こんにちは。めいげつです。

海外に出ることすら難しかった数十年前に比べ、現在は海外留学に行く人が増えました。海外で数年を過ごす長期留学以外にも、数週間から数ヶ月程度の短期の語学留学など、選択肢が広がってきました。

こんな現代だからか、「留学なんて無駄」といった言論がよく聞かれるようになりました。これを書いている僕も、長期留学を経験したクチです。

ではどういうときに留学が無駄になるのかを考えた結果、その理由は「ただ1つ」であることに気づきました。以下シェアします。

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留学が無駄になるのは、貴方が「無駄だった」と思った時です

シベリウス公園のベンチ

留学した経験が無駄になるの理由は、たぶんこれに尽きます。そう、留学したあなた本人が「無駄だった」と思った時です。

正直これは留学だけじゃなく、どんな経験にでも言えることだと思いますが。ですが今回は留学に限定した話をします。

まあこうなる理由は簡単。当人が自分の留学経験を「無駄だった」と切り捨ててしまえば、その経験を活かす努力をしなくなるからです。その結果留学経験が活きずに本当に無駄になります。

この「努力」っていうのは、なんでも良いんです。留学した時に困ったことを後輩に話してあげるでも良いし、無料ブログで留学の体験記を書くだけでもよい。やる気にあふれる人なら語学レベルを維持するために頑張ったり、留学中に得た友達と何かをするなり。

特に留学体験記はいいですよ。留学する前の段階の人ってめっちゃ不安なので、留学を体験した人のアドバイスなんかがあるともの凄く役に立ちます。多少なりとも不安が和らぎます。

この「努力」は、最悪人の目に見えるようなものでなくても良いです。特に人の役に立ててなくても、「あの時期があったから今の自分がある」と思えれば、貴方の留学経験は無駄ではないはずです。

留学が無駄だったかもしれないと思う原因

シベリウス公園にある道

それは「リターン」が絡む時ですかね。特にお金やキャリアに関するリターン。

確かに留学って多大なお金と時間を消費するので、それがリターンに繋がらないとかなりキツいですよね。

留学するのは大半が学生かと思いますので、「就活(での成功)」というリターンが典型的な例でしょう。今のご時世留学に行った事のある人なんてごまんといるので、就活で大きなアピールポイントにならずに「私の留学って何だったのかな」と思う人もいるかも知れません。

あとは語学力が思ったほど伸びなかった時でしょうか?

でもちょっと考えてみましょう。

留学経験が就活で活きなかっただけで、全くの無駄になるんですかね? 語学力が思ったほど上がらなかったから無駄なのかな?

確かに就活という場は、留学の結果を測る分かりやすい機会かもしれません。

語学に関しても、語学(主に英語)力を上げるための留学だったのなら気持ちは分かりますが、思ったより伸びなかったのなら、それはただの失敗ですよ。失敗は次に活かせばいいんです。日本にいても語学は伸ばせますし。

それに就活のネタ集めや語学の他にも、留学中にやったことってたくさんあるでしょう。まず住み慣れた土地を飛び出して、言葉もろくに通じないような場所でそれなりの期間生活できたんですから、それだけで結構なものです。

そこで出会った人がいたり、それで思いがけず価値観が変わったりして(別に人に会わなくても価値観は変わりますが)、その後の考え方に少しでも影響を与えたりなど。

こういった経験ってそれこそプライスレスで、あなたがその場所に留学しなきゃ得られなかったものだと思いますが、それが「お金にならない」とか「面接で受けが悪かった」だけで「無駄だった」切り捨てていいんですかね。

せっかく貴重な経験をしたんで、そこは「無駄だった」と捨てたりせず、無駄にしないように頑張るべきじゃないかなと思います。頑張るフィールドなんて探せばいくらでもありますよ。

まあお金を時間を大きく使っているのでこういう考え方は「甘い」と言われそうですが、まあ考え方の違いです。

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僕の場合

ヘルシンキ大聖堂

僕は世間でよくいわれるような、典型的な「留学を成功させられない類の人間」でした。

留学すれば何か変わると思っていたし、語学も自然と伸びると思っていたし、就活で絶対に役に立つとも思ってました。

ただもちろん、留学前から語学(英語、フィンランド語)と専門分野の勉強はしてましたよ。正直全然足りなかったけど。

留学中の初期段階(1ヶ月経ったくらい)で、留学だけで就活のアピールをするのは現実的じゃないなと悟ったし、語学は留学先にいるだけじゃ伸びないと気づきできるだけ英語と現地語に触れるようにしました。

留学して何か変わったかというと、まあ変わりましたね。人生観を根底から覆すような大きな変化じゃありませんでしたが。

帰国後は留学センターが主催するイベントに顔出してアドバイスのようなものをしたり、1年経った頃にはこのブログで発信することを始めました。欧州の大学で用いられる単位ectsについて書いた記事なんかはまさにそれですね。

かなりの閲覧数を稼いでくれているので、役に立っているのかな。ならいいな。実際にヘルシンキ大学へ留学を考えている人からコメントも貰えたし。

アルバイトでもある程度語学力を活かせたと思います。外国人(特に欧米系)のお客さんの多いお店だったので。

そしてやはり、あのフィンランドでの1年間があったからこそ今の自分があるので、僕はそれを「無駄だった」として否定したくはないですね。

まとめ

以上、留学が無駄になる理由をつらつらと書きました。僕がこんなことを書いているのも、一時期「自分の留学経験は無駄だったのかなあ」と思うことがあったからです。

もちろんここで紹介したバイトやブログでなくとも、貴方の留学経験を生かせる場はきっとあるかと思います。直接活かせていると実感できなくても、何らかの形で役に立っているなら儲けものです。

世の中、就活やお金だけが経験を測る唯一の目盛りではないのですよ(もちろんお金はめっちゃ大事ですけど)。僕も2年半前の自分に言い聞かせたいところです。