こんにちは。めいげつです。
日本とワーキングホリデー(通称ワーホリ)の協定を結んでいる国は23ヶ国。そのうちヨーロッパの国は18ヶ国もあります。その面々は西欧の大きな国から、北欧、さらに東欧の小さな国まで。
僕自身もヨーロッパにワーホリに行きたいなと思っているので、の情報収集も兼ねてヨーロッパにあるワーホリ協定国を調べて一覧にしました。
【重要】新型コロナウィルスの流行に伴い、各地で入国制限および入国後の隔離等の対策がとられています。詳細は各国大使館等のページを確認していただくとともに、各国の感染症危険状況については、外務省の海外安全ホームページ等をご確認ください。
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そもそもワーキングホリデー(ワーホリ)とは
ワーキングホリデー、縮めてワーホリ。ワーホリとは良く聞くけれど、そもそも何なのでしょうか。
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
ワーキング・ホリデー制度|外務省
ワーキングホリデーとは、二国間の合意に基づいて設けられた、若者のための文化交流を促進するための制度。ワーキングホリデービザを取得すると、その国で最長1年間滞在でき、その間就学や就労をする権利が与えられます。名目上はその国で休暇を過ごすのが目的で、その間の滞在資金を賄うための就労が許可されている、というもの。
1年間とはいえ外国でビザをとるのは普通は非常に難しいことなので、若者だけに許された特権のようなものかもしれません。人によっては、ワーホリから永住につなげる人もいるようです。
現在(2020年10月)日本は世界23カ国とワーキングホリデーの協定を結んでいるため、日本国外の様々な場所で長期間生活するチャンスがあるのです。
ワーホリで滞在できるヨーロッパの国一覧
自分はヨーロッパが好きなので、ここに日本とワーキングホリデーの協定を結んでいるヨーロッパの国をまとめました。僕自身行ったことがある国の項目では現地の写真を使っています(逆に行ったことがない場所には国旗を)。
主要産業、一人当たりGDPと失業率(ともに明記がなければ2018年)のソースは外務省の国別のページ、人口はOECDの統計(2018年、千以下切り捨て)です。
ワーキングホリデーの条件などについて公式サイトで十分な情報を得られなかった項目については(編集中)としています。こちらは得しだい、随時加筆していきます。
フランス
- 人口:6694万人
- 首都:パリ
- 通貨:ユーロ
- 公用語:フランス語
- 主要産業:化学、機械、食品、繊維、航空、原子力等
- 一人当たりGDP:42,878ドル
- 失業率:9.1%
- ワーキングホリデー制度開始年:2000年
- 発給枠:1,500名
- 年齢:満18歳以上30歳未満
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:なし
ワーキングホリデーといえば英語圏(ヨーロッパではイギリス、アイルランド)が筆頭ですね。しかしヨーロッパの国で一番最初に日本と協定を結んだのはフランス。
フランスは、言わずと知れた西ヨーロッパの大国。文学や哲学などは言わずもがな、政治の面積でも影響力の大きい国。
公用語はフランス語のみで英語を話そうとしないとよく噂されます(フランスに行ったことがない筆者には本当のことは分かりません)。フランス語力の向上を目指すなら、フランスでのワーキングホリデー体験は大変貴重なものになるでしょう。
ドイツ
- 人口:8291万人
- 首都:ベルリン
- 通貨:ユーロ
- 公用語:ドイツ語
- 主要産業:自動車、機械、化学・製薬、電子、食品、建設、光学、医療技術、環境技術、精密機械等
- 一人当たりGDP:47,803ドル
- 失業率:3.4%
- ワーキングホリデー制度開始年:2000年
- 発給枠:制限なし
- 年齢:18歳以上31歳未満
- 滞在可能期間:3ヵ月以上1年以内
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:なし
ヨーロッパ一の経済大国ドイツ。世界でもドイツの国内総生産(GDP)は米国、中国、日本に次いで4位(Worldbankのデータより)。世界屈指の経済大国です。
公用語はドイツ語。英語が広く通じると言われるドイツですが、現地で働くにはドイツ語が話せる必要があるでしょう。しかしドイツ語圏の国はスイスやオーストリアなど生活水準が高いところが多いので、習得すればこれらの地域で生活することもできるようになるかも。
イギリス
- 人口:6643万人
- 首都:ロンドン
- 通貨:ポンド
- 公用語:英語
- 主要産業:自動車、航空機、電気機器、エレクトロニクス、化学、石油、ガス、金融
- 一人当たりGDP:31,862ドル
- 失業率:4.1%
- ワーキングホリデー制度開始年:2001年
- 発給枠:1,000名
- 年齢:18歳から30歳まで
- 滞在可能期間:最長2年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:244ポンド
イギリスのワーキングホリデーは正式名称を「Tier 5 Youth Mobility Scheme」といいます。英語圏の国に最長で2年間滞在できるのもあってか、1,000名の枠には毎年毎年大勢の応募があり、倍率は10倍を超えるとも。
首都ロンドンだけでなく地方にも観光名所が非常に多くあります。日本で主流(?)のアメリカ英語とは一味も二味も違った英国の英語を習得できるのもポイントですね。
Youth Mobility Scheme visa (Tier 5)(イギリス政府のサイト)
アイルランド
- 人口:485万人
- 首都:ダブリン
- 通貨:ユーロ
- 公用語:英語、アイルランド語
- 主要産業:金融、製薬、食品・飲料
- 一人当たりGDP:76,099ドル
- 失業率:5.7%
- ワーキングホリデー制度開始年:2007年
- 発給枠:400名
- 年齢:18 歳以上 30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:60ユーロ
グレートブリテン島の隣に浮かぶアイルランド島の大半を占める国、アイルランド。すぐ隣にあるワーキングホリデーの大人気国イギリスの陰に隠れがちですが、ヨーロッパで英語を学べる数少ない国です。
しかもアイルランドは以外にも、実は一人当たりGDPで世界トップ10に入る国。
余談ですが、英語圏の国で通貨としてユーロを採用しているのは、このアイルランドだけだったりします。ユーロ圏のヨーロッパの国に旅行するのが楽になりますね。
Working Holiday Programme(外務貿易省のサイト。日本語あり)
デンマーク
- 人口:578万人
- 首都:コペンハーゲン
- 通貨:デンマーク・クローネ(krone、DKK)
- 公用語:デンマーク語
- 主要産業:流通・小売り、畜産・農業、運輸、エネルギー
- 一人当たりGDP:52,114ドル
- 失業率:6.2%(2015年)
- ワーキングホリデー制度開始年:2007年
- 発給枠:制限なし
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:あり/なし
- 申請料:なし
北欧で最初に日本とワーキングホリデーの協定を結んだデンマークは、高い税金に支えられた北欧型の社会制度を持つ国。人口500万人程度ながら国民一人当たりのGDPは高く、さらに幸福度ランキングでも上位の常連国。
他の国でのワーホリよろしく現地で職を得て生活することもできるでしょうか、デンマークワーホリで際立っているのはフォルケホイスコーレ(Folkehøjskole)の存在。フォルケホイスコーレは大人向けの教育施設で、物価の高いデンマークにおいて非常に低い出費で生活をしつつ学ぶことができるのが一つの利点のようです。
僕は実際デンマークに一週間ほど滞在し、首都コペンハーゲンは活気があり、街並みも空気も綺麗な印象を受けました。一応僕のワーホリ候補リストに入っているので、いつか人生に迷ったらフォルケホイスコーレも考えてみようかな、と思ってみたり。
- デンマーク大使館公式サイト(英語のワーホリ詳細情報がエラーで表示できないため)
ノルウェー(※編集中)
- 人口:531万人
- 首都:オスロ
- 通貨:ノルウェー・クローネ(krone、NOK)
- 公用語:ノルウェー語
- 主要産業:石油・ガス生産業、電力多消費産業(アルミニウム、シリコン、化学肥料等加工産業)、水産業
- 一人当たりGDP:75,389ドル
- 失業率:4.2%
- ワーキングホリデー制度開始年:2013年
- 発給枠:制限なし
- 年齢:18歳から30歳
- 滞在可能期間:
- 延長可能性の有無:不明
- 申請料:不明、3,700クローネ?
世界で最も物価の高い国が一つ、北欧のノルウェー。北欧勢としては二番目に日本と協定を結びました。
高負担高還元の社会制度を持つのは他の北欧と同じですが、ノルウェーに特徴的なのは石油資源があることですね。ノルウェーの経済の好調は、この資源によるところも大きいようです。
ポルトガル
- 人口:1028万人
- 首都:リスボン
- 通貨:ユーロ
- 公用語:ポルトガル語
- 主要産業:製造業(機械類、衣類、コルク製造)及び観光業等
- 一人当たりGDP:23,186ドル
- 失業率:7.0%
- ワーキングホリデー制度開始年:2015年
- 発給枠:制限なし
- 年齢:満18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:なし
イベリア半島の先端に位置する、ヨーロッパ大陸最西端の国ポルトガル。大航海時代に日本にやってきた南蛮人とは主にスペインやポルトガルの人。以降、日本にも大きな影響を与えた、歴史的に日本とのつながりが深いヨーロッパの国といえます。
ワーキングホリデー制度を利用してポルトガルに滞在するなら、ポルトガルの習得は必須でしょう。英語圏に比べ少しハードルは上がるようですが、いったん習得できればブラジルなどのポルトガル語圏や、言語的に似たスペイン語圏へのアクセスも容易になるかも。
ポーランド(編集中)
- 人口:3841万人
- 首都:ワルシャワ
- 通貨:ズウォティ(złoty)
- 公用語:ポーランド語
- 主要産業:食品・飲料、自動車、金属・金属品、電機電子機器、ゴム・プラスチック
- 一人当たりGDP:12,900ドル
- 失業率:5.9%(2019年3月)
- ワーキングホリデー制度開始年:2015年
- 発給枠:500名
- 年齢:満18歳から満30歳まで
- 滞在可能期間:最大1年間
- 延長可能性の有無:不明
- 申請料:なし?
東ヨーロッパでも随一の国土と人口を誇るポーランド。経済成長著しいポーランドにも、日本人は1年間滞在することができます。
ポーランドと言えばポーランド分割や第二次大戦時のソ連とナチスドイツによる侵攻など大国に翻弄された歴史が多く語られますが、中世にはリトアニアとの連合王国東欧でも随一の強国でした。首都ワルシャワやクラクフには、かつての強国としての歴史を感じることができます。
ちなみに公用語のポーランド語はスラブ語といって、東ヨーロッパの多くの言語と非常に似通っており(学習は必要ですが)、ポーランド語が分かれば近隣諸国への扉が開けるでしょう。物価もかなり安いので、滞在費を抑えるのには苦労しないかも。
ワーキング・ホリデー制度(駐日ポーランド共和国大使館のページ)
スロバキア(編集中)
- 人口:544万人
- 首都:ブラチスラヴァ
- 通貨:ユーロ
- 公用語:スロバキア語
- 主要産業:自動車産業、電機産業
- 一人当たりGDP:17,664ドル
- 失業率:8.3%
- ワーキングホリデー制度開始年:2016年
- 発給枠:400名
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:
- 延長可能性の有無:不明
- 申請料:なし
スロバキアはチェコの南東に位置する、人口500万人程度の小国。かつてはチェコスロバキアという国を構成していました。チェコ語とスロバキア語は、互いに意思疎通ができるほど似通っているとも言われます。
首都ブラチスラヴァの旧市街はヨーロッパの古い街並みを残しているものの、そこまで観光客の数は多くなく、非常にのどかで田舎っぽいような趣があります。お隣チェコのプラハと比べても、落ち着いた雰囲気が漂っています。
ブラチスラヴァは、ウィーンやブダペストといったヨーロッパ有数の観光地とは目と鼻の先にあり、バスや電車で容易にアクセスできたりします。
オーストリア
- 人口:883万人
- 首都:ウィーン
- 通貨:ユーロ
- 公用語:ドイツ語(オーストリア・ドイツ語)
- 主要産業:機械、金属加工、観光、ガラス細工
- 一人当たりGDP:43,680ドル
- 失業率:4.9%
- ワーキングホリデー制度開始年:2016年
- 発給枠:200名
- 年齢:18歳から満30歳
- 滞在可能期間:1年間(12か月間)
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:なし
かのハプスブルク家のお膝元オーストリア。モーツァルトが過ごした音楽の街としてあまりにも有名なウィーンから、南ドイツにほど近いザルツブルク、アルプス山麓の景勝地ハルシュタットなど美しい観光地が盛りだくさん。
オーストリアのウィーンは、人事マネジメント・コンサルティング会社Mercerが発表している住みやすい都市ランキングでも堂々の1位を飾るほど、高いQOL(Quality of Life、生活の質)を誇る街。たしかに、街並みは美しいし、折に触れて一級のクラシック音楽を聴きに行けるとなると、納得です。
ハンガリー
- 人口:976万人
- 首都:ブダペスト
- 通貨:フォリント(forint、HUF)
- 公用語:ハンガリー語
- 主要産業:機械工業、化学・製薬工業、農業、畜産業
- 一人当たりGDP:15,531ドル(2017年)
- 失業率:3.7%
- ワーキングホリデー制度開始年:2017年
- 発給枠:200名
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:
- 延長可能性の有無:明記なし
- 申請料:なし
東欧に位置する国ハンガリーも、日本とワーキングホリデーの協定を結んでいます。ドナウ川の両岸に跨る首都ブダペストは、「ドナウの真珠」と評される美しい町。物価も、西欧の国に比べて低く抑えられています。
日本では存在感が薄いけど、ハンガリーは観光名所や食事共にかなりレベルの高い国だと思います。ハンガリーに滞在するにあたってネックになるのはハンガリー語でしょうか。ハンガリー語はウラル語族というグループの言語で、周囲の国とは全くに着かない異質な言語で、ドイツ語やフランス語などに比べると汎用性に劣る印象があります。
スペイン
- 人口:4673万人
- 首都:マドリード
- 通貨:ユーロ
- 公用語:スペイン語
- 主要産業:自動車、食料品、化学品、建設業、観光業
- 一人当たりGDP:30,697ドル
- 失業率:15.3%
- ワーキングホリデー制度開始年:2017年
- 発給枠:500名
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:無料 (但し、NIE番号の申請費として1288円必要)
南欧に位置する情熱の国スペイン。日本とワーキングホリデーの制度を開始したのは2年前と比較的最近のこと。国内に数多く残る遺産と、地中海周辺の温暖な気候に支えられた多彩な食文化が旅行者をひきつけてやまない国です。プラス物価も低いとの噂(僕は行ったことがないので分からないのですが)。
公用語のスペイン語はスペインのみならず、南北アメリカ大陸でも広く使われている非常に汎用性の高い言語。スペイン語を学びたい人には、南米のアルゼンチンやチリと並んでベストな選択肢といえるのではないでしょうか。
スペイン大使館ビザ関連ページ(リンク先にワーキングホリデーに関するpdfファイルがあります)
アイスランド
- 人口:35万人
- 首都:レイキャヴィーク
- 通貨:アイスランド・クローナ(Króna、ISK)
- 公用語:アイスランド語
- 主要産業:観光業、水産業、水産加工業、金属(アルミニウム精練)
- 一人当たりGDP:67,570ドル
- 失業率:3%(2017年)
- ワーキングホリデー制度開始年:2018年
- 発給枠:30名
- 年齢:18以上26歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:なし
大西洋の北に浮かぶ小さな島国、アイスランド。活火山やプレートの境目、膨大な量の熱水を噴き上げる間欠泉があると思えば、ヴァトナヨークトルなどの巨大な氷河、北極圏の夜空に踊るオーロラも見られるなど、最強のコントラストを持つ国がアイスランドです。人口は30万ほどと世界でも有数の小さな国ですが、経済や住民の幸福度、そして英語力で世界のトップを走る国でもあります。
僕はレイキャヴィークに4日ほど滞在したことがありますが、レイキャヴィークは首都とはいえ高い建物がほとんどないのどかな印象を受けました。ただ、物価があまりに高すぎるのが難点(サンドイッチに800円とか払えないよ……)。
Working holiday based residence permits(アイスランド移民局のページ)
チェコ
- 人口:1062万人
- 首都:プラハ
- 通貨:コルナ(koruna、CZK)
- 公用語:チェコ語
- 主要産業:(自動車を始めとする)機械工業、化学工業、観光業
- 一人当たりGDP:22,850ドル
- 失業率:2.5%
- ワーキングホリデー制度開始年:2018年
- 発給枠:400名
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:なし
中欧にある国チェコ。首都のプラハは規模の大きい旧市街、世界一美しい橋と言われるカレル橋、プラハ市街を見下ろすように立つプラハ城などに飾られた町で世界的に有名。旧市街には世界中から来た観光客でいっぱいになっています。
もちろんプラハ以外にも、おとぎ話から飛び出したようなチェスキー・クルムロフやピルスナービール揺籃の地プルゼニ、温泉郷カルロヴィ・ヴァリなどユニークな魅力に富んだ町がたくさんあります。
そんなチェコとも、日本はワーキングホリデーの協定を結んでいます。チェコ語というヨーロッパでも有数の難解な言語が障壁となりそうなものの、西欧などに比べて物価は低め。僕の経験上英語は観光地では基本的に通じますが、やはり生活するとなるとチェコ語の習得が必要になるでしょう。
リトアニア
- 人口:280万人
- 首都:ヴィリニュス
- 通貨:ユーロ
- 公用語:リトアニア語
- 主要産業:石油精製業、食品加工業、木材加工・家具製造業、販売小売業、物流・倉庫業
- 一人当たりGDP:14,892ドル
- 失業率:7.86%(2016年)
- ワーキングホリデー制度開始年:2019年
- 発給枠:100名
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:明記なし
バルト三国の最南部に位置し、その中で人口と面積共に最大を誇るリトアニア。日本ではあまり知られていない印象がありますが、かの「東洋のシンドラー」杉原千畝が活躍した国でもあります。
その杉原千畝がユダヤ人にビザを発給したカウナスや、幾万もの十字架が突き立てられた十字架の丘、トラカイ城、ヴィリニュス旧市街などリトアニアは観光資源が尽きない穴場です。それに加え料理も素朴なもののおいしいものが多い。
西欧や北欧の国に比べ経済力があるとはいえないものの、それに伴って物価は低め。
- Visas(駐日リトアニア共和国大使館のページ)
- 長期滞在ビザ(TYPE; D) – 必要書類(ビザセンターのページ)
- 「Working holiday program for Japanese nationals チェックリスト」のpdfファイルをご覧ください。
- リトアニア移民局のページ
- 「I come under the terms of an international treaty. What documents do I have to submit for a national visa?」の欄をご覧ください。
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スウェーデン
- 人口:887万人
- 首都:ストックホルム
- 通貨:スウェーデン・クローナ
- 公用語:スウェーデン語
- 主要産業:機械工業(含:自動車),化学工業,林業,IT
- 一人当たりGDP:53,873ドル
- 失業率:6.2%(2018年)
- ワーキングホリデー制度開始年:2020年
- 発給枠:制限なし
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:1,500クローナ
Working holiday visa for young people(スウェーデン移民局のサイト)
エストニア
- 人口:138万人
- 首都:タリン
- 通貨:ユーロ
- 公用語:エストニア語
- 主要産業:製造業,卸売・小売,不動産,運輸,建設等
- 一人当たりGDP:22,990ドル
- 失業率:5.4%(2018年)
- ワーキングホリデー制度開始年:2020年
- 発給枠:制限なし
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:なし
- 申請料:無料
Working holiday visa(エストニア大使館のサイト)
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オランダ
- 人口:1593万人
- 首都:アムステルダム
- 通貨:ユーロ
- 公用語:オランダ語
- 主要産業:卸売・小売業,製造業(食品・飲料加工,化学・医薬品,機械等)等
- 一人当たりGDP:53,228ドル
- 失業率:3.8%(2018年)
- ワーキングホリデー制度開始年:2020年
- 発給枠:200名
- 年齢:18歳以上30歳以下
- 滞在可能期間:1年間
- 延長可能性の有無:記載なし
- 申請料:58ユーロ/
Working Holiday Program (WHP) / Working Holiday Scheme (WHS)(オランダ移民局のサイト)
まとめ
いかがでしたでしょうか。以上、ヨーロッパでワーホリに行ける国18ヶ国をまとめました。
ワーキングホリデーといえば10年前には数ヶ国だったものが、今では23ヶ国に。当時と比べ、世界のより多くの地域にその門扉が開かれたことになります。
ワーキングホリデーには年齢制限があるので、若いうちに様々な国に滞在してみたいものです。長期滞在は、なかなかできるものではないですからね。
PublicDomainPictures / Pixabay
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