こんにちは。めいげつです。
英語など言語の能力は、主に「読む・聴く・書く・話す」の4つ分けられます。言語の4大技能というやつですね。
この4つの技能が総合的にできて初めて、言語が「できる」と言うことができます。
じゃあこの4つのなかで一番重要なものはどれだろう? と考えた時に、「リーディングかな」と思ったので、その理由を書いていきます(まあ「重要」の定義にもよりますが)。
※ここでは、あくまで「外国語を学ぶときにどの技能が重要か」という話をしています。一般的に「言語の4大技能のうちどれが重要か」という話ではないのでご注意。
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インプットはアウトプットの基礎
「読む・聴く・書く・話す」の4大技能。この4つは、「インプット」と「アウトプット」に分けられます。
外から情報を取り込むのがインプットで、自分の頭の中にある情報を外に出すのがアウトプット。
なので「読む」と「聴く」がインプットで、「書く」と「話す」がアウトプットですね。
で、インプットとアウトプットはどちらが「重要」か? という話。
まあ考え方は色々あると思いますが、インプットなしでアウトプットは不可能だという意味で、インプットの方が重要と言えるかな、と思います。
外国語を学ぶ最大のメリットは広い情報収集
外国語を学ぶことには、実にいろいろなメリットがあります。外国語を学んでいる人それぞれ、違った目的があるんだと思います。
僕が思う外国語を学ぶ最大のメリットは、「その言語を知らなければアクセスできなかった情報を得られる」こと。
外国語で書かれた文字は、その言語を知らない人にとっては無意味も同然。
でもその言語を知っているならば、その文字に書かれた内容を「情報」として受け取ることができます。そういう意味で、外国語を学ぶことで自分の世界を広げることができます。
たとえばこんな話も。インターネット上では、61.3%のウェブサイトが英語で書かれているというデータがあります。一方で日本語のウェブサイトは1.9%とのこと。
英語を学べば、日本語しか知らない場合と比べて数十倍の量の情報にアクセスできるようになるわけです。
外国語を学ぶメリットとしては「自分と違った文化を持つ人々と会話できる」ことを挙げる人もいるでしょう。それももちろん大きなメリットです。
ただ、それはインプットをして自分の中に語彙を蓄えて初めて可能になります。
さて、情報収集をするのに必要になる能力は、リーディングかリスニングになりますね。ようはインプットです。
この2つは、情報収集の手段という意味では同じくらい重要だといえるでしょう。
でも、「アクセスできる情報の量」という観点で考えれば、リーディングに軍配が上がるかと。
インターネットしかり、図書館などの施設しかり、町中にあるサインなんかも含めると、文字情報の方が多く転がってるいるように思えます。それに古い情報(古典作品)なんかは、文字情報で伝わっていることが多いですね。
音声情報の保存ができるようになったこと自体最近のことだし、それはネット上でも当てはまること。なので音声による情報量が比較的少ないのは仕方のないことでしょう。
それでも目が見えない人や文字が読めない人のアクセシビリティを高めようと多くの人が奮闘している中で、オーディオブックや朗読機能の発展が凄まじいのも事実です。音声認識もそういった技術のひとつ。
なので近い将来、リスニングも同じくらい「重要」になるかもしれません。
というわけで、僅差でリーディングが勝ちということで。
もちろん、リーディングとリスニングのどちらかがより重要かは、人によって異なるでしょう。目が見えなかったり文字が読めない場合はリスニングの方が明らかに重要なのは明らかなので。
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まとめ
以上、今回は言語の「読む・聴く・書く・話す」の4大技能のうち、リーディングつまり「読む」が重要じゃないかという話をしました。
もちろん、この手の話には異論がつきものです。みなさん色々な考えがあると思います。
ですので、自分の異論を聞いてくれと言う方はぜひコメント欄などに残して頂けると、楽しいかなと思います。
Thumbnail Image Credit: Jose Antonio Alba / Pixabay
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