こんにちは。めいげつです。

近年日本でも人気の旅行先となった北欧の国フィンランド。

英語が公用語ではないフィンランドで、英語だけでやっていけるのか? と心配になる方も多いかと思います。

しかしご安心を。結論から言うとフィンランドでは英語が広く通じます。ここではフィンランドの英語事情について、旅行者&在住経験者としての経験からお話ししたいと思います。

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フィンランドは英語力ランキング上位の常連国

実はフィンランドはスウェーデンなどの北欧諸国やオランダとともに、英語力ランキングの上位に頻繁に来る国。

スウェーデンの語学学校エデュケーション・ファースト(Education First, EF)が発表している英語能力指数のランキングでは、フィンランドは堂々8位。フィンランド人は世界的にも英語が堪能な人たちということになりそうですね。

ちなみにこのランキングでは日本は49位。まあ半ばお決まりの、先進国の中では低い順位です。

ここからフィンランドの英語事情について、実際にヘルシンキで暮らしていた実感を元に書いてゆきます。

旅行、留学なら全く問題ない。

自分はヘルシンキに交換留学生として10ヶ月間滞在し、国内旅行などもしたのでその体験をもとに、大学生活と日常生活、観光の3つの観点から書いていきます。

結論からいうと、旅行や留学といった数日~数ヶ月程度の短期間での滞在なら英語だけでも問題ありません。

訛りは人によって強かったり弱かったりですが、聞き取りに支障が出るレベルではないでしょう。

大学生活

ヘルシンキ大学図書館

大学生は全員英語が話せるといっても過言ではありません。それほどフィンランド人大学生は英語が達者です(とはいっても僕はヘルシンキ大学の学生しか知らないのですが)。

大学の授業は基本的に英語、フィンランド語の授業のみフィンランド語でした。グループでディスカッションをする時もフィンランド語が分からない人がいれば全員英語に切り替えますし、教員はもちろん英語ができます。

そんな風なのでフィンランド語をあまり話せないどころか、フィンランド語の授業すらとらない交換留学生もいたくらいです。

スチューデントサービスでも英語でOK。HOASなどの賃貸業者のオフィスでも英語で大丈夫。定期的に入る検査も、英語が話せる人が来ます。まあこれは職業柄と言ったところでしょう。

なので、留学生生活に関わるところでフィンランド語が必要な場面は、それこそフィンランド語の授業以外では皆無でした。

日常生活

ヘルシンキ中心街のとある通り

とりわけフィンランドの都市部の人々は英語が話せる人が多いので、数ヶ月程度の滞在でも英語だけで何とかなります。

僕が住んでたアパートはヘルシンキの端でしたが、アパート近くのスーパーの店員も英語が話せました(スーパーの人とあまり会話しないけど)。僕が少しフィンランド語の聞き取りに難儀していたところサッと英語に切り替えた感じです。

メトロに乗ってフラットメイトと喋ってたら、向かいに座ってたママさんが話しかけてきたりなんてこともありました。

しかしスーパーの値段表示には基本英語はありません。トマトなら「tomaatti Suomi(「フィンランド産トマト)」くらいしか書いてません。

フィンランド語の単語は英語等から意味を類推できないことが多い(tomaattiは数少ない例外)ので、慣れるまでは結構大変かも。

観光

秋空の下のヘルシンキ大聖堂

旅行でフィンランドを訪れるなら数日、長くても2~3週間程度の滞在が多いと思いますので、英語だけで大丈夫です。

ホテルや博物館、ヘルシンキ中心街のお店(テキスタイルブランドのお店やカフェ等)のスタッフなど、観光客がお世話になりそうな場所では英語が通じます。田舎でもサヴォンリンナ、ケミ、イナリなど観光資源がある場所なら大丈夫です。

しかしそんなフィンランドでも英語が通じにくい場所もあったりします。それが交通機関が絡む時。

僕の個人的な体験では、ラップランドのイナリでタクシーとったときに運転手が英語苦手みたいでしたし、格安バスOnnibusでは英語のアナウンスがないこともありました。

僕の友人の話では、ヘルシンキのバス運転手からチケットを買おうとしたとき英語が通じず困った、ということも。事前にチケットを購入すれば問題はありませんが、運転手から直接買うことになった際はご注意を。

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なぜ英語がうまいのか?

結論から言って、やはり「ニーズ」が高いからでしょう。

フィンランド語は小さな言語です。フィンランドの総人口は500万人強なので、その全員がフィンランド語を話せたとして、フィンランド語しかできなければコミュニケーションをとれるのは500万人に限られます。世界人口の0.007%です。

スウェーデン語ができたとしても、スウェーデンとフィンランドの人口単純に合わせても1500万人ほどに留まります。ざっくりとした計算ではありますが、多くても2000万人は行かないかと。

しかもフィンランド語はウラル語族といって、英語やフランス語などの大きなヨーロッパ言語とは祖先が全く異なる言語。似ている言語は基本的にハンガリー語とエストニア語とあとはロシアの小言語たちのみなので、似た言語の多い西欧の大言語話者たちのような利点を生かせません。

それだけ言語的には孤立しているので、外国語ができないと結構大変な訳ですね。

フィンランドでは小学校低学年から英語教育をスタートさせます。日本でも最近早まったようですが、フィンランドでは早いところで60年代から始まったようです。

それに学校の授業が始まる前からも、子どもの頃から英語圏の映画やゲームを吹き替え無しで視聴プレイするから、英語の音に耳が慣れるというのは僕のフィンランド人の友人の話。国内市場が小さい国ならではですね。

まあ英語のできない国は国内市場の大きい大国に多いので、さもありなんという感じです。

まとめ

以上、フィンランドでは英語がよく通じるよという話をしました。

人口500万人程度の小さな国ゆえ、国外のマーケットへの関心が高くいために英語が広く通じるフィンランド。日本からの近さ(ヨーロッパの国にしては)や治安の良さもあいまって、非常に旅行のしやすい国です。初めての海外旅行先としてももってこいの場所ですね。

日本でも人気のテキスタイルブランドもたくさんありますし、冬にはオーロラも観ることができます。ぜひ英語の通じやすいフィンランドに足を運んでみてください!

もちろん、せっかくなので少しでもフィンランド語を覚えておくとなお良いでしょう。

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