僕は料理をほとんどしません。お菓子作りなんて人生で5回くらいしかしてません。それにもかかわらず、たまに思いつきでレシピなしで作った料理が不味かった試しがないので、料理についてはそこそこのものを作る才能があるんじゃないかと思います。

そして今回はお菓子作りに関して、季節外れもいいところな話をしようと思います。

僕は今年のホワイトデーにフィンランド風シナモンロールを手作りし、母と姉に贈りました。バレンタインデーにチョコを買ってもらったのでそのお返しとしてです。この時、手作りのプレゼントというのは贈り手ももらい手も嬉しくなる最高のものだと思いました。今回はホワイトデーになぜシナモンロールを手作りすることにしたのかについてです。

あ、今回の登場人物は僕と母と姉だけなので、バレンタインやホワイトデーにありがちなラブロマンス的要素は一切ありません。あしからず。

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正直いうと、あまり乗り気じゃなかった

始めにこんなことを言うとかなり顰蹙を買うでしょうね。バレンタインにチョコを貰っといて何言ってんだという声が聞こえてきそうです。ただ、バレンタインに限らず、特定の日に決まってプレゼントを渡すという行為自体に気が乗らなかったんです。

理由の一つは、なんとなく強制されている気がするから。実際に誰かが僕に対してプレゼントを強制しているわけではないので誰のせいでもないのですが。ただ、何となくプレゼントを贈らないといけないという風潮があるような気がするのがよく思えなかったのです。今日は何の日だから誰々にプレゼントをあげなきゃいけない、なんて気持ちよりも物が先行していて本末転倒な気がする。お返しを前提とした贈り物っていうのもそうで、何だかとっても変。そんな贈り物にどこまで気持ちが込められているのか正直分からないです。

もちろん、普段親御さんに直接感謝する機会があまりない人にとって、母の日や父の日のプレゼントがきっかけになって親に感謝を表すことができるのは素敵なことだと思います。ただ、僕はバイト帰りにちょっとお酒を買って親と一緒に楽しんだり、家事を手伝ったり、一緒に出掛けたりと日頃から自分なりに感謝を伝えているつもりなので、母の日だから必ず贈り物をしなければならないというのはちょっと違うのかなと個人的には思います。「その程度で親の恩が返せると思うなよ!」と引っ叩かれそうですが、もちろんこれで十分とは全然思っていないし、そもそも親の恩は返しきれるものとも思わないので、今後もできる限りずっと続けていきたいです!

二つ目は経済的な理由。これもかなり大きいですね。僕は大学生らしくアルバイトをしているので、基本的にプレゼント等を買うときは当然ですが自分で稼いだお金を使います。ですが、僕はある程度自分で学費を稼がないといけないし夏休みの旅行のために貯金をしていたので、手元に残ってすぐに使えるお金はほんのちょっとです。もし何千円ものブランド物のチョコレートなんか買おうものなら一銭も残りません。友達付き合いもあり行きたい場所もある大学生にはかなり辛いことです。

三つ目。何だかんだとプレゼントをあげるのが億劫な理由をつらつら書いたのですが、贈らないのもそれはそれですっきりしません。優柔不断です。ましてバレンタインなんかは他のプレゼント発生イベントと違って「返さなきゃいけない」というプレッシャーがあるのでなおさらのこと。

以上のことを踏まえて、今回は材料を買ってお菓子を手作りすることに決定。

何だかんだ手作りが一番。

姉から何とかっていうブランド(もはや覚えていない)のチョコが欲しいと冗談交じりにと言われていたのをガン無視して、自分でフィンランド風のシナモンロールを作りました。パン作りは人生で初めての挑戦だったのでどきどきしましたが、その割には上手に作れたし、結果これで良かったと思っています。姉から不満の声もなかったし。

なので、手作りにして良かったと思います。相手を喜ばせるためには、無理してブランドの高いチョコレートを買わなく必要は必ずしもなかったわけです。以下、シナモンロールを手作りしてよかった理由をいくつか。

理由その1:安い。

これを一番に持ってくるあたり僕の守銭奴レベルはかなりのものだと思います。

だけど、これって本当に大きい。中力粉は家にあったものを使ったので、材料費は全て合わせてもたったの1500円。それで浅めのバスケット山盛り3つ分つくれました(多すぎるので3回に分けて作りました)。ホワイトデーの頃の僕のお財布事情はかなり厳しかったのでまじで助かりました。これで作る側はハッピー。

シナモンロールに限ったことではないですが、本格的なものを同じ量買おうとすると、下手をすればこの何倍もの出費になります。お金を節約できる分自分で作らなければならないので時間もかかりますが、自分で作ってみた経験と、次にあげる気持ちが込められるという理由で補って余りあります。

理由その2:気持ちが込められる。

二番目に挙げといて何ですが、これが手作りプレゼントで一番大きい長所ではないでしょうか。手作り自分でレシピ探し、材料を手に入れ、時間をかけて作るので気持ちの込められ具合が段違いです。それに手作りのハードルは高くなく、完璧なものが作れずとも、ある程度美味しいものができればそれこそ完璧です(あまりに壊滅的な出来だったら分かりませんけど)。

もちろん、お店で出来合いのものをあげたら気持ちがこもらないという訳ではありませんし、お金をかけたほうが喜ばれることもあるでしょうが(お金だって手間暇かけて苦労して手に入れるものですからね)、やっぱり個人的には自分で手を動かして作ったほうが良いように思えます。これで作る側ももらう側もハッピーになれます。

理由その3:フィンランドに住んでた感が存分に出せる

今回作ったのはフィンランド風のシナモンロール。フィンランドに10ヶ月住んでいたのに、フィンランドの料理を作れないとあっては中々恰好がつかない。僕は料理をする人ではありませんがそう感じてました。なので今回フィンランドという国のお菓子を選んだことで僕が「フィンランドに住んでいた」ということを再度アピールすることができたと思います。これで作る側が再びハッピー。

今回は、僕がホワイトデーにシナモンロールを作った話をしました。シナモンロールのレシピはSaimaaLifeというウェブサイトにあるこちらのレシピを使いました。お菓子作りどころか料理すらほとんどしない僕にしてはかなり上手にできたと思います。ただ、かなり甘さ控えめにできたので、次回からは砂糖を多めに入れようかと思います。

ホワイトデーに作ったシナモンロール

ホワイトデーに作ったシナモンロール。砂糖の代わりに砕きアーモンドをかけました。さらに同じ量をあと2回作れました

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