僕は大学生になってからたくさんの旅行をしました。それも大学2年生から現在までの2年の間で。それ以前は、家族旅行で年に1回行くくらいでした。目的地はだいたい河口湖で、たまに北関東や伊豆半島にも足を運びました。

それで、先日ふと思ったのが、旅行の楽しさって単に旅行に行っている間のものだけではないこと。旅行は3回楽しめるものだと気づきました。以下、その理由を個人的体験も交えてお伝えします。

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最初の楽しみ:旅行前の計画

旅の最初の段階。そう、計画です。旅行の計画をたてるのってすごく楽しいですよね。もしかしたら、希望に胸が膨らんでるだけあって一番楽しい時間かもしれません。

国内でも海外でも、行きたい場所を決め、その場所の写真や地図を見ながら、そこで過ごしている自分を想像する。

温泉に入ってリラックスしているところだったり、中世の迷路のような町の中を闊歩しているところだったり。

ガイドブックに載っている写真を見てニヤニヤしてもいいし、旅行先の街角をGoogleのストリートビューを見ながら旅先の町を闊歩する想像に浸ったりとかも。すごく楽しいです。

かくいう自分も留学に出発する前、ヨーロッパの色々な国の写真(特に中東欧とかもうね!)、ガイドブック、ストリートビューを見ながらワクワクしていました。

なんなら留学中、他のヨーロッパ諸国への飛行機やフェリーのチケットを予約することすら楽しかったです(友達と一緒なら余計にね!)。

昨年のウズベキスタン旅行の前は、サマルカンドやブハラの青いモスクを想像してニンマリしていました。

荷造りをしているとき、飛行機に乗る直前の時、飛行機に乗っているときと、現地に近づくにしたがって心が高揚してきます、そして次は……いざ現地です!

次の楽しみ:現地で!

二番目の楽しみは実際に現地に着いてから。この3つのなかでも最もハイライトがあたるシーンですね。あまりに当然すぎるのでそんなに長くは書きません。

ここでの楽しみ方は人それぞれ、目的地によってそれぞれです。普段とは違う日常に入り浸り、現地の食べ物を楽しみ、文化を堪能する。

忙しい日中の活動を終えた後も、非日常の高揚感は宿で床に就く時まで続きます。

2日以上の日程であれば翌日目覚めた時から新たな非日常のスタートです。これが旅行が終わるまで続きます。

旅の高揚感は旅立つ直前にも。

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旅行後の楽しみ:分かち合い、懐かしむ楽しみ

旅行は終わり、自分の日常生活に戻ってきました。旅行のときに感じた気分の高鳴りは、すっかり鳴りを潜めてしまっていると思うかもしれません。

実際、自分の日常に戻ってからは普段の生活を続けるだけなのであの時ほどの高揚感は感じないでしょう。

それでも、「普段」の中にあの時の非日常が垣間見える瞬間がところどころにあります。それも帰宅後すぐの期間に限らず、こういった瞬間は旅の記憶が残っている限りずっと続くものです。

たとえば、旅行から帰ってきて、家族や仲の良い友人に同僚に会った時。お土産を渡しながら、旅の間に体験した出来事をシェアします。

実際にその場で体験を分かち合うことには及びませんが、それでも誰かに聞いて欲しい、という欲望を満たすことは非常に心地の良いものです。

そして誰かと一緒でなくても、例えばなんとなく本を読んでみたら、本の主人公が自分の訪れた場所にいる! とか、テレビをつけてみたら、自分の訪れた場所が映像とともにテレビで紹介されている! ……そんな時。

自分が実際に行った場所を違う角度から見られたり、行ったことのない街角が出てきたり。旅の瞬間がフラッシュバックしてきて楽しくなります。これが3回目の楽しみ。

まとめ

以上、旅行の3度の楽しみについて書いてみました。この中で最も伝えたかったのは3番目

というのも、僕自身この3回目の楽しさに気づいたのが最近だったものでして。

最初の2つはよく言われることだと思うけど、3つ目は意外とみんな気づいていても言わないんじゃないでしょうか。僕は留学中に訪れた街をテレビで見るのが大好きです。

また早く海外旅行したいなあ。