タグ: 社会言語学

ギリシャ語で書かれた本の写真

ダイグロシアとは?バイリンガルとは少し違う言語の棲み分け

こんにちは。めいげつです。

ダイグロシア」。2つの言語や方言が混在する状況を表す際に使われる言葉ですが、単なる2言語併用や2言語共存を指す「バイリンガル」とは似て非なる言葉です。

一見何かの聞きなれない病名のような物々しさをもつ言葉ですが、実はこの「ダイグロシア」、日本人を含む多くの人に関係する言葉です。では、「ダイグロシア」一体何なのでしょう。

鳥の巣

言語の巣とは?消滅危機にある言語を次世代に受け継いでいく試み

こんにちは。めいげつです。

少数言語、あるいは消滅危機言語。世界には何千もの言語があると言われます。10言語あたり4言語(40%)の言語が消滅危機にあるとされます。

日本のアイヌ語やスカンジナヴィアのサーミ語などがその代表。大言語の話者である語学オタクとしてはロマンをそそられる響きではございますが、言語そのものやその話者にとっては非常に深刻な問題です。

消滅危機にある少数言語を保護するために、各地では様々な施策がとられています。今回はそういった施策の1つである、言語の巣についてです。

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén