こんにちは。めいげつです。
今回はバイエルンチケットを使い、バンベルクからニュルンベルクへ向かう道中でバイロイトへ寄り道をしたので、その様子を書いていきます。
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バイエルンチケットでバイロイトに寄り道
フランクフルトからバンベルクまでは格安バスの代表格Flixbusを使えたものの、バンベルク→ニュルンベルクのルートがFlixbusになかったので、今回は電車を使うことにしました。
そして電車旅ならば、バイエルン州内の交通機関が一日乗り回せる「バイエルンチケット(Bayern-Ticket)」を使えばどこかに寄り道できる、と考えました。
バイエルンチケットは、あらかじめスマホに入れておいたDBのアプリ「DB Navigator」上で当日に購入しました。拍子抜けするくらい簡単に購入できます。26ユーロ。
バイロイト駅に到着です。
バイロイトといえば、世界遺産にも登録されているバイロイト辺境伯歌劇場。そこの英語ガイドツアーが13時開始とのことだったので、その時間に間に合う電車に乗りました。
着いたのは12時を過ぎたくらい。少し早すぎる気もするものの、遅すぎるよりはマシでしょう。
重いバックパックを駅のロッカーに放り込み、街へを繰り出しました。たしかロッカーは3.5ユーロだったかと思います。
この直前までいたバンベルクは中世の街並みが残る町だったので(駅からも割と近い)、バイロイトに着くと一気に街並みがモダンになった気がしました。
そのまま大通りを歩くと旧市街にたどり着きます。
この辺りから旧市街が始まるのでしょう。平日でお昼前という時間のせいか人もまばらで、なんだか落ち着いている印象です。
皮でも用水路でも何でも良いですが、水の流れる町の風景っていいですよね。
バイロイト辺境伯歌劇場のガイドツアー開始までまだだいぶ時間があったので、まずは教会巡りをしました。
こちらは聖母教会(Schloßkirche Unserer Liebe Frau)の内装。教会の厳かは空気感は変わらないものの、うすいピンクのかかった、可愛らしくほんわかした趣きの内装で面白かったです。
聖母教会を出てしばらく歩いていると、
また大きな教会が静かに現れました。聖トリニティ教会です。町中を歩いていると大きな教会が街角から突然、しかしだんだんと出てくるのが、ヨーロッパの旧市街の面白い所。
内装がシンプルなところを見ると、プロテスタントの教会でしょう。オルガン(パイプではない)を弾きながらしゃべっている二人がいました。オルガンの弾き方を教わって/教えていたのでしょうか?
この教会には、キング牧師のストーリーのパネルがありました。全てドイツ語だったのでほとんど読めませんでしたが。
そして、そろそろガイドが始まる頃かと思い、今回の目玉バイロイト辺境伯歌劇場(Markgräfliches Opernhaus)へ。……と思ったらまだ時間があったので、周囲をブラブラしていました。
そして13時なると、ツアーが始まりました。参加者はなんと私だけでした。
この空間を独り占めでした。
ガイドツアーとはいってもガイドさんが話すのを聞きながら見て回るスタイルではなく、歌劇場を紹介する動画(ドイツ語+所々英語字幕付き)を見て、その後は自由に歩き回れる感じでした。
この中でぽつねんと座りながら動画を見た後は、ただこのごう牙な飾り付けに圧倒されつつ写真を撮りまくり、舞台の脇にある出口から退散しました。
正直な感想としてはちょっと豪華すぎて目に毒だな、と思ったこと。バロック様式のカトリック教会とかが自分の好みです。
中の壮麗さに対してこのロビーのシンプルなこと。
歌劇場を出た後は、スーパーで出来合いのものを買って食べました。ワグナーの歌劇場にも行こうかと考えたましたが、疲れたのと経済的な理由とで断念。特にワーグナーとファンでもないので。
バイロイト中央駅へ戻り、ニュルンベルク行きの電車に乗ったのでした。ニュルンベルク旅行記へ続く!
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