前回の記事では葉山の近代美術館でアルヴァ・アアルトの展示を観てきた話をしました。
その帰り道に立ち寄った隠れ家のようなカフェBeach Muffinで、逗子のクラフトビールを楽しんできたのでレビューします。
※この記事に記載されている価格は全て筆者の訪問当時のものです
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湘南のリゾート・逗子の地ビールが飲めるヴィーガンカフェ
僕が住む神奈川県南部、湘南という地域には地ビールもといクラフトビールのブランドがいくつかあります。
茅ヶ崎市の熊澤酒造の湘南ビール、鎌倉ビール、江の島のしらす問屋とびっちょが作るしらすビール(地味におすすめです)……
そして今回(といっても1週間前ですが)飲んできた逗子市のヨロッコビール。
このヨロッコビールは逗子駅の近くに小さな醸造所を構えているのですが、醸造所での販売はしてないそうで、代わりに川沿いのBeach Muffinというお店で樽生を楽しむことができます。
お店の外観はこんな感じ。葉山方面から来た場合カーブが終わるあたりにあるので、気を付けてないと通り過ぎてしまいそう。
一応向かって右隣にドミノピザがあって目印になるのですが、それを知らなければどうってことはありませんね。
見た感じあまりビールのお店という感じはしませんが、それもそのはず、このお店はここいらでは珍しいヴィーガンカフェなのです。
なのでメニューを見ても、お肉や乳製品など動物性の材料を使った料理は見られません。
ただ僕がここに来たのはクラフトビールを飲むため。逗子の小さなマイクロブルワリー(二重表現)「ヨロッコビール」がタップで楽しめる唯一のお店なのです!
その日は何がしかのマーケットをやっていたらしく席が少なかったみたいですが、お一人様でビール目当てということを伝えると奥の方の小さな席に案内してもらえました。
古民家的な雰囲気がとてもいい感じ
内装についてはあまり写真とってませんでした。これらは数少ない内装の写真……といっても下の写真は上半分がブレまくってますが。
まあ下で、ビールやフードの写真とあわせてお楽しみください。
なんだか一昔前の平屋を改築 (増築?)したような趣で、クラフトビールバーによくある小綺麗な内装とはまた違った雑多な感じ(いい意味で、です)。
サーファーがよく集まる場所だと、こういった雰囲気が好まれるのでしょうか。
ビールはこのカウンターで注文し、その場で現金でお支払い。キャッシュオンデリバリーってやつですね。
写真がよくなくて見づらいですが、タップはなかなか面白いデザインです。
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さあ逗子のクラフトビールをトライ。
お待ちかねクラフトビールです。タップには4種類のビールがありました。
ものすごく悩んだのでおすすめを聞いたところ期間限定の「ハーベストセゾン」を勧められたのでそれにしました。4種類全て一杯800円。サイズはハーフパイントくらいなので少々割高。
お店の人によるとこのハーベストセゾン、みかんが入っているらしいです。
いざ飲んでみると、みかんかどうかはあまり分からないけど、さっぱりした柑橘系のフレーバーをしっかり感じられます。非常にフルーティな味わいで、暑い日とかはとても丁度良いと思います(その日は涼しかったけど)。
エールのような濃厚な香りではないけど、穏やかな柑橘系の香りがふわっと広がります。
藤沢駅近くの湘南ビールの樽生が飲める店(近いうちに記事書きます書きました。こちら)のセゾンビールに比べて、エールのような舌の表面につく苦みは控えめです。
セゾンビールにもいろいろあるようですが、もしかしたら下面発酵(ラガー)なのかな……? と思うくらいさっぱりしていました。
こちらは別の時にいただいたハイビスカスセゾン。
一見フルーツビールのようにも見えますが、あまりフルーティな味や香りはなく、かなり酸味が強いビールでした。
セゾンビールがそもそも酸味のあるビールですが、そこにハイビスカスの酸味が加わった感じですね。
フルーティさはあまりないものの、ハイビスカスのようなフレーバーは確かに感じました。ちょっと酸っぱすぎて苦手かも。
ちなみにこのヨロッコビール、お店でした飲めないかと思ったら、通販で売ってるんですね。
公式サイトからオンラインストアへ行けるほか、Beer OWLEいうクラフトビール専門の通販でも売っているようです。
スパイシーで堅揚げなポテトが絶品!
ビールに800円使ってしまったばかりなのですが、我慢できずおつまみにフライドポテトを注文。
「クリスピーフライドポテト」、レギュラーサイズで600円。先ほどのタップのあるカウンターでビールと同様に注文できます。
クラフトビールのお店でポテトを頼むのが、今では完全にルーティーン化しています。だってどのお店にも置いてあって、どのお店にも同じものはないんですから。
で、ここのポテトはまた面白かったです! カレーとかジャークチキンに入っているような、エスニック創作料理でよく使われていそうなスパイスがすごく利いています。
それに外側はカリカリどころか、噛むとガリガリと音が聞こえるぐらい固く揚げてあります。スパイシーさとこの歯ごたえが堪りません。
まあセゾンビールとの組み合わせがベストとは思わないけど、このポテト、すごくいいです。これなら600円払うわ。なんなら800円払ってジャンボサイズを頼んでも良かったくらいです。おすすめです。
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ベジバーガーで「ポテトがっつり系」ヴィーガンランチ
Beach Muffinはヴィーガンカフェ。ヴィーガン料理とは、動物性の食材を一切使わない料理のこと。
僕が住んでいるあたりでヴィーガンを売りにしているお店はあまりないので、ヴィーガンランチも楽しんできました。
僕が頼んだのは、手前の水色のお皿に乗ったベジバーガー(1,200円)。あのポテトも一緒についてきます。
奥のスープは、友人が注文した本日のスープ(700円)。この日はキャロットとココナッツのスープでした。スープは僕は頂いてないのでこれくらいにして。
そしてジャンボサイズのクリスピーフライドポテト(800円)。レギュラーサイズ(600円)を2つ頼もうとしたら、ジャンボの方がお得だよと言われたのでこっちにしました。
ベジバーガーにもポテトがついているので、お店の人が言っていたように「ポテトがっつり系」になりました。ここのポテトは絶品なので全然オーケー。
ベジバーガーは、バーガーというよりサンドイッチのようなビジュアル。
ベジバーガーのパティは、ナッツや穀物で作られているそう。その上にチリソースとパプリカが乗っかっています。
お肉のパティのようながっつりさはないものの、それなりにボリュームがあります。かといってナッツや穀物っぽい味かというとそうでもなく。それにパティの上に掛かっているチリソースがまた美味しいんです。
とはいえ、平均より大食らいな僕には少し物足りないボリュームでしたね。
最後に
以上、逗子のBeach Muffin、およびヨロッコビールのタップルームのレビューでした。
他のレビュー記事を読んでいて知ったのですが、ここ、『海街Diary』のロケ地になったそうですね。確かにいい感じに古くて雑多な感じが良い雰囲気を醸し出しているので納得です。
Beach Muffin(ビーチ・マフィン)
〒249-0005 神奈川県逗子市桜山8丁目3−22
営業時間:木・金・日曜11:00~18:00、土曜11:00~21:00pm
公式サイト:https://www.beachmuffin.com
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◆なんと中央アジアのウズベキスタンでもパブに行ってきました。サマルカンドの、ビール工場の隣にあるパブです。
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