こんにちは。最近はあまり満員電車に遭遇しない明月です。

ヘルシンキはとてもコンパクトな町ですが、すごく交通機関が発達しています。特に中心部では、電車、メトロ(昨年には隣のエスポ―市まで開通!)、バス、トラム(路面電車のようなもの)が常に走っています。

僕が目的地までの所要時間を調べるときは、ヘルシンキ地域交通局HSLが運営する「Reittiopas」というサービスをもっぱら使用していました。英語ではJourney Planner。HSLのホームページでも調べられますが、単純にルートを調べるだけなら前者の方が手っ取り早いでしょう。ルートを調べるだけならGoogleマップでも良いのですが、Reittiopasには他にも小さいけど便利な機能があります。それをここで紹介します。

本記事で使用されている画像は全てウェブサイト「Reittiopas」スマートフォン版の画面を筆者の携帯端末で撮ったスクリーンショットです。

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Reittiopasの基本的な使い方

reittiopasのトップ画面

こちらはスマホ版。Reittiopasにアクセスしたら、「Search origin, route or stop」にまず出発地点を入力。位置情報をオンにしていれば自動的に現在地が出発地点として入力されます。もちろん現在地以外の場所でもOK。出発地点と目的地のところに入力するのは、基本的に「Aleksanterinkatu 52」のような住所と、「Helsinki Cathedral / Helsingin Tuomiokirkko」のような場所の名前です。場所の名前は入力しても候補が出てこないことがあるので、住所のほうが確実です。ちなみにマップ上で探して「Route from here(ここからのルート)」か「Route here(ここまでのルート)」をタップすればちゃんと設定してくれます。

reittiopasの出発地点検索画面

筆者は今日本にいて位置情報はもちろん使えないので、ためしに「Helsinki  railway station(ヘルシンキ中央駅)」と入力します。一番最初に出てきた「Helsingin rautatieasema」が正式名称。ここでHelsingin rautatieasemaの右側にある「Timetables」をタップすれば、現時点での電車の発車時刻(「RIGHT NOW」)と、一日の時刻表がみれます。

reittiopasの目的地検索画面

次に「Search destination, route or stop」に目的地を入力します。ためしに「Helsinki Cathedral(ヘルシンキ大聖堂)」にしておきましょう。

reittiopasのルート表示画面

Itinerary suggestionsつまり提案されたルートがでてきました。一番最初に徒歩で行くルートが出てきて、次にヘルシンキ中央駅正面にあるトラム乗り場から4番か7番トラムでのルートが。トラムの出発時刻(線の左側)の下にちっちゃく数字が出ていますが、これが出発地点から一番近い乗り場(駅)から発車する、現時点で一番早いトラムの時刻です。つまり4番トラムなら8時28分発のものに乗りましょうということ。バスやメトロ等ほかの交通機関でも、マークが違うだけで構造は一緒です。

ちなみにここで初めて時刻や日にちの指定ができます。「Settings」をタップすれば、

reittiopasのセッティング

「さらに出発(Leaving at)/到着時刻(Arriving)と使いたい乗り物の種類が指定できます。「Default Settings」のところでは「Fast route(一番速いルート)」、「Avoid transfers(乗り換えの少ないルート)」、「Avoid walking(歩きの少ないルート)」も指定できます。「More settings」をタップすればさらに詳細な検索ができますが、こちらは後で説明します。

もし最初から出発/到着時刻や日時の指定がしたい場合は、HSLのホームページ上の「Journey Planner」を使えば最初から指定できます(「Now」の隣の「Other Time」をクリックすればそれぞれのオプションが出てきます)。

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reittiopasのルート詳細画面

ルートをクリックするとそのルートの詳細が表示されます。あわせてマップも拡大されて見やすくなります。乗り場の名前をタップすれば、その乗り場がある場所の周辺地図を出してくれます。料金も表示されます。ヘルシンキ市内なので一律3.2ユーロ。

ここで、メトロの緑色のマークをタップしてみましょう。

reittiopasのトラム停留時刻表示画面

すると、各乗り場に停車する時刻が表示されます。

reittiopasの停車時刻表示画面その2

緑色の丸いメトロマークが尾を引いているのが見えますでしょうか。これが現時点で一番早く出発地点(に一番近い乗り場)に到着するトラムが今走っている場所です。写真ではトラムは今Ooppera(国立オペラ劇場)とHesperian puistoの間を走っているようです。もうちょっとだけ待つ必要がありそうですね。

さて、先ほどの「More settings」の設定画面がこちら。

reittiopas詳細検索画面

指定できる項目は以下。

  • 「I’M TRAVELING BY」で徒歩か自転車か車を、
  • 「AMOUNT OF WALKING」歩く距離
  • 「WALKING SPEED」で歩く速さ(ゆっくりからランニングレベルまで)
  • 「I WANT TO TRAVEL BY」で使いたい乗り物
  • 「NUMBER OF TRANSFERS」で乗り換えの頻度(具体的な回数は指定できませんが)
  • 「TRANSFER MARGIN AT LEAST」で乗り換えにかかる時間の下限
  • 「FARE ZONES」チケットの種類。ヘルシンキ市内のみ、ヴァンター市内のみ、エリア2範囲内(ヘルシンキ、ヴァンター、エスポー、カウニアイネン)など
  • 「ACCESSIBILITY」車いすを使っているか否か。選択肢は基本的にメトロ以外になるようです(メトロも十分車いすフレンドリーだと思いますが)

↑↑ルート詳細のところに戻る。↑↑

以上、Reittiopasの基本的な使い方を紹介しました。ルート検索のほかにも便利な機能がいくつかあります。

よく使う場所はお気に入りに登録!

読んで字のごとく。よく利用する駅や場所はFAVORITESに登録できます。

reittiopasのお気に入り追加画面

最初のページの「★FAVORITES」をタップして、出てきた「Add location」をタップ。

reittiopasのお気に入り登録画面

試しに「University of Helsinki 」と入力。そしてカテゴリーを決めましょう。わざわざ入力しなくても、「SELECTION」のアイコンをタップすれば自動入力されます(一番左のアイコンを除く)。アイコンは左から家、仕事場、スポーツ、学校、ショッピング。この中にない場合は自分で入力してもOKです。

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reittiopasのお気に入り登録完了した画面

 

追加できました。ヘルシンキでの家を登録したのですが、ヘルシンキ中央駅を出発地点に設定したままになっているので、親切にも家に帰るメトロの時刻まで表示してくれています。地味だけど便利。

シェアサイクルの台数が見られる

実は、ヘルシンキにはシェアサイクルのようなものがあります。市内のいたるところで黄色い自転車が止まっているサイクルポートがありそこから借りて、市内のどこのステーションでも返せるっていうやつです。
Reittiopas上の地図では、各ポートに止まっている自転車の数が把握できちゃいます。

reittiopasの最初の画面

この画像にある黄色い四角の自転車のマークが分かりますでしょうか。Mの左右にあるやつです。そこに小さく「6」とか「2」という数字がありますね。これが残り台数です。シェアサイクル使おうと思ってサイクルポートに行ってみたら一台もなかった! なんてことにならないようにチェックできます。とても便利ではないでしょうか!

 

以上、今回はヘルシンキの交通機関を調べるときに役立つ「Reittiopas」を紹介しました。筆者がヘルシンキにいたときはほぼ毎日利用していたのでぜひ使ってみてください!

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