トップ画像はここで紹介しているお菓子ではありません(リコリスが混ざっててそれっぽいけど)。

海外のスーパーって意外と見落としがちな観光スポットですよね。

僕も海外旅行をしている時は毎度必ず現地のスーパーに立ち寄るのですが、現地の人がどんなブランドのどんなものを買って生活しているのか、少し垣間見えるような気がします。ついでに小腹満たしのお菓子だったり、お酒だって買えますもんね!

というわけで今回のテーマは、フィンランドのスーパーで買える、お土産におすすめなお菓子4選!

(実はAmazonでも購入できるというのはここだけの噂。ちょっと高いけど。)

【重要】新型コロナウィルスの流行に伴い、各地で入国制限および入国後の隔離等の対策がとられています。詳細は各国大使館等のページを確認していただくとともに、各国の感染症危険状況については、外務省の海外安全ホームページ等をご確認ください。

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バラマキの定番。Karl Fazerのチョコレート

まずは定番のお菓子から。

Karl Fazer(カール・ファツェル)は、1891年創業のフィンランドの老舗お菓子メーカーです。Fazerのチョコレートは本当にフィンランドのどのスーパーに行っても見かけます。

キャンディなど様々なお菓子を作っているFazerですが、まずおすすめするのはチョコレートです。

Karl Fazerの名をそのまま冠した、濃いブルーのパッケージが特徴的なミルクチョコKarl Fazer(フィンランドで最も人気のあるブランドと自負しています)、ミントのペーストが入ったFazer Mintなどなど。

そして、日本の芸者からインスピレーションを得たヘーゼルナッツ入りのミルクチョコGeisha(名前もそのまま。開発者のPeter Fazerさんは東京オリンピックにも来たのだとか)というのもあります。

これらはチョコレートが1つ1つ丁寧に個別包装されているので、大人数に配るのに最適です。フィンランドに行ったとき、バラマキ用のお土産に困ったらまずFazerチョコを考えてみてください。5ユーロ程度で購入できますよ。

……まあこれらはAmazonでも買えてしまうのですが。

フィンランド土産といえばこれ。サルミアッキ

次もフィンランド土産の定番中の定番、サルミアッキ(salmiakki)! 「世界一まずい飴」としてあまりにも有名ですよね。

真っ黒な見た目で変に柔らかいのもなかなか衝撃ですが、気になるのはやはり味。

リコリスというハーブと塩化アンモニウムという危険そうに聞こえる物質で作られています。自動車のタイヤのゴムのような味、とかさんざんな言われ方をしていますが、それも頷けるくらいの衝撃的な味です。

実は、サルミアッキといってもいくつか種類があります。

一番有名なのはFazer社から出ている、白黒ハーレクインチェック模様のパッケージのものですね。一番オーソドックスなもの。

そしてSuperと名のつくものの、ミントのようなスーッとする味のお陰で通常のサルミアッキよりも食べやすいSuper Salmiakki

Pantteri(パンッテリ)というものもおすすめ。パッケージにヒョウが描かれているのでえげつない味を想像しますが、実は砂糖がかかっていて他のサルミアッキに比べて食べやすいんです。

Pantteriは40年以上続くロングセラー商品なのだとか。

ここで紹介したサルミアッキはすべて1ユーロ~2ユーロ未満で買えるので、あまり財布に深刻なダメージを与えずに買うことができます。 ほら、大量に購入しても仕方ないですし。

そのほかにも、Koskenkorva等のブランドが出しているサルミアッキ味のウォッカ(僕は大の苦手ですが)もあるし、Fazerカフェでも楽しめるサルミアッキ味のアイスなど(アイスはサルミアッキ界隈では食べやすい方ですが、何分アイスなのでお土産には不向きかも……)。フィンランドに観光に来たらはずせない逸品です。

フィンランドに来たら、ぜひサルミアッキを楽しんでください。その衝撃を日本のお友達とシェアしちゃいましょう。ただし冗談の通じる間柄の人限定で……

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フィンランドの隠れた名物!100%キシリトールのガム&タブレット

フィンランドのキシリトールガムを並べた写真

フィンランドのキシリトールガム。右の2つはキシリトール100%で、各々90gと130gと大容量

フィンランドは歯の先進国。しかもキシリトールの実験がされた国でもあります(キシリトールの材料となる物質は白樺からとれ、白樺派はフィンランドに大量に自生しているため)。

そのためか、食後にキシリトールガムやタブレットを口に含む習慣のある人が多いように思います。

そして、スーパーマーケットではたくさんのキシリトールガム見られます。日本ではおそらくスーパーでは売っていないキシリトール100%のガムも、3ユーロ程度と圧倒的な安価で手に入ります(しかも100g前後の大容量で)。

JENKKI(イェンッキ)、Fazer社から出ているXylimax(キシリマックス)が2大ブランドで、味の種類が本当に豊富で選ぶのに困ってしまいます。

僕の個人的なおすすめはオレンジ色のパッケージにムーミンシリーズのフローレンのイラストがかわいい、Xylimaxのラスベリー&フルーツ味。日本のガムに比べて味がすぐになくなるけど、美味しいのでキシリトールを摂取する習慣がつきます。

100gと他のガムに比べてたくさん入っていてお得ですし、それにムーミンが描かれていてフィンランド感満載。フィンランド土産にぴったりではないでしょうか!(見せられる画像がなく忸怩たる思いです)

それとオーソドックスなものでは、3種類の味(フルーツ、ペパーミント、スペアミント)のガムが1つのパッケージに入っているもの(写真右)。こちらもXylimaxです。

こちらもとても食べやすいので、ムーミンのガムに飽きたらこっちを噛んでいました。ミントはすーすーし過ぎず少し甘みがあって、フルーツ味は少し甘めのオレンジ味。

キシリトール入りタブレットも、1箱40グラムで1.7ユーロと圧倒的なコスパで手に入ります。キシリトールを使った虫歯予防を真剣に考えるなら、フィンランドでキシリトールがむやタブレットを大量購入できると最高ですね!

フィンランドの人気キャラクターがかわいいムーミングミ

こちらもFazer社製。オレンジのパッケージに大きなムーミンのイラストがあるフルーツ味のかためのグミです。リトルミィのイラストが描かれたパッケージもあるようです。

5つの違った味があるカラフルなグミですが、ムーミングミと言ってもただムーミンのイラストがあるだけではありません。1つ1つがムーミンやリトルミィ等ムーミンシリーズのキャラクターの形をしているグミなんです。

日本の鮮やかな味のフルーツグミ(果汁グミとか)に比べて、味の鮮やかさは控えめです。ちょっと固くて歯ごたえがあります。

フィンランドのグミにありがちな、フルーツグミの中に何気なくサルミアッキが入ってる、という罠もないので安心して楽しめます(このページのトップ画像みたいな感じ。これ本当によくある話なので、サルミアッキ苦手な方はご注意を……)。

ムーミングミもAmazonで購入できちゃいます。

 

サルミアッキの混じったフィンランドのグミTutti Frutti

所々にサルミアッキの黒い影がみえる、フィンランドのポピュラーなグミ。なんと3種類ものリコリスが……!

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最後に

いかがでしたか。今回はフィンランドのスーパーで買えるお土産4選を紹介しました。図らずも全てFazer社の製品となりました。

ヘルシンキ観光については、ヘルシンキ交換留学経験者である僕が、定番の観光名所とマイナーな観光スポットを紹介しています。

定番観光名所は「フィンランド留学経験者がヘルシンキの定番観光名所12選を紹介する。」を、マイナーな観光スポットについては「少し寄り道しません?ヘルシンキ留学経験者おすすめのマイナー観光スポット」と「大聖堂とマリメッコだけじゃない。ヘルシンキのマイナー観光地まとめ」をぜひご覧ください。

Hearder Image by HardyS / Pixabay