こんにちは。めいげつです。

ギリシャ南の沖合い、エーゲ海に浮かぶ島、サントリーニ島。白亜の建物と青いドームのコントラストが織り成す絶景は、常に世界中の観光客やインスタグラマー達を魅力し続けています。

このページでは、ギリシャ観光の目玉ともいえるサントリーニ島を旅行するときに、筆者が事前に知っておきたかったことを中心に5つお伝えします!

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フェリーの港は崖の下

サントリーニ島(ティラ)へフェリーでアクセスするときは、基本的にアティニオス港に到着することになります。

しかしサントリーニ島は町の大部分が海抜400メートルほどの高さにあり、港はもちろん海面近い所にあります。

そして港と市街の間にゆるやかな坂などなく、基本的に急な坂を上ることになります。まあ「崖」は言い過ぎですが。

高さがあるうえに距離もかなりあるので、正直歩いていくのは不可能かと思います。

港にはレストランなどもあってフェリーから降りると軽食をとりたくなりますが、フェリー到着から時間がたつにつれてタクシーの数も減っていきます。僕は昼食をとって時間を潰したためタクシーを探すのに苦労しました。

なのでフェリーを降りた後は、できるだけすぐにタクシーを捕まえましょう。でなければ車やバイク等をレンタルしましょう(港にはレンタカーを取り扱う店もあります)。

ちなみに市街へのアクセスは、高低差がない分サントリーニ空港からの方がよっぽど容易です。

水道水は飲まないほうが良い

これはヨーロッパあるあるですね。

一部水道水は飲んでも良いと言っているサイトがありますし、ホテル等によっては管理を徹底していて、水道水を飲んでも大丈夫な場所もあるかもしれません。

が、個人的には飲まないことをおすすめします。ヨーロッパの他の国でもあることですが、水道水には多量のカルキ(石灰)が含まれていることが多く、お腹の調子を崩しかねません。水道管そのものの質が悪いこともあり得ます。

サントリーニ島のホテルで僕も試しに水道水を口に含んでみたのですが、とても飲用とは口が裂けても言えない酷い味がしました。それに水道水を出していると、うすい泥水のような色になったことさえあります。

これは安宿だったからかもしれませんが、実際に旅した僕としては飲んでも健康は保証できません。一方、シャワーの水は平気でした。

正直にスーパーでペットボトル入りの水を買うようにして下さい。

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絶景スポット・イアは結構遠い

サントリーニ島イアの白い街並みの写真

三日月形をしたサントリーニ島本島(ティラ)の北端にあるイアは、サントリーニ島屈指の絶景スポット。

サントリーニ島の白亜の絶景は、このイアと中心街フィラ(Fira)に集中しています。イアは夕日でも有名な場所ですね。

しかしその人気ぶりを反映するかのように、イアのホテルは1泊5万円クラスのものばかり。バジェットトラベルをご所望の場合、これでは大きな痛手です。

1泊1万円以内に抑えたいなら、基本的にフィラ周辺(少ないですが)か、さらに離れた場所に泊まらざるを得ません。

フィラ周辺で泊まれるならまだ良いのですが、それより遠くなってしまうと、イアへのアクセスは少し大変です。基本的に歩いて行ける距離ではないですし、サントリーニ島は地形の起伏が多いため非常に大変。

幸運なことにバスが周回していますが、もしイアで夕日を見て夕食をとった後は注意が必要。夜遅くなるとバスが少ないか、なくなる可能性があるので十中八九タクシーを呼ぶことになります。

そしてタクシーが限られると、タクシーが唯一の交通手段になります。観光客は多いので取り合いになること請負です。ホテルがイアから遠い時は、バスがある内にさっさと戻ることをおすすめします。

※アクセスの良さをお金で買うという意味ではありだと思います。実際ストレスも少ないでしょうし、高いホテルは設備が非常に整っていますので。

夕暮れ前のイアは絶望的に混雑する

サントリーニ島の北、イアの岬で見た夕焼け

引き続きサントリーニ島の名所イアの話題です。

先ほども少し触れましたが、イアは夕日が非常に有名な場所です。イア要塞(Oia Castle)などのお誂え向きなインスタ映えスポットは特にそう。それゆえ、世界中から観光客が集まります。

つまり日が傾く時間から日没しばらくするまでの間、イアは超・激混み状態になります。イアに向かうバスはぎゅうぎゅうという程でなくとも混雑します。

日が沈んだ後の帰り道はもっと酷くて、基本的に一本道なため人で一杯になります。正直、この一本道より行きのバスの方が空いているくらいです。

僕がサントリーニ島に行ったときは6月初旬で観光ハイシーズンの始め。イア城で夕日を見た後の帰り道は、人が多すぎてスペースが全くなかったほどです。

あまりに前に進まないので、途中の本屋さんにしばらく避難してやり過ごしました(Atlantis Bookstoreというお店です。浮世離れしていて中々お洒落な場所ですよ)。

どうしても夕日をいいポジションで観たいという方は、かなり早い時間から場所取りをする必要があります。日没30分前とかでは全然甘いくらいです。

それかもし可能なら、居合わせた他の日本人旅行客と組んでローテーションを回しましょう。僕はそうして無事夕日とイアの街並みをいい場所から撮れました。

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アップダウンの激しい地形に注意

サントリーニ島でよくみられるロバのタクシー

サントリーニ島は火山活動でできたカルデラ地形が特徴的な島。そして起伏が非常に激しい場所でもあります。

特にイアやフィラの街は坂に作られているので、アップダウンがさらに激しい。

もちろんエスカレータのような文明の利器はなく、階段を上り下りすることになります。足腰に自信がないと歩いて回るのは正直厳しい場所です

そして港の項目でも少し触れた通り、そもそもサントリーニ島の町はすべて海抜400メートル程の高さにあります。フェリーで到着した人やビーチを楽しんだ人は、まずその高さまで登る必要があります。

こうした地理的な理由からか、サントリーニ島ではロバさんタクシーをよく見かけるんですよね。上り下りは大変なので、ロバの背中に乗ってらくらくと上り下りできます。

危険なほどたくさんいまくるというほどではないですが、ロバさんタクシーの通行は邪魔しないようにしましょう。

「死に犬現象」は実在する

横たわる犬の写真
jenfaz / Pixabay

最後はちょっと番外編的なことを。

村上春樹は著書『遠い太鼓』の中で、ギリシャで散見されるというこんな現象について記しています。

それから犬がいる。椅子の足もとで、二匹の茶色い犬がごろんと横になったまま身動き一つしない。生きているのか死んでいるのか、まったくみわけがつかない。これはスペッツェス島に限らず、全ギリシャで日常的に見受けられる現象である。僕はこれを「死に犬現象」と呼んでいるのだが、とにかくギリシャの犬は暑い午後にはみんなこんな風に、ぐったりと石のごとく眠るのである。もう本当に文字どおり、ぴくりとも動かない。

村上春樹『遠い太鼓』より抜粋

いやいや冗談だろうと思われるかもしれませんが、 これがかなり本当なのです。

僕はアテネでは見かけませんでしたが、サントリーニ島では度々見かけました。

必ずしも椅子の足もととは限りませんが、ちょっと気にしてみると、イアやフィラの道端に犬が転がっているのが分かります。気にして探してみると楽しいかも知れません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は僕のサントリーニ旅行での体験をもとに、サントリーニ島を旅行する前に知っておきたかったことをあげてみました(死に犬現象は知っていましたが)。

サントリーニ島を旅行するなら、1つでも知っておいて損はないと思います。

最後の項目は半分くらいネタなのですが、こんな小ネタだったり、町の歴史なども知っておくと(国内外問わず)旅行ってさらに楽しくなるんですよね。あとは旅行が複数の都市にまたがる場合は、「これだけは全都市でやる」みたいなルーティーンを作るとか。

せっかくの絶景の島なので、ぜひとも余裕ある旅を楽しんでください。