こんにちは。実はフランス語学習者でもあるめいげつです。

フィンランド語などのマイナー言語と比べ、フランス語のようなメジャーな外国語には、教材が有料無料含めてたくさんあります。なかでも、Podcastは無料で聞ける上にリスニングの勉強にもなりとてもお得。

フランス語のポッドキャストにはいろいろありますが、僕は断然Radio France International(RFI)がおすすめ。世界中のありとあらゆる所のいろいろなニュースを届けてくれます。

数あるRFIのラジオ番組の中で、僕が移動時間などに聴いているプログラムを紹介します。生のフランス語に触れたいけど面白そうなのがない……という方がいらっしゃったら参考になるかもしれません!

※この記事の情報は2018年10月11日時点のものです

Sponsored Link

移動時間にはリスニングを!

僕のフランス語学習歴はフィンランド語と同じくらいですが、実はレベルはややフランス語の方が勝っています(フィンランド留学してたのに)。まあその理由は帰国後にフランス語学習に目覚め、夏休みを利用してフィンランド語そっちのけでかなり重点的に勉強したからなんですが。

それでフィンランド語力が落ちた代わりにフランス語力はぐぐっと上がりました。会話はまだまだですが、こと読解に関しては大学受験の時の英語力と同じレベルではないかと思います。中級レベル、といったところでしょうか。

それはそうと、外国語を学ぶ際は、どれくらいの時間集中してその外国に触れられるかがかなり重要になってきます。僕は一時期かなり鬼のようにトレーニングしていて、1分1秒でもとにかく惜しかったくらいです。特に歩いているときなんかは、本を読んだりスマホでニュースを読んだりもできないから時間が非常にもったいない。

そんな時は僕がヘルシンキでフィンランド語学習でやっていた方法をまた実践。というのは、歩いているときは耳がお留守になるので、イヤフォンを耳につっこんでラジオを聞くというもの。そのためのラジオの番組を探そう……と色々な番組を聴いてみた結果、面白かったのが題名にもあるRFIの「Accents d’Europe」と「Grand Reportage」です。

Accents d’Europe

Accent d'Europeのサイト
www.rfi.fr/emission/accents-europe

Accents d’Europeは、RFIのウェブサイトで公開されているラジオ番組の一つ。この番組では、パーソナリティのロラン・ベルトー(Laurent Berthault)、フレデリク・ルベル(Frédérique Lebel)とカトリーヌ・ロラン(Catherine Rolland)が主にヨーロッパでの出来事やトレンド、文化について5~15分程度の短いルポルタージュをいくつか紹介しています。

ポピュリズムの台頭や選挙などの政治的なニュースがあるかと思うと、スウェーデンでは日照時間の短い冬をどう生きるかとか、イギリスでワインが作られたとか、北フィンランドのオウル市での5G回線の研究されていることなどテーマは様々。ヨーロッパかぶれの僕にとっては、ニッチで興味深い話題が尽きません。

最近の放送で面白いなと思ったのは、ボスニア・ヘルツェゴビナ国内では異なる民族間の婚姻に否定的な意見がまだ根強いといった話(こちら)や、マケドニア(・旧ユーゴスラビア共和国)の国の名前を変更するか否かを決める選挙の話題(こちら)。かつて「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたバルカン半島では、まだまだ民族間や国家間の抗争(実際に武力衝突はしていないにしても)は絶えないようです。

Sponsored Link

Grand Reportage

Grand Reportageのサイト
www.rfi.fr/emission/grand-reportage

Grand ReportageもRFIのラジオ番組の一つで、世界中の時事問題や文化を扱っています。

これだけ聞くとAccents d’Europeとあまり変わらないように聞こえるかもしれません。しかしAccents d’Europeが1回の放送でヨーロッパに関係するいくつかの話題をダイジェストのように簡潔に伝えているのに対して、Grand Reportageではヨーロッパに限らず世界中の話題を扱っています。

1回の放送につき1つのテーマをより深掘りし、インタビューなども交えながらがっつりと臨場感ある形で伝えてくれるんですよね。

先ほど時事問題や文化と言いましたが、最近多いのは難民や男女平等などの社会問題に関するテーマ。文化をテーマにしたものは最近はかなり少なくなっていますが、少し前に、エジプトの古いキリスト教の教会とその図書館を取り上げられていました。

最近聞いているのは「Détroit, la renaissance d’une cité」で、一時期人口の3分の1以上が流出したデトロイトが近年復活を見せているという話。デトロイトといえば昔は工業かなんかで栄えたけど今は廃れて治安の悪い町という印象があったので(デトロイト市民のみなさんごめんなさい)、最近は観光客も増えていて、空港にはLCC各社が続々就航しているという話はすごく新鮮でした。

あとデトロイト(Detroit)って、フランス語だとフランス式に「デトロワ」と発音するんですね。

僕はたくさんの話題を広く浅く知るのが好きなのでAccent d’Europeを聞くことが多いですが、たまにすごく興味を惹くテーマがあればGrand Reportageをダウンロードして聞いています。割合としてはAccents d’Europeが2つにつきGrand Reportageが1つくらいかな。

おまけ:スクリプト付きのニュース番組

Accents d’EuropeもGrand Reportageも内容はとても面白いのが多いですし、ほぼ毎日更新されるのでネタに尽きることもありません。が、これらの番組をフランス語学習に使うときは、かなり大きな注意点が一つあります。

それは両方ともスクリプトがないこと。やはり聞き取れなかったところを確認できないのがつらいところです。僕のフランス語のリスニング力も完璧からは全く程遠いので、聞き取れなかった部分は何回も聞いて分からなければもう諦めています。これ、結構もったいないですよね……。

ですので、僕は別のところでスクリプト付きの番組を並行して聴いています。それはRFIの「簡単なフランス語のニュース(Le Journal en français facile)」とNHK Worldのフランス語のニュース。こちらにはありがたいことにちゃんとスクリプトがあるので(RFIの方は最近更新がかなり遅れがちですが)、時間に余裕があるときに聞いて、聞き取れなかったところをちゃんと確認しています。

「簡単なフランス語のニュース」の方は話すのが早くて(特にリポーターが爆速)始めはきついかもしれませんが、かなりやりごたえがあります。それに比べてNHK Worldはややゆっくりです。

そしてAccents d’EuropeやGrand Reportageから特別興味のあるものをダウンロードしておいて(僕はAndroidユーザーですが番組はサイトからダウンロードできちゃうんです)、移動時間、とくに歩いている時に繰り返し聞くようにしています。1回目ではなかなか聞き取れなかった部分も、繰り返し聞けば徐々に分かるようになってきます。それが楽しいです。

Sponsored Link

最後に

いかがでしたか。今回は僕が好きなRFIのラジオ番組を2つ紹介しました。

ラジオ番組を使えば、多読などもできない移動時間中でもどっぷりと外国語学習に浸ることができます。

もしこの記事を読んで下さっているフランス語中級者の中で、面白そうなフランス語の番組が見つからない……という方がいらっしゃったらぜひ試してみてくださいね!

それでは、Bonne journée !

Header Image by Free-Photos / Pixabay