なんかブッ●ング●ットコムのキャッチコピーみたいな題名になってしまった。

こんにちは。複数の言語を同時に勉強してるのでよく言語が混ざってしまう明月です。

今回はフィンランド語の話をします。

ヘルシンキにいるときに何冊かフィンランド語の本を読んだのですが、そのうちの一冊が、『Muumipeikko ja Pyrstötähti』。これは日本でも有名なムーミンシリーズの3冊目『ムーミン谷の彗星』のフィンランド語版です。

その本の冒頭に出てくるのが次の一節。

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―Silloin meidän pitää ottaa voileipiä mukaan, sanoi Muumipeikko. ―ja mehua.”

「それならサンドイッチとジュースを持っていかなきゃ」ムーミンは言いました。

日本語版の本は返却期限が来て返してしまったので上の和訳は僕が適当にやりました。こちらのサイトによるとスウェーデン語では「Då måste vi ha smörgåsar med oss, sa mumintrollet. Och saft.」であるようです(余談ですがフィンランド語の本とか記事って「〇〇は言いました」的な文を会話文の間に挟むことがあるんですよね)。

このセリフは、スニフが新しい道を「発見」したことをムーミンに伝え、二人が冒険に向かうための準備をしようとしたときにムーミンが放った一言です。二人のたわいのない会話の本の一部分に過ぎないのでそれがどうしたって人もいるかもしれませんが、実はフィンランド語版ペーパーバックの裏表紙にも引用されているんです。これって何か意味があると思いませんか。僕は先日この本を読み返していた時に、このフレーズを見てグッと来ました。あまりにグッと来ちゃったので自分のラインのステータスメッセージにも設定しちゃいました。

『ムーミン谷の彗星』フィンランド語版の裏表紙

『ムーミン谷の彗星』フィンランド語版の裏表紙

以下、あくまで僕が個人的に感じたことです。

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「冒険」への準備

僕はいわゆる「就活」をしていないので、卒業後の進路は全く決まっていません。まあしばらく働くことになるのでしょうが、どこで働くかについては全く分からないままです。

(ちなみに「就活」に鉤括弧をつけたのは新大学4年生が3月ごろから始める特定の「就活」をしていないということで、仕事探し自体は一応しています。大学院のプログラムを探したりワーホリの情報を調べたりもしています)

ですが、やりたいことはあります。海外移住、もっと細かく言えばもう一度ヨーロッパに住むこと。つまりこれが、スニフとムーミンにとっての新しい道を開拓すること、僕にとっての「冒険」であるわけです。今のこの時期は、そのヨーロッパ移住という「冒険」のための、いわば準備期間であるというわけです。

そして準備期間には必要なものを集めなければいけません。もちろんサンドイッチとジュースではなく(スニフとムーミンはまだほんの子どもだと思うので、「冒険」に必要なものといえばくらいかもしれません)。僕にとっての「サンドイッチとジュース」とは、移住のための資金や、仕事を得るためのスキル、移住のための情報です。二人とは違い僕はまだ「冒険」の舞台となるべき移住先も決まっていないので、そこも決めないといけません。

この準備期間はいつまで続くか分かりません。卒業と同時に終わるかもしれないし、卒業後もしばらく続くかもしれません。

言ってしまえば僕はまだスタートラインに立っていないわけで、いつかは冒険に旅立つ時が来ます。それならお金を稼ぎ、スキルを磨き、情報収集を入念にやらなきゃ。

Silloin minun pitää ottaa rahaa ja työkokemusta mukaan, ja tietoja.

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以上、『ムーミン谷の彗星』の一文と自分の状況を勝手に結び付けてみました。お付き合いありがとうございました。

はあ、読書が進まないな。

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