フィンランドの首都ヘルシンキはとてもコンパクトな町ですが、魅力的な観光スポットがたくさん。白亜のヘルシンキ大聖堂、デザイン地区、テンッペリアウキオ教会、マリメッコのアウトレット……定番なものをあげるだけでもこんなにあります。
今回はこういったヘルシンキの定番観光スポットは紹介しません。その代わりに、ヘルシンキ留学経験者である筆者があまり観光ガイドには載っていないであろう穴場スポットを紹介します!
ここで紹介する場所はどれも、色んな角度から違ったヘルシンキを体感できる場所。もし、「みんなが行かないヘルシンキの観光スポットに行きたい!」とか、「ツアーの日程を余計に長くしてしまった!」という時はぜひ参考にしてみてください。
【重要】新型コロナウィルスの流行に伴い、各地で入国制限および入国後の隔離等の対策がとられています。詳細は各国大使館等のページを確認していただくとともに、各国の感染症危険状況については、外務省の海外安全ホームページ等をご確認ください。
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ヘルシンキで一番高い場所へ ― Malminkartanonhuippu
ヘルシンキに限らず、フィンランドは低地の多い土地です。
フィンランドの最高峰のハルティ山(Halti)ですら1300メートルほどなので、いかに高地がが少ないか分かっていただけると思います。
それで今回最初におすすめするのが、フィンランドの土地の平坦っぷりを感じられる場所、ヘルシンキ最高峰のMalminkartanonhuippu(マルミンカルタノンフイップ)。
その標高はなんと91メートル! 低い、低いです! もはや山ですらなくただの丘です。頂上まで登りきるのに数分もかかりません。
ですが頂上からの眺めはとてもよく、平地であるがゆえにヘルシンキの自然豊かな大地を遠くまで見渡せます。
町や森の中にいる時と違い空を遮るものがないので、天気のいい日は澄んだ青空が広がりとても気持ちがいいです。フィンランドの平地ぶりを堪能するのにこれ以上の場所はありません。
ですがここ、標高100メートルも行かない丘がある以外は特に何もありません。地平線の向こうまで延びるフィンランドの平地を眺められる以外は何もすることがありません。
強いて言うなら、Malminkartano駅のホームがトンネルみたいになっているのでちょっと面白いかも、というくらい。
あと、「ヘルシンキで標高が一番高い場所に行ったよ! 標高91メートルだけどwww」という小さな話のネタになります。
アクセスは、ヘルシンキ中央駅 (Helsingin Päärautatieasema)から電車(PトレインあるいはIトレイン)に20分乗り、Malminkartano(マルミンカルタノ)駅で下車します。ホームから出たら西に歩けば10分強で到着します。
マルミンカルタノはぎりぎりヘルシンキ市内なので、運賃は3.2ユーロ。ヘルシンキのトラベルカードを使えばお金をかけずにいけます。
かわいらしいネオゴシック様式の聖ヨハネス教会
ヘルシンキの教会と言えばヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー大聖堂、古い教会(Vanha kirkko)が主な観光名所ですが、大きな教会は他にもあります。
それがこちらの聖ヨハネス教会(Johanneksenkirkko/Johanneskyrkan)。ヘルシンキ中心街の南ウッランリンナ地区にある赤褐色のレンガでできたネオ・ゴシック様式の教会。19世紀に建てられたルター派の教会です。
ゴシック様式と聞くとドイツのケルン大聖堂のような少し薄暗いようなイメージがあるかも知れませんが、19世紀に建てられただけあって新しさを感じます。
中に入ってみると、内装はカトリック教会に比べれば質素ですが、同じルター派の教会であるヘルシンキ大聖堂と比べるとかなり装飾が施されている印象を受けます。
教会のある場所から下ると公園があり、子どもたちがサッカーなどをして遊んでいるのをよく見かけます。
聖ヨハネス教会(Johanneksenkirkko)
Korkeavuorenkatu 12, 00120 Helsinki
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フィンランドの英雄の邸宅へ ― マンネルヘイム博物館
マンネルヘイム博物館(Mannerheim-museo/Mannerheim-museet)は、カイヴォ公園(Kaivopuisto)にほど近い、各国の大使館が集まるエリアにひっそりと佇む小さな博物館。
フィンランドの6代大統領にしてソ連との戦争を指揮したカール・グスタフ・マンネルヘイムの邸宅を再利用しています。
中にはマンネルヘイムが実際に生活したリビングや浴室部屋がそのまま残されており、彼の数多くの勲章や、東アジアから取り寄せた陶器や家具のコレクションなども展示されています。
マンネルヘイムはフィンランドで最も尊敬される人物。金曜から日曜日のみ開館しているので、週末に時間があったら訪れてみてください。
ちなみに週末のみ開いているのは、おそらく館長がヘルシンキ大学の教授だからだと思います。
マンネルヘイム博物館(Mannerheim-museo)
Kalliolinnantie 14, 00140 Helsinki
営業時間:金~日11:00~16:00
https://www.mannerheim-museo.fi/home-en-us/
北の大地からの温かなデザイン ― PENTIK
続いてはフィンランド旅行の目玉の一つ、北欧デザインのインテリアショップを紹介。
その名もPENTIK。PENTIKはフィンランドのデザインが好きな人には知る人ぞ知る隠れた名ブランドです。
筆者のお気に入りのデザインブランドでもあり、自分用やプレゼント用のもの含めていくつも買ってしまいました。
ヘルシンキ市内にはカンッピ(Kamppi)駅にほど近いショッピングセンターForum、アラビアの工場にあるアウトレット、イタケスクス(Itäkeskus)駅近くのショッピングセンターItisに店舗があります。
PENTIKの製品はラップランドのPosio(ポシオ)という町にある工場で職人さんたちの手によって作られています。
フィンランドの隠れた名ブランド、PENTIKのおすすめのシリーズ4選
個人的なおすすめは、PENTIKの定番Usva(ウスヴァ)シリーズ、どこか日本の焼き物のような渋さをもつ漆黒のKivi(キヴィ)シリーズ。全体的に落ち着きのあるデザインが特徴です。
特にKiviの大皿はとても使いやすい大きさで、いろんな料理(特に日本食)に合うので一番のおすすめです!
筆者が個人的におすすめするシリーズは、「フィンランドの隠れた名ブランド、PENTIKのおすすめのシリーズ4選」という記事で紹介しています。
実は、オーランド諸島の紅茶Ålandsblandningを紹介した記事で掲載したこの写真にも、PENTIKのお皿(Usvaシリーズ)が使われています。
詳細は「ここでしか手に入らない! フィンランド・オーランド諸島の神秘的な紅茶、Ålandsblandning」をご覧ください。
英語版の記事はこちら>>Ålandsblandning – Åland Island’s mystic tea
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ヘルシンキの中心に潜む穴場クラフトビール ― Bryggeri
国内であろうが国外であろうが、現地で生産されているビールを飲むことは、ビール好きにははずせません。そんなわけでヘルシンキの数少ないブルーパブを紹介します。
Bryggeri(ブリュッゲリ)は、ヘルシンキの元老院広場から少し脇にそれた、ソフィア通り(Sofiankatu)にあるブルーパブ(映画『雪の華』でも登場したあの通りです!)。
お店は地上1階と地下1階の2階建てで、地上階は狭く、地下のほうがたくさん席があります。でも地下のテーブルの半分以上はレストラン利用者専用。
地下にはでっかいタンクがあって、ここでビールを作っているということが実感できます。
ブルーパブ、つまりビール醸造所が併設されたビアレストランなので、出来立てのクラフトビールを飲むことができます。
筆者のおすすめはBryggeri IPA。鼻を近づけた瞬間にフルーティな香りがして、飲んでみるとホップの強烈な苦みが舌を刺激します。
フィンランドの伝統的なお酒、サフティ(Sahti)も飲めます。甘みのある素朴な味です。
<Bryggeri Helsinki>
Sofiankatu 2, 00170, Helsinki
営業時間:平日11:00–24:00、土曜12:00–00:00。日曜定休
http://bryggeri.fi/en/
観覧車でバルト海の乙女を一望
ヘルシンキ観覧車(Sky Wheel Helsinki)は、「フィンランド留学経験者が紹介!首都ヘルシンキの定番観光名所13選」で紹介した有名なマーケット広場から東に歩いてすぐのところの島、カタヤノッカ島(Katajanokka)にあります。
Allas Sea Poolという名前のサウナとプールの施設とすぐ隣ですが、あまり目立たない印象。正直あまりこの観覧車に乗った人を実生活でもネットでもあまり見かけません。
地上40メートルの最高地点までは約10分で到達します。大人12ユーロと少々入場料が高いですが、海岸方面からこの高さでヘルシンキ市街を眺められるのはここしかないので、時間とお財布に余裕があれば行ってみるのも良いかもしれません。
サウナゴンドラがあるという噂も。
ヘルシンキ観覧車(SkyWheel Helsinki)
営業時間:月~金12:00-18:00、土11:00-19:00、日11:00-17:00
入場料:大人12ユーロ、児童(3~11歳)9ユーロ、2歳以下の幼児無料
http://www.skywheel.fi/en
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マルチリンガルな集まりに参加してみる ― Cafe Lingua
ヘルシンキで外国語を学んでいる&教えている人たちが集まるイベント、Cafe Lingua(カフェ・リングア)。フィンランド国外からの移住者がフィンランド語を話しに来ていたり、留学生が自らの母語を教えに来ていたりしています。
公式フェイスブックによれば、毎週月曜日にPub Peräkammariで行われているようです。どちらも中心街にあります。
開催場所にもよりますがチャージはなく、「お酒を一杯買う」が唯一の条件で、それさえクリアすれば誰でも入れます。
筆者のようにこういうバーの雰囲気に慣れていない人は最初は入るのにかなり勇気がいりますが、ここでヘルシンキに住む人々と知り合えたりするので、慣れればけっこう楽しいですよ!
筆者がヘルシンキにいた頃はヒップスター感満載の地区カッリオ(Kallio)のバー、カフェ・マスコット(Cafe Mascot)で毎週月曜日の午後7時から開催されていましたが、どうやら変わったようです。
もう少し少人数でまったりとしたイベントが良いという方は、アラビアの工場のKahvila Bokvillanで毎週開催されているランゲージカフェに行ってみては。
参加費用は5ユーロで、お菓子やお茶とともにほっこりと外国語を話すなり日本語を教えるなりできます。
→Kahvila Bokvillanのランゲージカフェはしばらくお休みのようです。
大聖堂を眺めながらほっと一息 ― Café Engel
Café Engel(カフェ・エンゲル)は、元老院広場にある歴史を感じられるカフェ。ヘルシンキ大聖堂を見ながら一休みできるお洒落なカフェです。「ヘルシンキ中心街の瀟洒なカフェを3つ紹介する」でも紹介しています
カフェのあるこの建物の一階部分は18世紀後半に建てられた歴史ある場所。写真を見ていただけれは分かる通り非常に落ち着いた場所で、リラックスできます。
ヘルシンキの観光地を巡って脚が疲れた時は、ここで一杯のコーヒーとシナモンロールで一息ついてみてはいかがでしょうか。個人的にはここのサーモンスープもおすすめです。
<Café Engel>
Aleksanterinkatu 26, 00170, Helsinki
営業時間:平日8:00~21:00、土曜9:00~21:00、日曜10:00~19:00
http://cafeengel.fi/
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ヘルシンキのスーパーを巡って現地の生活を垣間見る
どこの国・地域を訪れようとも、現地の生活に触れられる最高の観光スポットといえば、現地のスーパー。現地で生活している人がどんなブランドのどんなものを買っているのかが分かります。
生鮮食品売り場には日本では見ない野菜やお魚が売っていたり、お菓子売り場で現地の有名なブランドを見てたり、飲み物のコーナーを見ても面白いですね(フィンランドではどのスーパーにも大きなコーヒーのコーナーがあります)。
ヘルシンキのスーパーといえば主にK-Market、S-Market、Alepaの3つが展開していて、あとはコンビニのような感覚のR-Kioski。ストックマンデパートの地下にある食品売り場に行ってみてもいいかもしれません。
一日の観光を終えて宿に戻る前には、スーパーに寄ってみて、現地の生活に触れながら何か小腹を満たすものを買ってみましょう。
スーパーにあるものは日本で買えないものばかりなので(特にバラマキ用の)、お土産にも最適です!(特にサルミアッキとかサルミアッキとか、あとサルミアッキとか)
ちなみにヘルシンキ中央駅の近くにあるS-Marketは、ヘルシンキで唯一(もしかしたらフィンランドで唯一)、24時間営業しています。たまに終電逃したときに寄って食べ物買ってたなー。
フィンランド高等教育の最高峰、ヘルシンキ大学を見学してみよう
続いてはヘルシンキ大学(Helsingin Yliopisto/Helsingfors Universitet)。17世紀からの歴史があるフィンランド最古の大学にして最大の大学です。
スウェーデン王国時代の1640年にスウェーデン語の大学として開校した当時はトゥルクにありましたが、ロシア帝国下のフィンランド大公国時代の1828年にヘルシンキに移転しました。
ヘルシンキ大学には市内に4つのキャンパスがありますが、その内のCity Centre Campusには、日本の大学によくある周りの町と区切られたキャンパスというものがほとんどなく、大学の建物がヘルシンキの町に普通に立っています。
元老院広場の西側に立つ本館(Päärakennus/Huvudbyggnaden)、本館にほど近いポルタニア(Porthania)、外国語関連の授業やイベントが行われるランゲージセンター(Kielikeskus/Språkcentrum)、大通りに面したメッツァタロ(Metsätalo/Forsthuset)など市内に散らばっています。中心街の北側のカイサニエミ地区には植物園もあります。
特に、メッツァタロの近くにある大学図書館(カイサ・タロKaisa-talo/カイサ・フーセットKajsa-husetといいます)は必見です。余裕があったら最上階のベランダから市内を眺めてみましょう。
大学の建物に入るにあたって検査等も特にないため出入りは自由ですが、あまりうろうろしていると変な目で見られかねないのでさっと観光しましょう。
1つの建物に1つはある学生食堂UniCafeでは、学生でなくとも食事ができます(お値段は学生料金の倍くらいしますが)。
ヘルシンキ大学(Helsingin yliopisto)
https://www.helsinki.fi/en
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ヘルシンキでラーメン巡りをしてみる
これは具体的な観光スポットの紹介というよりはアクティビティ寄りです。
もしフィンランド料理に飽きたら(もしそんなことが起こるとすれば)、ヘルシンキの日本食を試してみるのはどうでしょうか。
分かりやすいところでは筆者の大好物のラーメン。実はヘルシンキには、ラーメン屋さんがいくつかあるんです。
ヘルシンキ大学駅の出口のすぐ近くにあるMomotoko(モモトコ)、ヒエタラハティ市場(Hietalahden Kauppahalli)にあるFat Ramen、カンッピ地区のカフェで出されているNood Ramen等々。ちなみに美味しい順で並べました。
値段はヘルシンキのレストランらしくかなり割高(Momotokoでは一番安くても13ユーロします)。
Momotokoは結構フィンランド人向けに改良されている感じだし、Nood Ramenはなんだかスープがかなり薄味だったりと日本で食べられるラーメンとは一味違うので楽しいです。
ヒエタニエミ市場の中にあるFat Ramen(という名前のお店)のFat Ramen(という名前の豚骨ラーメン)。筆者が食べた時は9か10くらいユーロだったと思うのですが値上がりしたようで、公式サイトによれば12ユーロです。
サーモンラーメン(15ユーロ)などフィンランドらしいラーメンもあります。
ちなみにFat Ramenはヘルシンキで最初のラーメン屋さんなのだそう。
ラーメンからは少し離れますが、ヘルシンキにはお寿司屋さんもたくさんあります。
写真はマンネルヘイム通りから少し脇にそれたリョンロート通り(Lönnrotinkatu/Lönnrotsgatan)にあるKin Sushiの寿司ビュッフェにて。
Kin Sushiはこの近辺で一番安い寿司ビュッフェな上、一風変わった創作寿司のようなものがたくさん食べられるのでおすすめです。
プナヴオリ(Punavuori)地区のフレドリク通り(Fredrikinkatu/Fredriksgatan)にあるRavintola Somaでは、寿司ブリトーなるものが食べれます。
要は海苔巻きなのですが、ヨーロッパ風にアレンジされている感じです。ぜひお試しあれ。
海外に行ってまで日本食を食べるなんて馬鹿らしい、と思う方もいるかもしれません。
ですが、海外でその土地風にアレンジされた日本食は試してみる価値は大いにあると思います。せっかくの異国なのですから、異国風の日本を堪能するのも一興ではないでしょうか。
秋季限定、旧石油サイロのアートを楽しむ
当ブログで紹介しているマイナー観光地至上、最高クラスのマイナー観光スポットです。
ヘルシンキ中心街から東直線距離で6kmのところにあるラーヤサロ(Laajasalo)という島にはもう使われなくなった石油貯蔵タンク(サイロ)があるのですが、ここでは毎年秋、週末の限定で光のアートが楽しめます。
日没になると無機質なタンクの壁に設置されたいくつものLEDライトがぼんやりと光りだし、何とも言えない独特の世界観を演出します。入場は無料です。
「Öljysäiliö 468」というある種ダンジョンのような名前の石油サイロですが、アクセスがとにかく悪く、場所と時期の関係でとても寒いです(雪も降るうえに海風が吹いています)。
メトロのヘルットニエミ駅(Herttoniemi)からバスが出ていますが途中までしか行かず、サイロまで20分ほど歩くことになります。「Öljysäiliö 468」という看板を見つけられたらあとは道なりに進むだけ。駐車場からは海岸に沿って行けばすぐです。
内側はこんな感じ。ちなみに光の模様は右から左に動きます
Öljysäiliö 468
Koirasaarentie 00590 Helsinki
ちょっと隣町へ出てみて、伝統的なサウナ体験を。 ― Cafe Kuusijärvi@ヴァンター市
お次は、ヘルシンキの隣町ヴァンター市にあるカフェ兼サウナ施設、Cafe Kuusijärvi(カフェ・クーシヤルヴィ)。
シポーンコルピ国立公園(Sipoonkorven kansallispuisto)の脇にある、クーシヤルヴィ湖の湖畔のカフェ&サウナ。
ここには今やヘルシンキの公共サウナでは珍しい、フィンランドの伝統的なスモークサウナがあります(もちろん普通の電気ストーブ式もあります)。
サウナで汗をかいた後は、目の前のクーシヤルヴィ湖にダイブ! 冬場は湖が凍るので、テレビでよく見るような定番のサウナ体験ができます。
ちなみにサウナは水着着用です(有料にてレンタルできます)! できればサンダルも持っていきましょう。
サンダルは絶対的に必須という訳ではありませんが、レンタルがなく、特に冬場はサウナから湖まで歩くとき裸足だと滅茶苦茶つらいので持参することをお勧めします。
飛び込める場所は複数あって、浅いプールのようなものから、底の見えない本当の湖まで。
12月末の寒空の中、ほぼ凍りついた底がどこかもわからない湖に入った時は命の危険さえ感じましたが、なんだかんだ楽しくなって、サウナ⇔湖を結局5回ほど繰り返しました。
典型的なフィンランドのサウナ体験ができるCafe Kuusijärviですが、隣のヴァンター市にあるので少し遠いのが難点ですね。
Cafe Kuusijärviへはヘルシンキ中央駅から731N, 738Kか739番のバスに乗って40分ほどで到着します。
<Cafe Kuusijärvi>
Kuusijärventie 3, 01260 Vantaa
営業時間:9:00~21:00
https://www.cafekuusijarvi.fi/english/
まとめ:ヘルシンキのまだ知られていない街角を歩こう
いかかでしたか。ヘルシンキの穴場スポット6選を紹介しました。ヘルシンキの中心にあるものもあれば、ここどこだよっていうくらい辺鄙な場所にあるものもありましたね。
観光ガイドに沿って定番の観光スポットを巡るのもアリですが、こういった観光客がなかなか行かないような場所に足を運んでみるのもいい思い出になります。
もちろんお時間の許す限り、ですが。
このリストがどなたかの参考になればうれしいです。
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ヘルシンキは日本人に人気の観光地なので、日本の会社がツアーを多数催行しています。
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参考ウェブサイト
- Johanneksenkirkko. Helsingin kaupunki. https://www.hel.fi/helsinki/fi/kaupunki-ja-hallinto/osallistu-ja-vaikuta/ota-yhteytta/hae-yhteystietoja/toimipistekuvaus?id=43046
- Popular Oil Silo 468 open to the public event returns. City of Helsinki. https://www.hel.fi/uutiset/en/kaupunginkanslia/popular-oil-silo-468-open-to-the-public-event-returns?pd=v
- Mannerheim Museum. https://www.mannerheim-museo.fi/home-en-us
- Skywheel Helsinki. http://www.skywheel.fi/en
- St. John´s Church. My Helsinki. https://www.myhelsinki.fi/en/see-and-do/sights/st-john´s-church
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