こんにちは。めいげつです。

20代男、一人旅も複数での旅行も両方します。

僕が一人旅を始めたのは数年前とわりと最近ですが、これまでに海外は7ヶ国24都市を訪れました。

一人旅って、意外と楽しいんですよね。あまり理解されないんですが。

複数での旅行しかしたことがない人にとっては、その生態すら謎かもしれません。「奴らはどうやって時間潰してんだ?」といぶかっていることでしょう。

そんな僕が一人旅のときにやっている時間の潰し方、もとい一人旅の楽しみ方を紹介します。

【重要】新型コロナウィルスの流行に伴い、各地で入国制限および入国後の隔離等の対策がとられています。詳細は各国大使館等のページを確認していただくとともに、各国の感染症危険状況については、外務省の海外安全ホームページ等をご確認ください。

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自分の気の向くままにスケジュールを組む

スケジュール帳とスマホの写真
marijana1 / Pixabay

一人旅の一番のメリットは、やはり「自分の都合でスケジュール組める」ということ。

自分以外に一緒に旅行に行くメンバーがいた場合、例えば行きたい場所などについて自分の意見だけを押し通すわけにはいきません。

しかし悲しいかな、旅の時間は有限です。全員の望みを全て叶えるなんて無理な話。

その点一人旅なら、時間の許す限り自分の行きたいところをいくらでも詰め込めます。

この計画段階がすでに楽しいんですよね。旅に出る前、旅行中。旅行の後のお土産話。旅行の楽しさには3つの段階がありますよね。

もちろん連れと一緒に旅行の計画を練るのも楽しいですが、一人で夢を膨らませるのも良いですよ。

しかも自分一人しかいないので、例えば決めておいた日の飛行機が高いとか、その他予定が入っちゃったりした場合、誰にも相談する必要なしにスケジュールを変更できちゃいます。

こんな気楽さも、一人旅のいいところです。

それに自分一人しかいないということは、現地に居る時も自分の都合だけでプランを変更できるということ。

観光地に行っても気に入らなければすぐ出ていってもいいし、体調が優れない時は半日丸々休んでもよし(グループの時はどうしてるんだろう?)。何でも自分勝手にできるのです。

旅先での出会いを楽しむ

ウズベキスタン・タシケントのドミトリー

一人旅は、意外と寂しくありません。というのも、

  • 観光・街歩き中は寂しさを忘れるくらい没頭できるから
  • 安宿の相部屋(ドミトリー)や共有ロビーで他の宿泊者と交流できるから

昼の間は、とりあえず観光に精を出すことで寂しさを感じづらくなります。

町を歩きながら、目に入るものすべてに注目して、それすべてが新しいという高揚感を感じる。

次の観光スポットの場所やそこまでの行き方を調べたり、博物館や美術館でアートに没頭したり。

(ちょっとしたトラブルがあってその解決に奔走したり)

カメラを持参して写真を撮りまくるのも良いですね。これには賛否両論ありますが、僕は写真撮りまくり肯定派です。

(ちなみに僕はこのコンデジを愛用しています……コソリ)

ウズベキスタンのサマルカンドでのランチ
旅先で会った人とランチに

それに一人で旅していると、なんだか新しい出会いにオープンになれるような気がします。

観光スポットにいたらたまたまいた他の国からの観光客、同じゲストハウスやホステルに泊まっている人、博物館のスタッフさんとか。

僕も観光スポットで偶然会った人とそのままランチに行ったり、同じゲストハウスにいた日本人男性と数時間話し込んだこともありました。

こうした出会いはなかなか貴重なもの。一期一会の出会いは大切にしたいですね。

一人旅って孤独に思えるけど、意外と誰かと一緒にいる時間って長いんですよね。こうした出会いも、一人旅の魅力の一つです。

バンベルクのBrauerei Spezialのラオホラガービール
ビアホールでの相席などもよし。

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本を読む

お一人様の趣味としては、ど定番の読書

紙の本を持参するか、電子書籍をあらかじめダウンロードしておけば、モバイルデータも使わずもスマホの充電も減らさない省エネな趣味です。

僕はバックパックだけで旅するのが好きなので荷物はできるだけ少なくしていますが、本は文庫本を2~4冊くらい持って行きます。

それにプラスしてKindleで電子書籍を数冊コンスタントにある状態。

移動中に読んでもいいし、観光を終えて宿にいる時間に読むのもよし。

とくに旅行中の読書に関しては、「行った場所にまつわる本を読む」というのがおすすめです。なんか素敵な響きではありませんか。

「歌枕」なんて言葉があるくらい、昔から行われてきたことです。

小説や詩の舞台になった場所や、旅行先の場所にゆかりのある作者の本を読むでもよし。

カルフのマルクト広場の写真

僕はドイツ南西部の、ヘルマン・ヘッセの故郷である小さな町カルフで『車輪の下』を読んだこともありました。

それで何かが変わる訳でもないんですが、ちょっとした特別感がありますよね(宿の主人に日本語版の本を見せたらとても面白そうに眺めていました)。

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宿にテレビがあればつけてみる

宿にテレビがついていたら、テレビを見てみるのもアリです。ホテルの個室に多いですね。

「テレビなんてくだらない」という声が聞こえるかもですが、まあまあそう言わないで。

僕は最低でも、1ホテルにつき1回はテレビをつけます(むろんテレビがあればですが)。

せっかく異国の地にいるんですから、現地ならではの番組を観たり、現地の言語を聞いてみるチャンスでもありますよ。

番組の内容もそうですが、出演している人を観察したり、それこそ言語に注目してみたり。なんならCMですら面白いですよ。

飽きたら消して本でも読めばOK。

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博物館や美術館へ行く

バチカン美術館のアテネの学堂

一人旅でもひとたび街に出て観光に熱中してしまえば、寂しさは案外気にならないものです。

街中には人がたくさんいるし、見たいものもたくさんあるし。

しかしある程度以上の大きさの都市にはかならずと言っていいほど、一人での活動に重点を置いた場所があります。

それが博物館美術館です。

僕は、特にヨーロッパではできるだけ1都市につき1博物館or美術館を訪れるようにしています。

大都市には世界的な巨匠の作品があったり、小さい都市ならその地域の作家の作品が集まっていたり。

博物館では、その町の歴史や文化に親しむことができます。

ドイツ薬事博物館の中

博物館や美術館というのは、基本的には展示や作品に一対一で向き合うもの。

いちおう複数人で訪れて作品に関して話すこともできますが、決して大勢で押しかけてガヤガヤする場所ではないですよね(小中学生の見学なら別ですが)。

いわば、寂しさというものが初めからインストールされているような場所。

そもそも一人でいたほうが作品を感じやすくなりますし、目を惹くような作品を見つけたらのめり込んでみることで、寂しさも感じなくなります。

それにたいていの博物館の美術館はけっこう大きいので、一通り回ればそれなりに時間を潰すことができます。

ミュンヘンにあるゴッホのひまわり

寂しくなったらテレビ電話などで会話する

……と、ここまで寂しさを感じない方法を並べてきましたが、一人旅に慣れた僕でも寂しさを感じることはありますよ。

僕は基本引きこもりでソロプレーをしがちな人間ですが、やはり日本にいる家族や友人が恋しいときもあります。

そんな時は(テレビ)電話をかけてみるのも手。近ごろはネットも普及しているし、まあ宿にはたいていWi-Fiがついています。

ヨーロッパの場合は時差が大きいので、特に寂しさを感じがちな夜の間に電話を掛けられないデメリットもありますが。

時差の比較的少ない東アジアや東南アジアならいいかも知れません。

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旅ブログは時間に余裕のある一人旅にもってこい

ノートパソコンで仕事する写真
Free-Photos / Pixabay

最後に、旅ブログという特殊な趣味を紹介します。

少し唐突ですが、ブログ記事って、書くのにはけっこう時間がかかるんです。

ただ写真を上げまくって感想を書く旅行記ですら、写真の転送だのリサイズだのアップロードだので相応の時間がかかります(ていうか旅行記って意外と大変)。

それがどういうことかというと、作業に没頭すれば、時間がすぐに過ぎるということ。いい暇つぶしになります。

それに旅行記を書くことのメリットだってあります。訪れた場所について少し調べ物をすることで知識が増えるし、また定着もしやすくなります。

僕も旅行記を書くために観光地の位置関係や住所、都市の歴史などを調べたので、訪れた場所に関する知識が増えました。

このブログはサーバー代を払って独自ドメインで運営していますが、そこまでする必要はありません。はてなブログFC2ブログといったサービスを利用すれば無料でブログを開設できます。

もしブログを収益化したいということであれば、はてなブログPROなどの有料版や、サーバーとドメイン代などある程度の投資が必要になります。

ちないに僕はサーバーはエックスサーバーを使い、ドメインはお名前.comというサービスで取得しました。

まとめ

以上、一人旅の楽しみ方を列挙しました。いかがでしたでしょうか。

一人旅をすると言うと、十中八九「変わった人」認定されます。「すごい」との言われます。まあ光栄なことです。

世の中の大多数の人にとっては、旅行といえばやはり「みんなで楽しむ」ものなのでしょう。

僕もそれは全く否定しないし、むしろ一人旅よりも2人以上の場合のほうが圧倒的に多いくらいですので。

それでも、一人旅は一人旅の楽しみがあるよ、という話でした。最後までお読みいただきありがとうございました!

Thumbnail Image Credit: Free-Photos / Pixabay