可愛らしい建物が並ぶ中世の街並みと、燻製にしたモルトから作るラオホビールで有名なバイエルン州のバンベルク（Bamberg）。
ケルンやニュルンベルクといった都市が第二次大戦中に空襲の被害を受けたのに対して、バンベルクは空爆の被害を被らなかったため、中世の街並みがそのまま保存されています。
そのことからバンベルク旧市街はユネスコの世界遺産に登録されています。
その世界遺産の旧市街観光を便利にする、とっておきのホテルを今回、ご紹介いたします。
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Hotel Sandsternの概要
Hotel Sandstern（ホテル・ザントシュテルン）はバンベルクの中心にあるホテル。バンベルク旧市街のランドマークである旧市庁舎から、歩いて5分ほどの場所にあります。
Hotel Sandsternの最大の魅力は、そのロケーション。というのも、世界遺産になっているバンベルク旧市街のほぼ中心に位置しているのです。
そのため、バンベルク大聖堂や新旧レジデンツ、小ヴェネツィア地区といったバンベルクの美しい観光名所まで数分と歩かずにたどり着けます。燻製モルトで造られたビール・ラオホビールで有名なシュレンケルラにも1～2分程度というアクセスの良さ。
朝食はオプションですが、旧市街の中心という最高の立地ながら、ダブルルームで一泊7,000円～と価格が非常にお手頃なのも魅力です。
バンベルク駅からは徒歩20分と少々遠いですが、旧市街そのものが駅から遠いのでさほど気にはならないかと思います。
客室のようす
今回筆者が泊まったのはダブルルーム。一緒に旅行に行く予定だった友人が旅行をキャンセルしたので一人でダブルルームに泊まることに。まあよくあることです。
建物じたいはかなり古いものの、お部屋はいたって清潔です。
パソコン等でを使った作業ができるデスクももちろん完備（上に乗っているのは僕の飲み物です）。テレビもついています。
各ベッドの隣にはナイトテーブルと明かりもついていました。すぐそこにコンセントがあるのも便利です。
バスルームも至って標準的な広さ。写真には映っていませんが暖房もついていて、シャワー直後に体が冷えるのを防ぐこともできます（部屋が温まるまで時間がかかるので、シャワーの前につけておきましょう）。
試供品サイズのシャンプー、石鹸はついています。
観光ガイドももらえました。全部ドイツ語でしたが、写真を眺めながらどんな観光地があるのかを把握するだけなら十分かと。
こちらがレセプションのあるロビー。オプションとなっている朝食はこちらでとります。
4階だった部屋からは、素敵な眺めが得られました。
もちろん無料のWi-Fiもついているので、インターネットも十分使えます。ネット接続の質に問題はありませんでした。
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デメリット
Hotel Sandsternは立地と価格を考えれば文句なし。しかし残念ながらいくつかデメリットも。
まずは建物が古いこと。旧市街の建物に泊まれるのは一方では魅力ですが、古い建物のためエレベーターが設置されていません（ドイツのホテル、ホステルにはよくあることですが）。
ですので、重い荷物を運んでいてなおかつお部屋が上の階になってしまうと、上り下りが大変になってしまいます。
もう一つはフロントの時間が短いので、到着時間によっては事前に調整の必要があること。チェックインは基本的に15:00～19:00の間のみ。これを失念していた私は重い荷物を抱えながら時間を潰す羽目にあいました。
ある程度予約サイトを通して調整できるものの、英語あるいはドイツ語でメッセージを書けた方が相手方への印象は良くなりますね。
周辺観光施設
- バンベルク大聖堂……階段を上ること3分ほど。丘の上にあります。
- アルテ・レジデンツとノイエ・レジデンツ……同上。
- 旧市庁舎……歩いて4分ほど
- 小ヴェネツィア……歩いて5分ほど
- シュレンケルラ……歩いて2分ほど。ホテルのある通り沿に南西に行き、反対側にあります。
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まとめ、予約サイト
以上、バンベルク旧市街にあるホテル、Hotel Sandsternのレビューでした。
エレベーターがなくチェックイン時間が短い（なお調整可）というデメリットはあるものの、旧市街の中心にあり手頃なホテルです。観光スポットを効率よく回りつつ、疲れたら部屋に戻って休憩をとることもできます。
Hotel Sandstern（ホテル ザントシュテルン）
Obere Sandstraße 11, 96049 Bamberg
https://hotel-sandstern.de
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