こんにちは。複数の外国語を並行して学んでいるめいげつです。

言語を学ぶ上で大事なのは、やっぱりその言語に触れること。教科書しかり、実際に誰かと話すしかり。

ただ中級以上の学習者の場合は、教科書だけだと進歩が遅くなります。その時に役立つのがネイティブが話す言語を聴くこと。それができるYouTubetチャンネルの1つを、ここで紹介します。

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Easy Languagesとは?

Easy Languagesは、YouTubeで展開しているメディア・プロジェクト。

このEasy Languagesの特徴は、英語の動画なら英語圏の、ドイツ語の動画ならドイツ語圏の都市で通りすがりの人にインタビューしていること。

英語版のEasy Englishをはじめ、フランス語やドイツ語、中国語などなど様々な言語のバージョンが出てます。

2021年2月時点で動画が出ている言語の一部を抜粋すると、

ヨーロッパ英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ギリシャ語、スペイン語、ポルトガル語、カタルーニャ語、ロシア語、ポーランド語、デンマーク語、クロアチア語、オランダ語、ハンガリー語、ノルウェー語、ルーマニア語、セルビア語、スウェーデン語、ウクライナ語、ウェールズ語
中東アラビア語、トルコ語、ヘブライ語、アルメニア語
アジア日本語、中国語、韓国語、広東語、ベトナム語、ヒンディー語、マレー語、フィリピノ語、インドネシア語、中国語(台湾)、タイ語
中南米ブラジル・ポルトガル語、ミスキート語
アフリカスワヒリ語

これだけ多くの言語の動画をリリースしてしているほか、たとえば英語でもイギリス英語やオーストラリア英語、フランス語ならケベックのフランス語など、地域ごとのバリエーションをカバーしていることも。

生の言語に触れられる魅力

Easy Languagesの魅力は、なんといっても「生きた外国語」を聴けること。

大人が言語を学ぶ際は基本的に教科書からスタートします。教科書に書いてあるダイアローグを録音した音声を聴いて、文法を学んで……

と、それはそれで良いことだし必要なことなのですが、ある程度以上のレベルになると、それだけではどうしても足りなくなってきます。

なぜなら、実際その言語のネイティブスピーカーは、教科書のような「きれいな」言語は話していないから。

しっかり「文法通り」喋っているか、教科書の音源のようにはっきりとゆっくりした発音なのか、文法書のようなベーシックな単語選びをしているかなどなど……ええ誰一人やってませんよ。

そんな中いつまでも教科書的な「きれいな」音源を聴き続けたところで、意味ないとは言わないにせよ、レベルの伸びは鈍化してくるかと。

われわれ日本人が普段どのような日本語をしゃべっているか想像するといいかと。きっと教科書通りの文法や語彙、発音に十分気を使って話している人は皆無でしょう。かなり肩の力を抜いて喋っているはずです。

日本語以外のネイティブも同じこと。Easy Languagesはシチュエーションこそ街頭でのインタビューに限られますが、それでもネイティブの話す言語に触れられる貴重なメディアです。特にリソースの少ない言語ならなおさら。それに色々な人が登場するので、様々なアクセントに馴染めるかと。

僕はフランス語、ロシア語、ドイツ語版を聴いてました。それなりに学習してきたフランス語でも字幕なしだとけっこう理解しづらいし、さらにレベルの低いロシア語とドイツ語はけっこうむずかしいです。

ちなみにメジャーな言語(フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、イタリア語など)は独立したチャンネルが開設されています。

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まとめ

というわけで、生の外国語を聴けるYouTubeメディア「Easy Languages」を紹介しました。

ネイティブの(教科書的じゃない)生の言語を聴ける数少ないメディアなので、何かしら外国語を学んでいる方はチェックしてみては。

僕としては、フィンランド語版とチェコ語版がほしいところです笑