こんにちは。めいげつです。

ドイツ最古とも言われる大学を擁する南西ドイツの都市、ハイデルベルク(Heidelberg)。

今回はそんなハイデルベルクに1泊だけしてきました。その「ちょこっと滞在記」です。

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カルフからハイデルベルクへ

ホテルのチェックアウトは11時まででした。しかしカルフからハイデルベルクへ行く電車は、12:50の出発。

さすがに時間があり過ぎるので、それまでの時間、受付でホテルの管理人さんご夫妻と会話を楽しんでいました。日本語版のヘッセの本を見せたりして。

12:30頃になるとホテルを出て、すぐそこのカルフ駅に到着。2両程度の短い電車に乗りました。

朝のカルフ駅
朝のカルフ駅のホーム

カルフを出て、先日乗り継いだプフォルツハイム駅で再度乗り継ぎ、カールスルーエ=ドゥルラッハ駅でまた乗り継ぎ。2時間弱の道のりでハイデルベルク駅に到着しました。

カールスルーエ・ドゥーラッハ駅
カールスルーエ=ドゥルラッハ駅

ハイデルベルクへ到着

ハイデルベルク駅前

駅からハイデルベルク旧市街までは、徒歩だと結構遠い。ただ歩けない距離ではないので歩きました。

旧市街までの街並みは、けっこうモダンな印象でした。

ハイデルベルクのとある通り

直前までいたのがカルフという田舎町だったせいか、人がたくさん歩いていて非常に賑やかな印象を受けました。

若干人に酔いそうだったけど、それでもフランクフルトの駅周辺のようなゴタゴタさはなく、綺麗で整然とした印象。

そこから今夜の宿、ヘミングウェイズ(Hemingway’s)に向かいました。1階はバーになっている、縦に細長い建物です。予約サイトの写真だと頽廃したヒップスターな印象だったけど、いざ着いてみたらいい感じのバーでした。

部屋は4階。エレベーターなし。天井が高い分階段の上り下りがかなりキツかった。しかも重いバックパックを背負っていると尚更です。

ヘミングウェイズのホテルのダブルルーム

ダブルルームにあったハリボ

ハリボが置いてありました。下手なお菓子よりも余程ありがたい。

荷ほどきを済ませると町へ繰り出しました。目的地はハイデルベルク城と、その中にあるドイツ薬事博物館です。

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ハイデルベルク城へ

ハイデルベルク旧市街は、ネッカー川に沿って東西に広がっています。

旧市街の中心を東西にまっすぐ伸びる道はたくさんの人が歩いていて、流れるように歩いて行けてしまいます。

ハイデルベルクのとある通り

風情ある可愛らしい街並みです。

ハイデルベルクの広場

町の広場からお城が見えます。

ハイデルベルク城に着きはしたものの、場所を間違えて一旦降りる→最後坂道を上るという試練が。正直にバスを使えばよかったなあと後悔しました(当時ケーブルカーは運休中)。

ハイデルベルク城の中

ここが、あのゲーテが何度も訪れたハイデルベルク城か。

ハイデルベルク城は丘の上、市街を見下ろすように立つ城の廃墟。最古の記録は13世紀前半にさかのぼります。

ハイデルベルク城の中

違った建築様式が混在するハイデルベルク城は、どことなく魔術的な雰囲気が漂う、不思議な場所でした。空気も心なしか少しヒンヤリとしていました。

続いてはハイデルベルク城内にある、ドイツ薬事博物館(German Apothecary Museum)へ。数日前にハイデルベルクの観光名所を調べていた時から、気になって仕方がない場所でした。

ドイツ薬事博物館の中
ドイツ薬事博物館の展示

ドイツ薬事博物館に行ったのは、中世当たりの時代にどんなものが治療に使われていたのか気になったから。

しかしこの辺りの説明は全てドイツ語のみ。時間もない中で来たので、解読は断念。

まあ、こういった分野なら本も出てるでしょうし、帰国後暇なときに勉強するのがいいかな、と思うことに。

ハイデルベルク城から見た町の風景

ハイデルベルク城のテラスから眺めた、ハイデルベルクの町。町を横断するネッカー川と、名物アルテ・ブリュッケ(「古い橋」という意味)も見えます。

人口でいえば中堅くらいの都市だけど、長い歴史と文化が息づき、どことなく教養のある風情が漂っている町でした(もちろん文化と歴史がない町なんてないんだけど)。

今回は1泊しただけ、午後過ぎの到着で観光する準備ができたのが夕方ごろと時間が少なかったので、行けるところは少なかった(出発の日はあまり観光しないので)。哲学の道とか、有名な大学の学生牢とか。薬事博物館もかなり急ぎ足になったし。

また機会があればもう少し深く町を探検したいなと思います。

ケルン旅行記に続きます。