている方は多いはず。でも、インターネット上には無料で使えるフランス語辞書がいくつかあります。
日本語の無料辞書はいいものが全然ないので、英語がある程度分かる人向けになっています。あしからず。
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Cambridge Dictionary(英語⇔仏語)
ケンブリッジ大学出版局が運営する辞書サイト。フランス語だけでなく、ドイツ語やインドネシア語、スペイン語、日本語などの辞書コンテンツもあります。
検索窓をいじることで、フランス語→英語、英語→フランス語の切り替えが可能。
この辞書の良いところは、フランス語の単語で検索すると、フランス語での簡潔な説明と、英語の訳の両方が出てくること。
調べた単語を使った例文や表現もたいていの場合ついているので、逐語翻訳するだけのネット辞書が多いなか、僕はけっこう重宝しています。
検索の使い勝手は正直いって悪い(複数形や形容詞の女性形を認識できないなど)です。広告のせいなのかはわからないけれど、動作もけっこう重いのが難点。
Wiktionary(仏語→英語、ちょっと日本語)
多言語学習者にはおそらくおなじみのオンライン辞書。Wiktionary(ウィクショナリー)です。
英語フラ語に限らず、メジャーからどこの言語かもわからないような少数言語までカバーする、おそらく世界最大級の無料オンライン辞書サイト。
日本語版もあるものの、英語版のコンテンツ量が圧倒的。動詞の活用はほとんどすべて載っています。
欠点は例文が少ないことです。コンテンツ量の多い英語版でも例文はあまり載ってません。
こういうときは、フランス語版など他言語版に移動して例文を探す、という荒業を使えばたいてい解決します(フランス語版の例文は文学作品からの引用が多く少し使いづらい)。
あるいは、ここで紹介した他の辞書もあわせて使うのがいいでしょう。
ちなみにWiktionaryについてはそのメリットや使い方を別記事に書いたので、よかったらどうぞ。
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Collins French Dictionary(英語⇔仏語)
『コリンズ英語辞典(Collins English Dictionary)』でおなじみの、イギリスのコリンズ社が運営するオンライン辞書サイト。
英語とフランス語辞書のほか、中国語、イタリア語、ヒンディー語の辞書もあります。
各種例文や表現例はもちろんのこと、下にスクロールすれば、調べた単語が実際にどんな風に使われているか雑誌や新聞などの引用で見ることが出来ます(文のレベルはけっこう高い)。
無料で使えるオンライン英仏辞典の中では一番使いやすいです。けっこうサクサク動いてくれるし、表示も見やすい。原形が分からなくて活用形で検索しても大丈夫(これ重要。特に初学者にとっては)。
L’internaute (仏仏)
ニュースなどのコンテンツを発信するメディサイトL’internaute(ランテルノット)が運営するオンラインフランス語辞書。
フランス語の単語の意味をフランス語で説明した仏仏辞典です。対応する英単語も載せてくれているので、フランス語リーディングがあまりできなくても安心。
例文は少ないけれど、全くないことはありません。
それに、類義語や、調べた単語を使った慣用表現などが載っているのが地味に便利。動詞なら活用形も載っているし、例文代わりにその単語を使った引用も見られます(結構難しい文が多い)。
それぞれ「SYNONYMES(類義語)」「EXPRESSIONS(表現)」「CONJUGAISONS(活用)」「CITATION(引用)」のタブをクリックしましょう。
広告がめちゃくちゃに多いせいで、動作が重くなっているのが難点ですね。
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まとめ
以上、無料で使えるオンラインフランス語辞書を4つ紹介しました。
本当は日本語で使えるちゃんとした辞書が手元にあったほうが良いのでしょう。ただ辞書というものは数千円レベルのコストがかかり、持ち運びにも難儀します。
プチ・ロワイヤルや小学館のフランス語辞書はスマホ用アプリも出ていますが、それでも最低で4000円程度はします。
フランスで働きたいとかフランスの大学院に行くなど本格的に勉強するなら別ですが、趣味で学ぶ程度ならここで紹介した辞書で十分でしょう。
むろん、英語がある程度わかっている必要がありますが。
Thumbnail Image Credit: sauvageauch0 / Pixabay
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