こんにちは。めいげつです。

北欧の国フィンランド。フィンランドでの冬は時に息をのむほどに美しく、時に厳しい寒さで私たちに牙をむきます。

フィンランドの冬で気を付けることは何でしょうか? 気温? 気温もそうだけど、それよりもうっかりしていると本当に「痛い目」にあうことがあるんです。

交換留学生としてフィンランドの首都・ヘルシンキに10ヶ月ほど滞在し、北欧の長い冬を乗り切った僕がフィンランドの冬の時期に気を付けるべき「強風」の恐怖について実体験をお伝えします。

強風だけにね。

以下ではヘルシンキでのある日とラップランド(サーリセルカ)でのある日とを比べていますが、「ヘルシンキの方が寒くてラップランドは寒くない」と言ってはいないことをご留意ください。

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寒くて暗いフィンランドの冬

11月中旬のヘルシンキのとある通りにて
11月中旬のヘルシンキのとある通りにて。16時ごろ

みなさんご存知の通り、フィンランドは日本よりもずーっと北にある国です。

その緯度は最南部のヘルシンキですら北緯60度。さらにフィンランドは国土が南北に長いため、国土の3分の1ほどが北極圏内に入っています。

フィンランド最北端のヌオルガム(Nuorgam)村ではなんと北緯70度。

(参考までに、稚内市は北緯45度。フィンランドに比べるとけっこう南ですよね。逆になんであんなに寒いんだよ)

気候は乾燥していて、夏は日本(特に東京)に比べると格段に涼しくて過ごしやすいです。

しかし冬になると一変、フィンランド最南端クラスで海に面したヘルシンキですら-30℃を度々記録するくらいの寒さになります。さすが北国ですね。

内陸部だったり、北部のラップランド地方ではさらに-40℃を下回ることだってあり得ます。それくらいフィンランドの冬は厳しいのです。

ただ、ここでお話しするのは気温ではなく、あくまで強風の話。続いて僕の実体験をお話しします。

冬まっさかり、1月のある日のこと

強風の当日は写真撮ってる余裕なんかなかったので別の日の写真を。カウッパトリにて

個人的な印象として、フィンランドで年が明けると晴れる日が多くなるような気がします。

1月某日、2日だか3日だか、とにかく1ケタ台の日でした。

天気は快晴。 昼間の気温は-14℃。この時期の平均気温より低いですね。

2年前のことなので何の用事だったかはとっくに忘れましたが、とりあえず中心街へ行くことにしました。

外は強い風が吹いていました。

僕が当時住んでいたアパートから最寄りのメトロ駅までドアtoドアで40秒くらいだったのですが、その40秒間外に出ていただけで顔が真っ赤になりました。

よくテレビで極寒の地に行った芸能人がよく言っていますが、冷たいとか寒いという次元ではなくて、「痛い」んです。

それに冷たい風が吹きつけるから呼吸するのもしんどい。

中心街で10分ほど歩かざるを得なかったときは、痛みと呼吸が困難な苦しさで死ぬかと思いました。町中で。

あまりに痛いので、ニット帽を思い切り深くかぶって、マフラーのカバー範囲を鼻のすぐ下場で広げてました。こうしないとまともに息できないんですもの。

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冬のラップランドでのある日

サーリセルカのメインストリート

その一週間後くらいに、フィンランド北部・ラップランド地方にあるサーリセルカへ旅行に行きました。

サーリセルカはココです↓↓

国そのものが北にあるフィンランドの中でさらに北の方ですね。ここに5日間の予定でオーロラ旅行を決めました。ぎりぎりで。

その3日目くらいの夜は-19℃。

ヘルシンキで強風が吹き荒れた日よりも気温は低かったのですが、風が全くないから全然苦しくないのなんの。

気温はさらに低くても、肌が露出していた顔ですら痛みを感じず「あの時よりマシ」と言えるほどでした。

もはや「-19℃ってこの程度かよ」と興ざめできるレベルに達するほどに、ヘルシンキでのあの日は酷かったのです。

まあ空気は冷たいので、呼吸するのは苦しかったけれども。

ですが! サーリセルカ村からバスで10分ほどにあるカウニスパーという丘では、あろうことかヘルシンキでのそれを上回る超・強風が吹き荒れてました!

吹雪が吹いていたサーリセルカの丘カウニスパー
こんな所で一人で行き倒れたら間違いなく死にます

あの場所に5分といたら本気で呼吸困難になって多分死んでたので、すぐにレストランに入りました。

またしても強風の恐怖が。恐ろしや。

まとめ:冬のフィンランドの強風はまじで殺しに来てる

以上、フィンランドの冬の時期は気温よりも強風に注意せよという話でした。

もっともこれは気温が一定以上低くなってからなので、厳密に言うと「気温がある程度以上低くなったら気温の上下より風の強さに注意しとけ」ということでしたが。

冬のフィンランドは気温と強風の他にも、現地人が鬱になるレベルで日照時間が短くなるという試練もあります。

日照時間についても僕の体験談を書いていますのでご覧ください。

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