こんにちは。めいげつです。
唐突ですがみなさん、今までに訪れたことのある国は何ヶ国ですか? また、今までに訪れた都道府県はいくつですか?
旅行に何度も行っているという方なら、わりとスパっと答えられるかもしれません。
ではそんな旅好きの皆さん、「今まで訪れた国/都道府県を地図に起こしてみたい」なんて衝動に駆られたことはないですか?
そんな時に使えるサイトがあるんです。類似のサービスはいくつかありますが、ここでは自分好みにデザインした地図を作れる「MapChart」というサイトを紹介します。
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地図塗りつぶしサイト「MapChart」
MapChart(マップチャート)は、白地図を自分の好きに塗りつぶして、画像ファイルとして保存することができるウェブサービス。
アカウントの作成する必要もなく、無料で利用できます。いくつかある地図から1つ選んで、地図上の国や地域をクリックすることで塗りつぶしていくだけ。
こんな感じ。
行ったことのある国や地域を塗りつぶしていくのは、単純に楽しいです。
(それにこうして見ると世界は広いんだなって改めて感じます)
また、旅ブロガー等として売っている方なら、訪れた国をビジュアル化することでのブランディング効果もありそうですね。
解説用の図としても使える
こうして訪れた国を塗りつぶすだけでも十分ですが、MapChartの使い道はなにもそれだけではありません。
たとえば何かを説明するコンテンツを作っていて、「地図があればもっと分かりやすく作れるのにな」という場合にも最適。
ごちゃごちゃ説明するより、視覚的イメージを使った方が理解がしやすくなりますからね。
たとえば僕はずいぶん前に、EU加盟国とシェンゲン協定加盟国、そしてユーロ採用国の違いを説明する記事を作りました。
でもこういうのって、ぶっちゃけ文字で淡々と説明するよりも、地図などでヴィジュアル化したほうが分かりやすいんですよね。
というわけで、MapChartを使って地図を作成したのです。
こちらは通貨としてユーロを採用している国の地図。こんな感じです。わりと綺麗にできてません?
こんなふうに、記事の内容を補助するようなイラストを作成することも可能です。
MapChartのうれしい特徴
MapChartを使うことのメリットは、主に2つ。
- 地図のバラエティが豊富
- 色の指定が多様でカスタマイズ性抜群
地図のバラエティが豊富
MapChartで作成できる地図は、なにも世界地図に限りません。
たとえば「ヨーロッパ」「アフリカ」「アジア」「南北アメリカ」などの地図も用意されています。
実際に記事の上の方で、僕が作成したヨーロッパの(ユーロ採用国の)地図を載せましたよね。あんな感じです。
さらに便利なのが、国別の地図だけではないこと。
「県」や「州」、「省」などもう少し細かい単位に分けられた地図も用意されているのです。
なので、たとえばこんなこともできます。
ちゃんと県で分けられた日本地図(北方四島がないんだけど)もあるので、自分が訪れた都道府県を地図に起こすこともできます(この地図は適当に作ったものですが)。
日本地図だけではなくアメリカやヨーロッパ、さらには県(州・省etc)別の世界地図もありますよ。
州ごとに区切られたアメリカの地図なんかは需要がありそうですね。
色の指定が多様でカスタマイズ性抜群
MapChartでは、色の指定がいろいろできるので、自分好みの地図をカスタマイズできてしまいます。
ここで指定できるのは、
- 塗りつぶす色(複数指定可)
- 背景(つまり海の)色
- 国境の色
となります。
僕が先ほど紹介した「EU・シェンゲン協定・ユーロ採用国」の記事では、しばらくこんな風な地図を載せていました。
カスタマイズ方法があまり分かっていなかったので、何というか原始的ですね。たぶん国境の色は初期値のはず。
今では上で載せたような、わりと綺麗な感じの地図に直しました。
こんなのも作れちゃう。
また「国の名前の表示/非表示」も切り替えられます。国の名前は表示できないサービスが多いのでここも評価ポイントですね。
元のファイルサイズが大きいので、ブログ用に小さくしたときに粗くなっちゃうのが欠点ですが(小さい国の名前なんかほとんど読めない)。
ちなみに国名は英語名のみになってます。
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MapChartの使い方
MapChartの操作はとても簡単。英語のサイトですが、まあ義務教育でやった英語を多少覚えていれば問題なく使えます。
手順としては、
- トップページをスクロールして地図を選ぶ(「世界地図」「ヨーロッパ」「アメリカ」「日本」など)
- 塗りつぶす色、国境の色、背景色を選ぶ
- 国や地域をクリックして塗りつぶす
- 「PREVIEW」をクリックして、地図の上で右クリックして保存するか、「DOWNLOAD」ボタンをクリックして保存
- 気に入らなかったら「EDIT」をクリックすれば再度編集可能
- けっこうでかいのでお好みのサイズにリサイズする
他の地図作成アプリ
MapChart以外の地図作成アプリ/サイトとしては、
- been
- maploco
があります。
beenはiOS用のアプリ。地図上の場所が分からなくても、国の名前で探すことができるのがポイント。
beenで僕が訪れた国の世界地図を作るとこんなふうになります。上のMapChartのものと比べてみてください。
もうひとつはmaplocoというサイト。こちらはMapChartと同じくブラウザ上で動くウェブアプリです。
こちらもbeenと同じく、地域名と国名で調べることが出来ます。地図の上に国名が並んでいるので、国名をクリックすれば自動的に地図が塗られていきます。
Create Your Own Visited Countries Map
作成し終わったら地図の下にある「Embed」のテキストボックスにあるコードを張り付ければ↑のように表示されます。
「世界地図」「ヨーロッパ」「アメリカの州」「カナダの州」の4種類の地図から選べます。
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おまけ:みんな何ヶ国行ったことあるの?
ここからはちょっとしたおまけ。
僕は今までに23ヶ国を訪れましたが、ふと「日本人は平均で何ヶ国訪れてるんだろう」と気になり、調べてみました。
アゴダの調査によれば、日本人は平均で5ヶ国訪れたことがあるそうです。1~10ヶ国訪れた人は71%。
アゴダの調査は国際比較で、1位は平均12ヶ国のイギリス人。このデータはブレグジット前なので、その後で変わるのかしら(もちろんコロナ禍が終わってから)。
TABIPPOでは20代~50代のTABIPPO読者に対して調査していて、1~5カ国が最も多いそうです(52.8%)。
そこに「6~10ヶ国(23.3%)」「11~20ヶ国(13.1%)」が続きます。「0ヶ国」は4.8%。
海外に行ったことのある人で、20ヶ国以下の人がほぼ9割を占めるんですね。
僕はこういうデータに対して特に何の先入観もなかったので、「こんなもんなのか」という感想。海外旅行する人が周りに多いので、少ない気もしなくもないけれど。
まとめ
以上、旅好きの人や旅ブロガーにおすすめな地図作成サイト・MapChartを紹介しました。いかがでしたでしょうか。
MapChartは、地図の種類の豊富さと、カスタマイズ性が売り。塗りつぶす色や国境の色など選択の幅が広いので、自分好みの地図を作れちゃいますよ。
もちろん旅ブロガーだけでなく、業務でプレゼンの視覚資料なんかを作るのにも使えそうですね。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
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